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リウマチ患者でもインフルエンザの予防接種は受けられる?リウマチでたんぱく質摂取が重要なわけ

 

リウマチ患者はインフルエンザの予防接種を受けておいた方がよいです。

 

●リウマチ患者と免疫

リウマチ患者は基本的に免疫機能が人とは違います。

 

自分自身の体を敵とみなしてしまう構造が出来ているのです。

 

そのため、全面的に免疫力を低くするタイプの薬が使われることもあります。

 

免疫力を低くしてリウマチの症状を抑えるのです。

 

ですが、それらの薬にはやはり問題もあります。

 

全面的に免疫力が低くなるので、本来必要な免疫力が奪われてしまう可能性も十分にあります。

 

このことから、リウマチ患者は感染症には注意すべきと言われるのです。

 

●インフルエンザはメジャーな感染症

誰でも一度はかかったことがあるのがインフルエンザです。

 

インフルエンザで学校が休校になったという思い出がある方もいるかもしれません。

 

インフルエンザは毎年秋から冬にかけて流行する感染症です。

 

リウマチ患者の場合は免疫力が弱っており、インフルエンザから肺炎、脳炎などを起こす可能性もあります。

 

それを防ぐためにもインフルエンザの予防接種は必要です。

 

●予防接種はリウマチ治療に影響はないの?

インフルエンザの予防接種がリウマチ治療に悪い影響を与えることは確認されていません。

 

安心してインフルエンザの予防接種を受けてください。

 

なお、時期は大体10月から11月くらいに受けておくという方が多いようです。

 

 

「抗リウマチ薬アザルフィジン」の皮膚への副作用

リウマチの治療薬アザルフィジンを服用すると、皮膚に副作用が出ることがあります。

 

高頻度で発生する皮膚障害

アザルフィジンを服用すると、1ヵ月で約70%に、3ヵ月では約90%に皮膚障害が副作用として現れます。そのうち、重篤なものはつぎのようなものです。

皮膚粘膜眼症候群(Stenvens-Johnson症候群)

失明の恐れや後遺症も心配されます。

 

中毒性皮膚壊死融解症(TEN)

薬疹の中で最も重症なもので、全身の皮膚が赤くなり、こするだけでずるっと皮膚が向けたりします。全身の皮膚の30%以上がこうしたやけどのような状態になることをTEN(Toxic epidermal necrolysis)といいます。

皮膚が緊張し、やけどのときのような灼熱感や疼痛があります。早期に大量のステロイドによる治療が必要です。

 

紅皮症型薬疹

剥脱性皮膚炎ともいい、全身の皮膚の90%以上が落屑(ぽろぽろと皮膚が剥がれ落ちる状態)を伴って赤くなります。症状は急激に全身に広がり、発熱を伴います。

 

副作用が出たらすぐに医師に相談を

脱毛、発疹、そう痒感、紅疹、口内炎、じんましんなど比較的軽い症状を含めると、非常に多様な皮膚への副作用がアザリフィジン服用時に出ます。かゆみや発熱、発疹、口内炎などが出たら、すぐに医師に相談しましょう。

 

対処としては、一時的にアザリフィジンを中止、場合によっては他の薬に変更します。また、輸液で水分と電解質を補給し、皮膚の症状にはステロイド剤を使用して症状を抑えます。

 

アザルフィジンは妊娠初期にも使用でき、比較的副作用が少ない有効な抗リウマチ薬ですが、人によっては副作用が激しく、使用を続けることができないケースもあります。使用を開始したら、医師の注意を守り、慎重に服用を続けることが大切です。

 

 

リウマチでたんぱく質摂取が重要なわけ 

リウマチは代謝異常によって発症することがある病気です。特にたんぱく質や鉄の代謝に異常が見られることが多く、そのために低アルブミン血症や鉄欠乏性貧血などの症状が起こります。特にたんぱく質の機能が下がってしまうことにより、関節が炎症を起こしたまま修復できない状態が続いてしまいます。

 

リウマチの食事療法というとカロリー制限があげられますが、カロリー制限という言葉から食事の量を減らすイメージをする人がいます。しかしそれをしてしまうと体に必要なエネルギーが足りなくなってしまいます。そもそもリウマチは栄養素をどんどん消耗してしまう疾患ですから、食事の量を減らすというのは間違っているのです。それよりも代謝異常によってどんどん使われる栄養素をどんどん補っていかなければならないのです。

 

食事でたんぱく質を摂取する

たんぱく質は特にリウマチで消耗されてしまう栄養素です。タンパク質は皮膚や骨、血液、筋肉などの人の体を形作る栄養素であり、ホルモンや神経伝達物質などを作る生理活性物質の源にもなります。タンパク質には約20の種類があるのですが、その中には体内で作り出すことができず、食べ物から摂取しなければならないものもありますので、食事によってたんぱく質を摂取することは非常に大切です。

 

必須アミノ酸

たんぱく質はアミノ酸の集合なのですが、上記のように体内で生産することができないたんぱく質のことを必須アミノ酸と言います。良いたんぱく質というのはこの必須アミノ酸の含有率によって決まり、良性たんぱく質というのですが、この良性たんぱく質には大豆や肉類、魚介類、卵、乳製品といった主に動物性たんぱく質のことを言います。つまりリウマチの人はこうしたたんぱく質を積極的に摂取していかなければいけません。

 

リウマチの人は元々の生活でたんぱく質などの栄養素が不足していることが多くあります。リウマチを発症したら、それまでの食生活を改め、特にたんぱく質を軸として食べ物の摂取を考えなくてはいけません。

 

 

関節の変形には日常生活の影響が…!関節リウマチで重要な「関節保護」はどうすればいいの?

関節リウマチでは、関節の炎症と変性に伴う痺れや痛み、また運動制限や変形の他にも、筋力の低下や全身の倦怠感により、日常生活における動作や職業的能力までもが制限されることになります。

 

30~50歳代の女性に多く見られる病気で、関節症状の広がりや経過も人によって異なり様々ですが、慢性進行性の経過をたどることが一般的とされています。しかし、関節の変形には日常生活における手や足の使い方が影響してきます。

 

したがって、日常生活での関節保護が大切になってきます。

 

◆日常生活での関節保護

関節保護の原則は、何と言っても関節に負担をかけないことです。とはいっても手足を全く使わないというわけにはいきませんから、以下の点に注意しなければなりません。

 

1.片手で持てるものも両手で持つなど、1つの関節にかかる負担を小さくする

 

2.鞄などは手で持つのではなく肩や腕にかけるようにするなど、より大きな関節で力を受ける

 

3.同じ体勢を長時間続けないというふうに、関節の一定の位置ばかりを圧迫しない

 

4.安定感があって関節リウマチに好ましいとされる関節運動を行う

 

5.スプリント、自助具、その他の福祉機器を正しく効果的に使用する

 

関節リウマチは全身性の疾患ですから、関節症状はたとえ一部であったとしても全身の安静を必要としたり、また精神的疲労も症状悪化の原因となりますので、休息を取ることも必要になってきます。

 

例えば、掃除機をかけているときや、調理・仕事などをしている時には、合間合間に短い休憩をとるようにします。また、足の関節を保護するためにも肥満を防止し、長時間の起や歩行は避けるようにしましょう。

 

立ち上がりが困難な場合には、布団よりベッド、畳での生活よりも椅子の生活、トイレは和式よりも洋式などといった工夫が必要ですが、その他自助具も含め様々な工夫がありますので、生活の中で困っていることや、動作で不自由なことがあれば、場合に応じて対処していくようにしましょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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