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注目の胃腸アンチエイジング法!不調が続くなら腸内環境の検査を!真っ赤な血便が出たら?潰瘍性大腸炎の予防とは

食べ物を消化したり吸収したりする中心的な役割を果たしている胃や腸の内臓アンチエイジングを行うためにはどうすればよいのでしょうか。

 

【胃のアンチエイジングをする】 

胃は食べた物を消化するために、一時的に保管しておくための内臓臓器です。消化にはかなりの時間を要するため、極端な話、1日中休む暇なく活動していると言っても過言ではありません。そのため老化も生じやすいのです。

 

胃が老化してしまう理由はさまざまありますが、原因は…

 

・刺激物や脂肪食のとりすぎ

・アルコールの過度な摂取

・流動食の摂りすぎ

 

などです。

 

アルコール・刺激物や脂肪食ばかりで胃の粘膜が炎症を起こしてしまったりすることでも生じます。

また、やわらかいものばかりだと消化のための運動機能自体が衰えてしまう可能性もあるといわれています。

 

【腸のアンチエイジングをする】 

胃は腸と繋がっていて、食べたものは消化されながら腸へと送られています。それが小腸や大腸です。小腸は栄養を吸収し、大腸は食べかすを外へと排出する役割があります。

 

特に小腸は大腸の影響を受けやすいとされています。便秘であったり大腸の中で悪玉菌が優位になってしまっていると、小腸の吸収能力が下がってしまうとされています。

 

そのためにも、小腸は大腸とセットで考えて、腸に良いとされる乳酸菌やオリゴ糖などを積極的に摂るようにしてあげましょう。

 

また便秘は大腸にとってあまりよい状態とは言えないので、解決のために食物繊維の摂取、適度な水分補給など便秘解消も心がけましょう。 

 

胃や腸は栄養を摂取するための要です。カラダの内側からアンチエイジングを目指していきましょう。 

 

 

気になる腸内環境!いいお通じを左右する主な腸内細菌5つ

腸内環境を調べる検査では、腸内に住む細菌のバランスをチェックできます。腸内細菌は健康状態に直結するため、そのバランスを知ることは非常に有意義です。検査によって調べられる主な腸内細菌5つを挙げます。

 

善玉菌

ビフィズス菌

ビフィズス菌は代表的な善玉菌で、大人の大腸にいる善玉菌の99.9%を占めています。強い殺菌力を持つ酢酸を産生し、それによって悪玉菌の増殖と活動を抑えます。腸内環境の良し悪しは、ビフィズス菌の状態に大きく左右されるといっても過言ではありません。アレルギー発症にも、腸内のビフィズス菌が関わっています。

生後間もない赤ちゃんの腸内は95%以上がビフィズス菌です。年とともにビフィズス菌量は減少し、中年以降はかなり少なくなってしまいます。腸内の若さを決めるのもビフィズス菌といっていいでしょう。

 

乳酸菌

量はビフィズス菌の1000分の1ですが、腸内環境を整えるうえで欠かせないのが乳酸菌です。高血圧を予防し、血中コレステロールを下げるはたらきをします。体の免疫力を高めて細菌・ウィルスからの感染を防ぐ、お通じを良くする、整腸作用によって大腸ガンのリスクを下げるともいわれます。 

 

日和見菌

バクテロイド

バクテロイデス属の細菌は、健康な時なら悪さをしません。しかし体が弱って抵抗力が弱ると、悪玉菌の性質を持ちます。日和見感染症の原因菌の1つです。肉食、高脂肪食の欧米型食生活を好む細菌です。

 

プレボテラ

プレボテラ属と呼ばれる細菌群も、善玉・悪玉のどちらにもなります。高炭水化物の食生活だと、プレボテラが増殖するという研究結果があります。 

 

悪玉菌

クロストリジウム

土の中や動物の大腸内など酸素があまり存在しない場所でしか生きられません。酸素がある環境では芽胞を産生して休眠し、その状態のまま生育に適した環境になると再び活動を始めます。代表的なクロストリジウム属は、破傷風菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌です。増殖すると免疫力が低下し、病気になりやすいといわれます。 

 

これら5つのどれにも含まれない細菌もいます。腸内の細菌バランスが気になったら、調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

気になる体の不調~続くなら腸内環境の検査を!

腸内細菌のうち悪玉菌が優勢になると、心身にさまざまな影響が及びます。不調が続く人は、腸内環境の検査を受けた方が良いかもしれません。腸内環境の悪化が一因かもしれない症状を挙げます。

 

排泄のトラブル

腸内環境が悪化すると腸の働きが不活発になり、便秘を引き起こします。便秘で老廃物を排出できないと、そこからガスが発生してさらに腸内環境を悪くします。反対に、腸がささいな刺激で過敏に反応し、激しい腹痛とともに下痢にみまわれる場合もあります。排便時に腹痛がある、便秘、下痢を繰り返すなら悪玉菌が優勢かもしれません。

 

