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気になる病気・症状

カルシウムによる筋肉の過収縮

 

筋ジストロフィーが筋繊維の壊死と再生を繰り返すことで、筋力低下が起こります
壊れた筋繊維が再生するのに、元の状態に戻らず筋力が衰えてしまう原因は
カルシウムにあるのです。

ジストロフィン欠損によって筋肉の細胞の膜に異常が生まれます。
その細胞に細胞外液が流入し、
高濃度のカルシウムが細胞内に入ってしまうのです。
高濃度カルシウムによって酵素が活性化され
自己消化を始めてしまいます。
筋肉が崩壊しし、
貪食細胞が侵入してしまうのです。
筋ジストロフィーでも筋再生は活発に行われますが、筋繊維が元の状態に戻ることはなく、徐々に筋繊維が減っていき、
筋繊維が脂肪組織や結合組織に置き換わってしまうのです。

■カルシウムによる自己消化と筋繊維減少

 

1.筋繊維の壊死と再生
2.ジストロフィン欠損による細胞膜の異常
3.細胞膜内に細胞外液の
高濃度カルシウム浸入
4.高濃度カルシウムにより
自己消化
5.筋肉が崩壊する。
6.筋繊維が減少し、脂肪組織や結合組織が置換。
7心筋や横隔膜も置き換えられ、
心不全や呼吸不全に。

筋繊維の細胞に高濃度のカルシウムが入り込むことは自己消化を促すだけでなく、筋肉の過収縮も促します。

筋肉が崩壊し、再生する筋繊維の数も減少し、
脂肪組織に置き換わってしまうのです。
やがて筋肉という筋肉が全て失われた身体となり、生命活動すらおぼつかなくなってしまいます。

未だ治療法が確立しておらず、発病すればいずれ
全身の筋力が失われてしまうと言う難病であり、その発生は遺伝的要因が多く関わっています。

 

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3905)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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