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手や足にできるふくらみ~何が違うの?ほかの病気の可能性も?タコ・イボ・魚の目の違いや予防

ふうせんかずら

歩きすぎたり、激しい運動をすると足や手にふくらんだ部分ができてきたりします。このふくらんだ部分をマメやタコといった呼んでいますが、詳しくはどういった区別があるのでしょうか。

 

マメとタコ、何が違う?

マメは皮膚がはがれて中に水がたまりってしまった状態。いわゆる水ぶくれの状態をいいます。

タコは繰り返し同じ場所に刺激が加わることで、その部分の角質が厚く硬くなった状態をいいます。

 

マメは短期間の刺激で皮膚と組織がはがれてしまうのが原因ですが、繰り返すと角質が厚くなりタコに変わっていきます。いずれも自分の足に合わない靴や靴下を着用していることで起こることが多いので、足に合う靴や靴下を着用するようにしましょう。

 

マメとタコでは治療の仕方にも違いが!

マメは水泡を消毒した針でつついて中の水を抜き取り、浮いている皮膚をはさみなどで綺麗に切り取った後、消毒をしてかさぶたを作らないタイプのバンソウコウでラップしておきます。数日のうちに組織から湿潤してきた液体により、傷が治癒されます。

 

タコは厚くなってしまった角質を外用薬でやわらかくふやかしてから削り取るの方法が一般的です。スピール膏という貼り薬が薬局などでも売られています。

 

タコごときと甘く見て放置しているとそのうち魚の目という症状に発展して歩くたびに痛みが出るようになります。そうなると無理な姿勢による歩行で、関節や筋肉などに痛みが出てきますから注意が必要です。

 

ウオノメとまちがえないで!!魚の目とそっくりなイボ??

魚の目とそっくりな見た目をしている病気があります。それが、ウイルス性のイボです!

魚の目とイボは見た目が似ているため、素人では判断がつきにくいです。イボを魚の目とかんちがいして、魚の目の治療をすると、イボを悪化させてしまう可能性が高いです。

 

そしてイボは、ウイルス性なので感染します。

このように、見た目は似ていても、対処の仕方や症状の進行などがちがいます。基本的には、皮膚科を受診して診断してもらうのがいちばんいいのですが、まずは、かんたんに見わける方法をご紹介します。

 

◆押すと痛いのが魚の目

魚の目は角質の中心に芯ができて、これがくさびのように皮膚に食い込んでいるため、圧迫をすると痛みを感じます。

ですが、イボの場合は皮膚が感染によって盛り上がっている状態なので圧迫しても痛みは感じません。

 

◆表面に波のような模様があるのが魚の目、ざらざらしているのがイボ!

魚の目には皮紋とよばれる模様がありますが、イボにはなくて表面ががさがさしています。

 

◆削ったときに出血がないのが魚の目

表面をふやかして削ったときに魚の目は角質なので出血がありませんが、イボは皮膚なので点々と赤い出血があります。

 

◆魚の目と違ってイボは増殖する

イボはウイルス性で、自分自身のほかの部位にも感染していくため次々と増殖していきます。指の間の片側にイボができた場合、その向かい側にもイボができます。

 

こういった違いがあるのであれば、自己診断でも判るような気がしますが、わかったからといって自分で治そうとすると時間がかかってしまう場合が多いです。

 

魚の目も、イボも専門医を受診するのが完治への近道です。

 

糖尿病の人は注意!潰瘍をタコと間違う可能性があります!チェックポイント

糖尿病患者の場合、タコと思っていたものがタコではなかったというケースがあります。

この場合、タコの正体は閉塞性動脈硬化症による皮膚潰瘍である可能性があります。

気づかず進行すると足を切断しなくてはならなくなってしまい、危険です。

 

糖尿病の合併症神経障害

神経障害が発症しているので、潰瘍ができていても痛みを感じることがなく、症状が重症化していきます。

結果、発見が遅れ、疾患が重篤になりやすく、最悪の場合足を切断することになります。

 

動脈硬化症が進行している

動脈硬化症が進行しているときに、その部分が圧迫をうけ潰瘍化してタコのような状態になります。このような状態で動脈硬化が発見されることもあります。

糖尿病患者は足の角質化をタコと思い込まずに、専門医に見せることが大事です。

 

糖尿病患者は足の感覚がなくなることが多く、壊疽がどんどん進んでいきます。

壊疽の症状が重くなるほど、元の状態に近づける治療をすることが難しくなるので、壊疽や疾患は早期に専門医を受診し、治療を受ける必要があります。

 

またちょっとした怪我から潰瘍など重篤な症状に進行してしまうので、

・おかしな傷跡はないか

・角質化が進んでいる部分はないか

・体液が染み出しているような箇所はないか

・おかしなにおいのする箇所はないか

など、足の状態を毎日観察し、ケアをすることが重要です。

 

タコや魚の目、ちょっとした擦り傷などは合わない靴を履いていることも要因の一つです。

きちんと自分に合った靴を選ぶようにしましょう。

 

足をいたわろう!タコ予防

足の同じ場所に繰り返し刺激を受けると、その部分の角質が厚く硬くなってしまいます。

圧迫されて痛みが出る場合は、治療の必要が出てくるのでそうなる前に予防することが大事です。

 

自分にあった靴や靴下を選ぶ

窮屈な靴や、足の一部に偏って体重が乗ってしまう靴などはタコができる原因になります。

足先が靴の中で十分に動いて、足自体は前後に滑ってしまわないような靴がいいでしょう。

また、靴下がゆるくてもきつくても足の中で摩擦が起きてタコの原因になってしまいます。

 

できれば夕方の一番足のサイズが大きい時間帯に、シューフィッターのいる靴屋で靴を選ぶのがいいです。

 

血行が悪いとタコができやすい

冷え性や運動不足などで、血行が悪いと排泄物が足などにたまりやすく角質化が進行してしまい、タコができやすくなってしまいます。

適度な運動をこころがけ、お風呂などにゆっくりつかる習慣をつけましょう。

 

また栄養がかたよっていても新陳代謝がうまくいかず、角質化が進行しやすくなるので、バランスの良い食生活を心がけるようにします。

 

神経性の疾患などが原因のことがある

神経性の疾患で歩き方が変わり、体重の偏りが激しくなった結果、足の一部に過剰な圧迫が起きて角質化が進行しタコができてしまうことがあります。この場合は医療機関を受診する必要があります。

 

痛みのあるタコは歩き方にも影響が出て、骨盤や骨格がゆがんだり、筋肉や関節などに炎症が起きるなどが出てくることがあります。なるべく早めに治療することが望ましいです。

痛みのないタコは早急な治療は必要ありませんが、拡大してしまわないように気をつける必要があります。

(photo by:http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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