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妊娠・出産

初産で起こりやすい会陰裂傷

 

初産のお母さんは、妊娠から出産・育児まで、どれもが初めての体験ですね。

出産が近づくと、「どんな風なんだろ?」「痛いのかな?」と思う方も多いはず。

お母さん、痛いほかにも予定外に傷が出来たりするものなんです。

 

会陰裂傷とは?

 

膣入口部と肛門の間の部分のこと会陰部といいます。

分娩時、赤ちゃんの頭が膣壁や会陰部の組織を圧迫して、引き延ばします。

最初は厚ぼったかった会陰部の組織(皮膚と皮下組織など)は赤ちゃんの頭が出る直前はぺらぺらの紙のように薄く引き延ばされます。

 

この会陰部の組織が、分娩の際に裂けて(裂傷)しまうこと会陰裂傷といいます。同様に膣壁が切れてしまうことを膣壁裂傷といいますが、同時に起こることも多いです。 

 

膣からの出産を経験されている方は一度膣壁や会陰部が引き延ばされた経験があるので、次の出産の際は引き延ばされやすい傾向があります。

そのため、会陰裂傷は一般的に初産婦さんに多くなります。


事前に広げた方がいい場合は、あえて切開を加えて会陰部を広くする会陰切開を行いますが、この会陰裂傷は思わず起こってしまった場合のことを指します。

 

原因は?

 

・会陰部の伸展不良

特に高齢での出産になると、組織が伸びにくくなってきますから、リスクが増えます。


・大きな児頭や肩が通過する際の過度な伸展

頭や肩は大きい部分ですから、それだけ会陰部が余計に伸びなくてはなりません

そうすると、裂けるリスクは高くなります

 

・急速な分娩進行

分娩が早く進みすぎてしまうと会陰部がゆっくりと時間をかけて伸びる時間がありませんから、裂けやすくなります。

 

治療は?

 

裂けてしまった部分は、縫い合わせます。

一口で「裂けた」といっても、皮膚だけ、筋肉まで、肛門の筋肉まで、直腸までと重症度があります

肛門の筋肉や直腸まで裂けている場合は、便を柔らかくしたり、食事を消化の良いものにしたりと術後の管理が必要になってきます。

 

 

 

 

(photo by //www.ashinari.com/2012/09/27-370760.php?category=265)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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