美容・ダイエット
にきびの原因と対策!正しい洗顔方法で美肌を目指そう
どこにできたニキビですか?
ニキビといってもできた場所によって、ホルモンバランス以外の原因があり、それぞれ対策が違います。
どんな場所にできるのか?
▽おでこ周辺
(髪の生え際、こめかみも含む範囲)
▽口や鼻周辺
(鼻から顎にかけての範囲)
▽頬
首筋やデコルテ
▽背中
では、場所によって何が原因で、どう対処すればいいのか?
▽おでこ周辺
<原因>
・シャンプーなどのすすぎ残し
・前髪の汚れが付着
・睡眠不足
・胃腸の不調
<対策>
・シャンプーやリンスはしっかりとすすぐ
・前髪がおでこにかからないようピンなどで止める
・食生活の見直し
・生活習慣の改善
▽口や鼻周辺
<原因>
・ストレス
・疲労蓄積
・胃腸器官トラブル
・ビタミンB群の不足
・カルシウム不足
<対策>
・休息をとる
・栄養バランスを考えた食事
・甘いものは控える
▽頬
<原因>
男性はホルモン分泌の影響
女性は・・・
・胃腸が荒れている
・便秘や肝機能の障害
・糖質、脂質の摂りすぎ
<対策>
・生活習慣の改善
・食生活の見直し
▽背中
<原因>
・シャンプーなどのすすぎ残し
・清潔が保たれていない、または汗による雑菌
<対策>
・シャンプーなどしっかりすすぐ
・手が届きにくいので洗いやすいよう対策を考慮する
・汗をかいたままにしない
すべてに共通する対策として、清潔を心がけることと、水分を摂ることがあります。
雑菌の繁殖を抑えるとともに、体の代謝をよくすることも大切です。
すべてが同じ原因でないように、対策も違います。
健康を害している場合もありますので、気を付けましょう。
お尻にできもの?それはもしかしたらにきびかもしれません!
ニキビは顔や背中にできることが一般的に知られていますが、実はお尻にもできるのです。
お尻にできるニキビは顔や背中のニキビとは原因が異なります。
部位が部位だけに、なかなか気付かなかったり、自分で確認することが難しいかもしれませんが、体を洗っている時にあれっ?と思ったらそれはニキビかもしれません。
お尻ニキビの原因
◎仕事で座る時間が長い
◎自転車によく乗る
◎下着
下着の締め付けにより、ニキビができやすくなります。
通気性の良い下着を着用しましょう。
◎細身のパンツによる締め付け
数年前にスキニーパンツが流行し、今ではすっかり定番化したファッションアイテムです。
見た目はとてもスッキリとし、オシャレかもしれませんが、実は血行を悪くさせているかもしれません。
スキニーパンツをはく場合は、なるべく柔らかい素材でストレッチのきいたもの選びましょう。
◎あせも
お尻も実は汗をかきやすい部位です。
手軽に拭ける場所ではありませんが、お手洗いに行った際などに拭くようにしましょう。
お風呂では丁寧に洗い、ボディスクラブを使ってスペシャルケアをするのもよいでしょう。
顔のケアほど、お尻のケアはきちんとしていなかったという人は今日から丁寧にケアしましょう。
お尻は下着の刺激や座る行為によって黒ずみやすく、乾燥しやすいのです。
お風呂上がりはしっかりとボディクリームを塗ってケアしましょう。
また、黒ずんでしまった場合は美白用のビタミンCが配合されているお化粧品を使用するとよいでしょう。
特に女性は夏場に水着になるとお尻部分が目立つので、念入りにケアをしてあげましょう。
ニキビ跡を消す!?正しい洗顔方法
日々の洗顔って、実はニキビを予防するにあたって一番重要なことなのです。間違った洗顔は、ニキビやニキビ跡を悪化させる原因にもなります。
洗顔は1日2回(朝と晩)だけ
