カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 関節痛・腰痛 >
  3. 関節リウマチ >
  4. リハビリ(関節リウマチ) >
  5. リウマチだけど仕事を続けたい!リウマチの人が仕事や日常で気をつけること 痛みを和らげる工夫も

関節痛・腰痛

リウマチだけど仕事を続けたい!リウマチの人が仕事や日常で気をつけること 痛みを和らげる工夫も

リウマチになっても仕事を続けることができる方が多くいます。

完璧に関節が破壊されていないのであればある程度は家事、仕事ももちろん可能です。

ただし、仕事上のいくつかの注意を守らないとリウマチの症状が悪化することもあります。

 

●関節に負担のかかりにくい仕事を

いきなり職種を変えるというのは難しいかもしれませんが、できるだけ関節に負担のかかりにくい仕事をした方がよいです。

運送業などは荷物が重い上に上げ下ろしなどの作業があり、関節に負担がかかりやすいというデメリットを持っています。

デスクワークが望ましいですが、その場合も1,2時間に1回は席から立って関節の負担を減らしてください。

 

●ストレスを溜めない

ストレスはリウマチの大敵です。

仕事上のストレスをなるべく抱えないように普段以上に工夫を凝らすことをお勧めします。

そのためには周囲の理解も必要です。

難しいかもしれませんがまずは産業医などに事情を話すところから始めて理解者を得ながら仕事ができればそれがベストです。

 

●体調には要注意

ストレスを溜めないということとも関わっていますが、無理な労働はお勧めしません。

体にも心にも負担を与える可能性が高いからです。

長時間の労働、休日出勤などは避けられるのであれば避けたほうがよいでしょう。

 

簡単!自宅でできる「リウマチ体操」で関節リウマチのリハビリを!

自宅で簡単に取り組める「リハビリ体操」の基本的な動きを、部位ごとに紹介します。時間がかからず、どこでもできるものばかりです。毎日の習慣にして、関節リウマチのリハビリに役立ててください。

 

手指・手首

・両手でグーパーをするように、握ったり開いたりを繰り返す

・親指と人差し指、親指と中指、親指と薬指…というように、親指とそれ以外の4指の先を順につける

・両手首を上下にそらせたり曲げたりする

 

・両腕をできるだけ真っ直ぐ伸ばし、耳につくように上げる(バンザイの姿勢)

・両ひじは軽く曲げ、肩を大きく回す。前後どちらにも回します

 

・テーブルなど台に曲げた状態で肘をつき、ゆっくりと倒して肘を真っ直ぐに伸ばす(手の甲が台にピッタリつくように)。そこから手のひらが台につくよう、ゆっくり裏返す

・肘を台に付けたまま、腕を曲げ伸ばしする

 

膝・股関節

・椅子に腰かけ、片膝ずつ真っ直ぐ伸ばしながら持ち上げる

・片足立ちをして、浮かせた方の足はぴんと伸ばしたまま前後に振る

・仰向けに寝転び、片膝ずつ胸に引き寄せるように曲げ、ゆっくり戻す

 

背中

・うつ伏せになり、頭と両肩を持ち上げて床から浮かせる。余裕があれば両脚も浮かせて、背中を後ろにそらせる(腰痛がある場合は、控えてください)

 

 

動作は1つずつゆっくり、反動をつけずに行うことが大切です。呼吸を深くすると、リラックス効果が高まります。左右均等に動かすのが望ましいですが、炎症や痛みがある場合は可能な範囲で動かしてください。

 

関節リウマチのリハビリ~日常生活でも無理のない運動をしよう

関節リウマチという病気には、急性期(炎症による腫れや痛みが激しい時期)と慢性期(急激な症状の変化はないものの、症状が長引く状態)があります。病院では、その時々に応じてリハビリの方法を変えています。

 

◆急性期・慢性期それぞれの場合におけるリハビリ

急性期の時期には、できるだけ炎症症状が見られる関節を動かさずに安静に保つことが優先されます。しかし、そうしていると関節の能力が低下してしまいます。

急性期では、それを防ぐために姿勢と関節に負担を与えないで関節を動かす「関節可動域運動」と、筋力を維持するための「筋力トレーニング」が行われます

 

そして、慢性期を迎えて炎症が治まってきたら、関節の動きをよくする運動と合わせて、筋力を維持・増強する筋力トレーニングを積極的に行うようにします。

 

◆日常生活でも無理のない運動を!

