美容・ダイエット
その靴ずれ・水ぶくれ・ガサガサかかとどうする??足の裏のゴリゴリ・・それは老廃物かも!足湯・手湯でお家で簡単健康法
「靴ずれで、かかとや指に水ぶくれができてしまった!」だれしも一度は経験があるのではないでしょうか?
靴擦れや水ぶくれの場合には、どのように処置するのがよいでしょうか。
皮膚が破れていない場合
水ぶくれの中に水がたまっていて、ふくらんでいる場合は、むりに水をぬいたり皮膚をはがそうとしたりせずに、そのままバンソウコウなどで水ぶくれした部分を保護しておくのがいいでしょう。
むりに皮膚をはがすと雑菌などに感染して、化膿(かのう)してしまう可能性があります。
皮がむけている場合
患部を清潔に洗浄して、消毒液で消毒をします。
むけてしまった皮膚は、切りとりすぎないよう注意しながら、切除します。
その後、かさぶたをつくらないタイプのバンソウコウをはっておきます。
しみ出した体液などで傷の治りが早くなります。
治るまでは、靴ずれを起こした靴をはかない
傷が治るまえに、靴ずれを起こした靴をはいて、同じ部分を摩擦すると、また傷がひどくなってしまいます。
完治するまでは、同じ靴をはくのをやめておきましょう。
化膿した
傷口から雑菌が入り込み、繁殖することで化膿してしまう場合があります。
この場合は、皮膚科や形成外科などを受診して、治療を受けてください。
炎症がひどくなると傷がある部分だけでなく、足全体の疾患にも発展しかねませんので、早めの処置が必要です。
水ぶくれになってしまったら、ひどくなる前に早めに処置し、治るまでは同じ靴をはかないことをこころがけましょう。
また、同じ靴をはく際にはあらかじめ、バンソウコウで予防、靴ずれ予防のパッドなどを入れて、靴ずれをふせぎましょう。
初期で気づきたい!30秒チェックでわかる、ガサガサかかとの初期症状!初期症状が見られたら…
かかとの状態をよくしたいと思うなら、夏からかかとのケアをした方がよいです。というのも、冬になってしまうと、乾燥によって、かかとのひび割れなどがはじまってしまいます。夏は湿度が高いので、かかとは比較的良い状態を保てます。良い状態のときに、しっかりとケアしておく方が、悪くなったときから回復するよりも、よっぽど効果を得やすいのです。
気づきたい!かかとガサガサの初期症状
かかとは他の場所と比べれば、多少かたくなっているのが普通です。このかかとがどうなったらガサガサかかとのサインなのでしょうか。初期症状を見逃さず、初期段階でしっかりとケアしてあげましょう。
・弾力
健康なかかとというのは、かたいながらも、弾力のあるのが通常の状態です。かかと本来の厚みを感じつつ、適度な弾力を感じなくなったら、かかとの細胞が痩せてしまっているということです。そのため、ここから症状が進行してしまう可能性があります。
・白いスジ
かかとの細胞が不健康になってくると、表面の角質の細胞が乾燥しやすくなり、白くそこにとどまります。すると、かかとに白っぽいスジが縦横に目立つようになります。これもガサガサかかとの初期症状です。
初期症状が見られたらどうすればいいの?