洗顔のしすぎは実は、絶対にNGなことだったのです。洗いすぎて肌に必要な皮脂まで落としてしまうと、余計に皮脂が分泌されてしまい逆効果です。
ぬるま湯で洗顔する
効果的に菌や皮脂を落とすには、ぬるま湯で洗うことが一番です。冷たい水だと毛穴が閉じてしまうので、汚れが落ちません。そして熱いお湯だと皮脂を落としすぎてしまったり、乾燥肌になってしまうそうです。
ぬるま湯で洗顔し、最後に冷たい水でしっかりしめる、これが最善の方法です。
こするのはNG!優しく洗う
皮脂や汚れは、あくまで泡で落とすものだと考えましょう。こすりすぎてもいいことは何もありません。石鹸をしっかり泡立てて、泡の膜を使って洗顔しましょう。
洗顔前の蒸しタオル
洗顔する前に蒸しタオルをすると、毛穴が開いて、しっかりと皮脂と汚れを落とすことが出来ます。タオルを絞ってレンジでチンして、良い温度まで冷まし、そこにアロマオイルを垂らしてもみても良いですね。
洗顔後、しっかり化粧水と保湿クリームで保湿をしましょう。ニキビの無い綺麗な肌を保つには、なんといっても清潔な肌を保つことが一番大切ですね。
間違ったニキビケアを直して美肌を目指そう
ニキビ肌の人が全員同じケアをすればニキビは改善されるでしょうか?
答えはNo!です。
ニキビと一言にいってもニキビの状態は人それぞれです。その人のニキビの状態に合わないお手入れをしていては、ニキビは一向に改善されません。
しかし、ニキビには共通してしてはいけないお手入れがあります。
ニキビ肌の人がやりがちな間違ったお手入れ
◇必要以上の洗顔
ニキビができている肌はデリケートになっています。
必要以上の洗顔は刺激になるので逆効果です。洗顔は肌を清潔にする上で大切ですが、過度の洗顔は肌に必要な油分まで取ってしまいます。
その結果、肌が乾燥しやすくなり、肌を保護する機能が低下してしまいます。
肌は乾燥すれば、潤そうと皮脂を分泌させ、かえってオイリー肌になってしまいます。そうなれば、今まで以上にニキビが増える環境を作ってしまうのです。
洗顔は基本、1日2回までにしましょう。しっかりと泡立て、泡で顔を洗いましょう。
◇オリーブオイル入りの石鹸の使用
数ある石鹸の中には、オリーブオイルが多く含まれている石鹸があります。オリーブオイルに含まれているオレイン酸は、ニキビを悪化させるアクネ菌を活性化させてしまいます。
石鹸だけでなく、オリーブオイルを使用した化粧品は数多く売られていますが、ニキビ肌とは相性が悪いので注意しましょう。
◇スクラブ
スクラブは、お肌の古い角質を取り除き、毛穴の詰まりに効果的です。しかし、スクラブはニキビを刺激してしまうので、ニキビ肌の人には適しません。
刺激がかえってお肌の状態を悪くしてしまいます。
◇熱いお湯
熱い温度で洗顔をすると、肌に必要な潤いまで落としてしまい乾燥を招きます。洗顔をする時はぬるま湯で行うようにしましょう。
◇ニキビをつぶす
ニキビが出来るとつぶしたくなる人は多いと思います。ニキビには潰していいニキビとそうでないニキビがあります。
白ニキビは初期段階なので潰す治療が効果的です。しかし、素人が潰すと悪化したり、跡が残りやすくなったりする可能性があります。必要な場合は皮膚科にかかりましょう。
これらの間違ったケアをしている人は非常に多く、分かっていながらもついついしている人も多いのです。
毎日のケアを積りつもればニキビを悪化させる大きな要因になります。一回一回のケアを正しく丁寧にすることがニキビ肌の改善への近道です。神経質になる必要はありませんが、正しいケアを習慣づけましょう。
(Photo by: http://www.ashinari.com/2007/04/22-001741.php)
著者: カラダノート編集部