病院ではこのようなリハビリ方法が取り入れられています。それらのリハビリを受けることも大切ですが、意識して日常生活の中にも関節を動かす効果的な運動を取り入れて、自分でも毎日続けていくことも大切になります。ここで、肩を動かすストレッチをご紹介します。

 

・肩を動かす

こわばりかけている肩の関節を動かしてあげます。

具体的には、

1.寝た状態で両手を組み、肘を出来る限りまっすぐに伸ばしたまま体の上(顔の前)に持ち上げます。

2.そのまま頭の方に倒しながら両手を顔の横の方まで持ってきて下さい。

※この際、スピードはゆっくりで構いません。これを10回程度行って下さい。

 

もし、途中で痛みを感じた場合には、その範囲まででやめて下さい。また、10回を1セットとするなら、3セットすれば十分です。

 

 

過剰な負荷をかけてしまうと、関節リウマチが悪化してしまいますから、絶対に無理はしないで下さい。

ちなみに、おすすめのタイミングはお風呂あがりの体が温まっている時です。

 

リウマチの痛みを和らげる、日常生活の工夫

関節リウマチに悩んでいる日常生活で、より快適に過ごすための工夫や注意点とはどのようなものでしょうか。ささいなことでも、やるとやらないとでは大きな違いが生じるようです。

 

冷えないようにしてあたためる

寒い場所に長くいたり、寒い日に外出すると痛みが強くなります。クーラーの効きすぎた室内を避け、クーラーをつける場合は温度を下げすぎないようにします。また、保温効果のある靴下やサポーター、下着などを活用して防寒に努めます。

 

以前は冬場にリウマチ症状が悪化する人が多かったところが、近年では夏場のほうが、エアコンの影響で悪化する人が多いようです。また、関節を温めると痛みが軽減されるので、時間があるときには入浴したり、お湯で温めると痛みが和らぎます。

 

とくに、関節リウマチでは朝、手指の関節がこわばって動きにくい特徴があります。洗面器に湯を入れて手を付けて温めたり、ホットパックや蒸しタオルを使って温めると症状が和らぐでしょう。

 

体を積極的に動かす

からだを動かすと痛みが生じるため、だんだん動かなくなっていってしまいますが、これは痛みには逆効果。「痛みが治まってから」と運動しないでいるうちに、関節に変形がでたり固まってしまい、いざ動こうと思っても力が入らなくなってしまうことがあります。これを予防するためには、普段から動くことが大切。

 

入浴後は筋肉がゆるんでいて痛みが軽くなるので、関節を動かすよいタイミングです。また、痛いからと人任せにしないで、自分で動くことが大切です。

 

肥満を避ける

肥満はあらゆる病気にとって悪影響を及ぼしますが、関節リウマチにとってもそれは同じです。体重が多ければひざや足に負担がかかります。

 

肥満になる人は基本的に食べる量が多く、運動量が少ない傾向にありますので、食べる量を少し減らし、まめに体を動かすようにして、少しでも体重を落とすと痛みの緩和につながります。

 

趣味を持つ

趣味を持つと、気分転換になるだけでなく、手芸や軽いスポーツ、コーラスなどに出向いて参加すると、運動にもなり、リハビリにもなります。

 

軽いスポーツとしては、プールの中で歩いたり運動する、アクアビクスがおすすめです。リウマチが進行すると細かい作業に困るようになることがありますが、手芸や絵画、書道、ガーデニングなどは病気の進行予防とリハビリの点でも効果的な趣味といえます。

 

やわらかい靴を選ぶ

足の関節に変形が出て痛みが強くなってくると、歩くのがつらくなります。靴は底の柔らかいものを選び、革靴よりも布靴を選びます。

 

こうした日常生活の工夫は、リウマチの治療の「基本療法」に位置付けられ、運動療法や薬物療法に並んで重要な治療のひとつになります。痛みが気になるときは薬だけに頼るのではなく、日常生活のなかで積極的に工夫をしていきたいですね。

(Photo by: http://www.ashinari.com/2012/02/18-357857.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

カラダノートひろば

リハビリ(関節リウマチ)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る