アレルギー

免疫細胞の60~70%は腸に存在しています。外部から侵入してきた異物を捕捉するIgA(免疫グロブリン)は、その多くが腸で産生されます。悪玉菌が増えると免疫機能が十分に働かなかったり、異物に対して過剰反応を起こしたりしてアレルギーにつながります。食物アレルギー、ハウスダストアレルギー、花粉症は腸内環境と深く関わっています。アレルギーと関連して、アトピー性皮膚炎も腸内環境に影響を受けています。

 

肌荒れ

老廃物の排出が上手くいかないと、毒素が血液とともに全身に行き渡ります。吹き出物など肌荒れがひどいのは、老廃物が原因かもしれません。花粉症や食物アレルギーで肌があれる人も、腸内環境が一因でしょう。

 

自閉症

まだはっきりしない点もありますが、一部の精神疾患で腸内環境を整えたところ症状が改善したという研究結果があります。

その1つが自閉症で、腸内の悪玉菌・クロストリジアの増殖を抑制したところ、症状の改善が見られました。腸内の細菌が脳内物質の分泌にも影響を与えていると考えられます。

気になる症状があるなら、腸内環境の検査を受けてはいかがでしょうか。

 

 

真っ赤な血便が出た時に考えられる疾患とは

真っ赤に血で染まった大便は明らかな異常のサインです。

真っ赤な大便ができることから、大腸のかなり奥まったところで出血していることが特定できます。

それ以前の部位の出血だと消化器の働きによって血液が変質し、血便ではなくタール便になるはずだからです。

 

鮮やかな赤の血便がでるという事実だけで、これだけの疾患が考えられます。

 

■真っ赤な血便が出る疾患

●痔核と裂肛

肛門に痔核や裂肛ができると、排便の度に出血し、大便が鮮やかな赤に染まります。

排便時に痛みや違和感を感じ、繰り返し出血するのが特徴です。

 

●大腸ポリープ、早期大腸癌

症状がなく、便通にも変化なく繰り返し少量の血便が出る場合は大腸ポリープか大腸癌の疑いがあります。

 

●進行大腸癌、直腸癌

血便に粘液が付着し、便秘と下痢を繰り返す場合は、進行性大腸癌か直腸癌の疑いがあります。

 

●潰瘍性大腸炎

若い人に多い病気で、自己免疫異常か心理的要因によって大腸に潰瘍が多発する疾患です。

慢性の粘液の混じった血便がイチゴジャムのようになるのが特徴です。

 

●虚血性大腸炎

大腸へ血液を送る動脈が詰まるか、狭くなることで起きる大腸炎です。高齢者で動脈硬化や糖尿病を患っている人に多く、急に血便がでます。

 

●大腸憩室症

大腸にできた袋状の憩室に内容物がたまり炎症となり、最後に出血することで血便となります。

粘液や膿の付いた血便として排出されるのです。

 

●出血性大腸炎

特定の大腸菌に感染することで出血性の下痢を引き起す胃腸炎で、腹部に強く痙攣するような痛みを伴います。

 

●偽膜性腸炎

抗生物質を長期に使ったため、善玉菌が死滅し、代わりに異常繁殖した菌の毒素が腸内粘膜を傷つけ偽膜を形成する大腸炎です。

粘液と血液を伴う下痢となります

 

血便の色が赤というだけでなく、便に粘液が付着しているか、便秘か下痢を伴うかでだいぶ疾患を絞り込むことができるでしょう。

 

 

潰瘍性大腸炎をヨーグルトで予防

大腸の粘膜に潰瘍やだたれができる潰瘍性大腸炎は近年国内でも増加している病です。

 

脂肪の多い食事を摂り過ぎるのが原因で、腹痛、血便、下痢などの症状がでて、治りにくいうえに、緩解しても再発しやすいので、厚労省から難病に指定されています。今、注目されているのが、ヨーグルト摂取による予防です。

 

ヨーグルトの性質

ヨーグルトに含まれている成分が、腸管免疫を上げ、腸壁を守ってくれます。

 

 

適したヨーグルト

①B536株ー森永乳業

熱・酸素・酸に強いビフィズス菌BB536株は胃酸にとけず、腸にそのまま届きます。潰瘍性大腸炎の患者に行った治験では、1日2000~3000億個のBB536株投与した結果、10人中9人が症状が安定したと実証されました。この病気の患者は腸内の善玉菌の数が、少ない傾向にあります。BB536株は、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすため、病気の進行をくい止めるのではないかと推測されています。また、腸内の免疫バランスを整え、腸の粘膜を強くする働きがあるとも言われています。

 

②ブレーべ・ヤクルト株

ブレーベ・ヤクルト株は、ヤクルトが独自に保有するビフィズス菌です。ブレーベ・ヤクルト株が生成する酢酸は、腸に住む有害菌を減少させ、腸内の有害物質を吸着して減らしてくれるので、炎症を和らげる効果があると実証されています。

 

1日の摂取量の目安

1日で約200gを摂取すると、腸が整って便通が良くなることが期待できます。

[注意]脂質が多い赤みの肉やジャンクフード、刺激物、アルコールをできるだけ避けるようにしましょう。

 

まとめ

慢性化する病気なので、ストレスとならない程度に食事を制限して、自分の体調をみながら、便通を良くするヨーグルトを毎日摂取していくことが重要です。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2009/06/21-022691.php?category=172) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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