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今更聞けない病気の常識「ウイルス性肝炎」ってなに?

 

肝臓は、500を超える多くの機能を持っている、人体の工場です。

しかし、多少機能が阻害されても、互いに補える柔軟性を持っているため、なかなか表だって症状に現れにくい臓器であるため、「沈黙の臓器という別名もあるぐらい。

 

つまり、症状が現れるときには、非常に悪化していることもあります。

 

そんな肝臓の病気、肝炎。

日本でおこる肝炎のうち、8割はウイルス性だといいます。

 

どんな種類、そして違いがあるのでしょうか。

 

○ A型肝炎

糞便を介したA型肝炎ウイルスの経口感染で発症します。

そのため、衛生状態の悪い国・地域で発生ことが多くあります。

一方、工業先進国では、ウイルスの抗体を持たない人が多いため、大流行することもあります。

 

慢性化することはほとんどなく、急性肝炎を起こして1~2ヶ月で治ります

 

特に海外旅行、出張等で流行地へ行く場合には、A型肝炎ワクチンの接種をおこなうことで、A型肝炎を予防できます。

 

○ B型肝炎

日本におけるB型肝炎ウイルスのキャリア(保有者)は、150万人程度といわれ、そのうち発症するのは、20%程度と見積もられています。そのうち、1~2%が症状の重い劇症肝炎になります。

慢性肝疾患に移行するのは、その半分程度です。

 

血液を介して感染することから、母子感染、性行為感染、輸血、臓器移植、刺青等が感染ルートとなります。

肝硬変や、肝臓がん、また肝硬変を経ずに肝細胞がんを発症したりします。

 

日本では、過去、注射器の使いまわし等でキャリア化することも多くありましたが、今は衛生管理が整い、母子感染、注射気等による感染はほぼ防げています。

 

WHOはすべての人にB型ウイルスワクチンを接種するよう奨励しており、アメリカなどは定期接種のひとつにしています。

 

○ C型肝炎

日本における、C型肝炎ウイルスのキャリアは、200万人ほどといわれています。

かつては、輸血による感染が多く、現在は検査体制の確立により、減少しています。

C型肝炎ウイルスは、非常に変異しやすいことが知られており、免疫反応が追い付かずに、C型肝炎は持続感染、慢性肝炎化することが多くあります。

 

○ D型肝炎

D型肝炎ウイルスは、ウイルスとしての遺伝子が不完全であり、別のウイルスと共存しなければ増殖できません。

ヒトの場合、B型肝炎ウイルスの感染下のみで共存するため、B型ウイルスワクチンが効果的と言われています。

 

○ E型肝炎

経口感染の、E型肝炎ウイルスを原因とする肝炎です。

症状がでないことも多いのですが、1-2%で、劇症化することがあります。

 

 

様々なウイルスが原因で起こる肝炎。

日本でもキャリア化することもありますし、原因不明の感染ルートもあるようです。

正しい知識を身につけ、ワクチンで予防できる部分はしたいものですね。

 

<Photo by //www.ashinari.com/2013/02/28-376731.php>

著者: suzuさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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