弾力がなくなったり、白いスジが見えてきたりしたときには、まだガサガサかかとへの初期段階です。ですから本格的なケアをする必要はありません。そうはいっても保湿は大切ですから、保湿効果のあるクリームなどをお風呂上りにつけてあげましょう、数日でかかとの状態はよくなります。
初期段階で影響が出ているのは、比較的表面の角質層のみです。そのためこの段階で手を打つことができれば、元の状態に戻るのも早いです。ただし同じ生活を続けていれば、またすぐに上記のような症状が出ますから、かかとを労わって、定期的にケアするようにしましょう。
ひじ・かかとが乾燥する原因
ひじやかかとは特に空気が乾燥してくると、一番目立つ体の部位の一つではないでしょうか。一般的にひじやかかとは生活環境と外的刺激の度合いによって乾燥しやすいといわれていますが、これはどういうことかというと、ひじやかかとが乾燥によってガサガサする理由が角質にあるからなのです。
ガサガサの原因
角質は硬たんぱく質の一種であるケラチンのことで、表皮の細胞が刺激を受けると肌を守ろうとします。その結果として、表皮細胞がこの角質を蓄積させることで角質化という強靭な細胞の集合体が出来上がるのです。例えば、かかとは体重がかかるため、体はその圧力からカラダ内部を守ろうとするため角質化が進み、皮膚が厚くなってしまうのです。他にも下記のような理由でひじやかかとは乾燥する原因になるといわれています。
ひじ・かかとが乾燥する原因
肌のこすり過ぎること
栄養バランスが悪い食事を反復して摂取すること
暖房を長時間使用すること
長時間入浴すること
他には生理的な理由で、ひじやかかとが乾燥する場合もあります。女性の場合は、おおよそ25歳あたりから年齢を重ねるにつれて男性ホルモンの量が徐々に低下していきます。この男性ホルモン量の低下に伴い、皮脂の分泌量も減少します。皮脂は皮膚の水分蒸発を防ぎ潤いを保つ役割がありますので、特に冬場などの寒く乾燥する時期になると、かかとやひじの乾燥が著しくなります。また、男性でも50歳を過ぎたあたりから、男性ホルモン量が低下し皮脂の分泌量が低下するので注意が必要です。
まとめ
ひじやかかとの乾燥は日々の生活習慣だけではなく生理的な理由でも起こります。生活習慣を見直すだけでは、こうした乾燥を防ぐことができない点もしっかり理解しておきましょう。
足の裏のゴリゴリ・・それは老廃物かも!
足裏にごりごりとしたしこりがあるときは老廃物が溜まっているという話を聞いたことがありませんか?
足裏に老廃物が溜まっているとするのは主に東洋医学の考え方から来ています。足裏の異常と反射区の先の臓器の異常を結びつけることは西洋医学では行いません。
足裏の老廃物の種類はさまざま
「足裏のごりごりした感じ」とはいっても実はその原因はさまざまです。東洋医学で利用する薬である漢方は一人一人に薬を処方します。つまり完全にオーダーメイドなのです。
足裏の老廃物の原因もひとりひとり違い、その解消法も異なります。自分だけで判断するのは難しいので反射区について知識のあるマッサージ師のもとなどを訪れてみるとよいかもしれません。
老廃物排出のために自分でできること
足裏の老廃物の原因にもよりますが多くの老廃物排出のために出来ることの一つが水を飲むということです。
水は害のある物質を溶かして尿として出してくれると言われているので1日1.5L以上の水を飲むことがおすすめです。また、水はまとめて飲むのではなく少しずつ飲む方がよいです。
生活習慣の改善も必須
漢方は体質改善のための薬で、その場の症状を抑える力はあまりありません。そして、体質改善がなされなければまた老廃物が溜まる可能性があります。
まずは老廃物が溜まりにくい体づくりに努めることをお勧めします。食生活、睡眠時間など体によくない習慣を1つ1つ変えていきましょう。
足裏には老廃物が溜まりやすいというのは東洋医学的な考え方に基づいています。東洋医学の足裏反射区に関する知識のあるマッサージ師の元を訪れると自分の老廃物の溜まりやすい場所や原因がわかります。
胃の不調に足裏セルフマッサージ
■胃の不快感や不調に
食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレスなど胃に負担がかかることが多い現代。
足裏のセルフマッサージで自分をいたわりましょう。
・胃:胃の機能を活性化させ、痛みや不快感を和らげます。
足裏の土踏まずあたりを、足裏の中心部に向かって押しながらすべらせるように刺激します。
・十二指腸:胃の不調は十二指腸のトラブルにつながりますので、あわせて刺激します。
同じく、土踏まずあたりを親指の指先でグッと押しこむようにゆっくりと刺激します。
・太陽神経叢:足裏の少しくぼんだところを押しこむように刺激します。
■胃の不調に梅干し番茶
クエン酸やビタミンB17を多く含む梅は、殺菌力が強く細胞を活性化させてくれます。
血液をさらさらにして、胃腸を強くする働きもあります。
〈用意するもの〉
梅干し、ほうじ番茶、湯のみ、箸
(1)湯のみに梅干しを1個入れて、ほうじ番茶を注ぎます。
(2)箸で梅干しをつぶします。
(3)実もしっかり食べ、残らず飲み干します。しばらくするとゲップが出て、胃が楽になりますよ。
胃が不調になると、食欲も落ち、そうすると体力も低下します。
胃の不調は万病の元といわれるくらいです。こまめに早めのケアをするようにしましょう。
貧血に効果あり?!リフレクソロジーでケアしましょう!
