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リウマチの治療費負担を軽減できるかも!高額療養費制度や医療費控除などが受けられます

リウマチの治療費は高額で、しかも長い間治療費がかかるというのが問題です。

実際、治療費を支払うのが困難と感じている患者、患者の家族もいます。

そんな方にお勧めしたいのは高額療養費制度を使うという方法です。

 

●高額療養費制度とは

高額療養費制度とは医療費が高額で困っているという方を救うための制度です。

病気になると働けなくなることもあるのに、医療費ばかりがかさんで生活が大変になる、という例は珍しくはありません。

そんな方々を救うために高額療養費制度は存在します。

高額療養費制度では1か月に支払う医療費は決まっており、その限度額を超えたら高額療養費となって医療保険からの支払いが行われます。

注意したいのは医療費が還付金として戻ってくるには3-4か月の時間が必要ということです。

 

●高額療養費制度でどれくらい医療費が戻るの?

実際にリウマチの治療で高額療養費制度を利用するとどれくらい医療費が戻ってくるのかは当然気になるところです。

実は、年齢や所得に応じて医療費の還付金は異なります。

まず大きな分類で『70歳未満』と『70歳以上』に分かれています。

70歳未満の方の場合は所得に応じて支払う限度額が異なり、70歳以上の方の場合は所得の他に医療機関にかかった状況なども加味して計算されます。

70歳未満の患者の場合はこれとは異なります。

生活保護を受けているなどの低所得者の場合は限度額が35400円となりますが、世帯収入が基礎控除後で600万円を超える上位所得者の場合は限度額が15万円+(総医療費-15万円)×1%となります。

 

リウマチの治療費を医療費控除で減らす

リウマチの治療費は高額で、なおかつ長期に渡って治療費がかかるというデメリットもあります。

そんなリウマチ治療費を助成する制度はいくつかあります。

特定疾患治療研究事業や高額療養費制度に比べ、よりポピュラーな制度として医療費控除というものがあります。

 

●医療費控除とは?

医療費が多額だった場合に所得控除の適用となるという制度です。

医療費が多額の場合は還付金として一部が返ってきたり、税金が少なくなるのが医療費控除の特徴です。

確定申告の期間内に医療費控除の申告も行わなければいけません。

なお、生計を一にするものであれば生計を立てている本人でなくとも構いません。

例えば夫が生計を立てており、妻の医療費がかかった場合にも医療費控除は適用されます。

 

●医療費控除の還付金はどれくらい?

還付金は医療費控除額に税率をかけたものです。

税率は所得によって異なるのできちんと確認して、どれくらいの還付金が返ってくるかをチェックしてください。

医療費控除額というのは実際に払った医療費から10万円を引いたものです。

つまり、医療費控除は自己負担額が年間で10万円以下の場合には受けられないということになります。

リウマチ患者の場合はその多くが年間10万円以上の医療費を支払うことになると考えられます。

 

●どうやって医療費控除を行うの?

確定申告の時期と同じ時期に医療費控除の受け付けも行っています。

医療費控除の書類に必要事項を記載するほか、病院の領収書も必要ですので注意してください。

 

リウマチと身体障がい者手帳

リウマチ患者は、程度によっては身体障がい者手帳交付の対象となることがあります。

 

●身体障がい者手帳とは?

身体障がい者が交付される『身体障がい者である』ということの証明の手帳です。

身体障がい者は等級上は7級まであり、実際には6級までが手帳の交付となっています。

リウマチの場合も1級から6級までのいずれかに属すれば身体障がい者手帳の交付対象となります。

1級が最も重度、6級が最も軽度のリウマチです。

リウマチの他に視覚障害や聴覚障害、心臓の障害などを持っている方にも症状や日常生活の不便さの度合いに応じた等級が付加されます。

 

●身体障がい者手帳のメリットは?

リウマチにしてもほかの病気にしても言えることですが、身体障がい者手帳が交付されることによって福祉サービスが受けやすくなります。

福祉機器、生活に必要な義肢や杖、車いすなどの交付も受けられます。

所得税、住民税においては障がい者控除がありますし、鉄道などの割引制度も利用できます。

 

●どうやって手続きをするの?

手続きのためには、まず市町村の窓口で『身体障がい者診断書・意見書』というものを請けとり、医師に診断書を作成してもらいます。

この場合の医師は障がい者判定の資格を持っている医師でなくてはいけませんのでよく確認してください。

後は、診断書と顔写真を窓口に提出し、交付を待ちます。

 

リウマチでも一般の医療保険に入れる?

医療保険は今や多くの方が利用しています。

公的な医療保険ではなく、民間の医療保険の方です。

民間の医療保険に入っておくことで病気になった時に公的な医療保険で補てんできない医療費が補てんできる場合も多いからです。

最近では年を取ってからでも入れる医療保険も増えてきています。

 

●疾病と医療保険

特定の疾病にかかっている方は医療保険に入るのが難しいと言われることが多いです。

というのも、医療保険は多数の『同じ医療保険に加入する方』が『少数の病気の人』を支えるシステムです。

あまりにも多数の病気の人がいると、ほかの人が払った保険料でその方々の保障が賄えないことがあります。

それを防ぐために医療保険加入前から病気にかかっている方は加入不可とする医療保険も少なくはありません。

 

●リウマチの場合は?

リウマチの場合は現段階においてほぼ確実に完治する病気とは言えません。

寛解の可能性はありますが、基本的には症状の進行を抑えるタイプの病気です。

そのことから医療保険の『特定疾病』、つまり医療保険に加入することができない病気となる場合が多いのです。

 

●症状、保険によっては可能性もある

基本的に民間の医療保険への加入が難しいリウマチですが、症状によって、また保険の種類によっては加入できることもあります。

保障がリウマチでない方に比べると少ないなどの条件はあるので、その点を理解して加入するというのも一つの方法です。

 (Photo by: http://www.ashinari.com/2012/05/09-361765.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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