■貧血の原因はさまざま
貧血は赤血球に含まれる血色素の量が少ない状態で、鉄分不足が原因といわれていますが、ストレスによる血行不良も原因の1つではないかといわれています。
ストレスを取り除き、全身の細胞に酸素がスムーズに供給されることで改善につながります。
・脾臓:造血を行う脾臓の反射区を刺激して、貧血の予防をします。
太陽神経叢(足裏の中心部の少しくぼんだところ)から少し小指側に寄ったところを押しながらすべらせるように刺激します。
・大腸・小腸:貧血では身体が酸欠状態となり、ストレスへの抵抗力が弱くなります。
それにより胃腸、特に腸に負担がかかりますので、その働きをサポートします。
土踏まず周辺の面を、押しながらすべらせるように刺激します。
・太陽神経叢:自律神経に働きかけ、胃腸の働きをサポートするとともに、ストレスを解消します。
足裏の中心部の少しくぼんだところを押しこむように刺激します。
■鉄分を多く含むジュースはいかがですか?
カロチンや鉄分を多く含むニンジンとパセリにりんごを加えてジュースにします。
おいしく栄養補給!
〈材料〉
りんご中1個、ニンジン中1本、パセリ少々
〈作り方〉
(1)りんごは4つに切って芯を取り除き、ニンジンは大きめに切ります。
(2)材料をすべてジューサーにかけます。
温泉だけじゃなくて家でもやってみよう!足湯・手湯でお家で簡単健康法☆
温泉地などでよくある「足湯」はよく聞きますよね。最近では「手湯」というものもあるそうです。
足や手を温めるだけで、不思議と体全体が温かくなります。いろんな効果が期待できる足湯・手湯をご家庭でも試してみてください。
足湯・手湯の効果
● 足湯の効果
「第二の心臓」と呼ばれる足は、血液循環のための重要なポイント。また、足にはたくさんのツボが存在します。疲労がたまっている場所のツボは押しておきたいですよね。
足を温めることで、温められた血液が効率よく全身を循環します。
リンパの流れが促進され、疲労回復、むくみ解消、肝機能を正常化するといった効果があります。
● 手湯の効果
「第二の脳」と呼ばれる手は、神経系の要です。手にはさまざまな痛みを和らげるたくさんのツボが存在します。
手を温めることで血行を促進し、肩こり・頭痛・鼻づまり等を改善、手肌のひびやしもやけの症状を緩和します。
音感刺激が脳に伝わることでリラックス効果が得られます。
足湯・手湯のやり方
温泉の湯であれば効果抜群の足湯・手湯ですが、ご家庭でもそれなりの効果が期待できます。
● 足湯のやり方
洗面器、もしくはバケツを用意しお湯をはります。お湯の温度は42~43℃、足を入れてみて「ちょっと熱い」と感じるくらいです。
お湯にお好みのハーブやアロマオイルを入れてもOK。
足をお湯につけて、10~15分くらい温めます。このとき以下の部分を温めると効果的です。
・胃腸の不調を感じるなら、ひざから下の部分
・のどの痛みや咳があるなら、くるぶしまでの部分
足湯の後にはしっかりと水分を拭き取り、すぐに靴下を履いて保温してください。
● 手湯のやり方
足湯よりも簡単で手軽にできるのが魅力です。簡単な手湯のやり方をご紹介します。
(1)洗面器を用意し湯をはります。お湯については足湯と同じ。
(2)手をお湯につけて、10分ほど温めます。
☆お湯の中で左右の手をマッサージし合うとより効果的です。
足湯・手湯どちらの場合も、途中で湯が冷めたときのために差し湯(60~70℃の湯)を用意しておきましょう。
また、温めすぎにはご注意を。自分が「きもちいい」と思うくらいの温度・時間がベストです。
(photo by:http://www.ashinari.com/)
著者: カラダノート編集部