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おならから疑われる疾患とは?若年層に多く発病しているIBDってどんな病気?大腸性潰瘍とクローン病の違いとは

 

 

おならが以上に臭ったり回数が多いと何か病気ではないかと心配になることがありますよね。そこでおならからわかる病気の可能性についてご紹介いたします。

 

【おならと病気は関係する?】

おならが出るからといって必ずしも何かの病気であるとは言えません。しかし、おならがいつもより急に増えたり臭くなったりした時にどんな病気の可能性が知っておくとよいでしょう。

 

その病気とは…

 

胃、肝臓、膵臓、腎臓、小腸、大腸

 

の各疾患、そして精神疾患である可能性も考えられます。

 

以上のように内臓に何らかの疾患がある場合はおならの回数が以上に増えたりします。とくに胃に疾患がある場合は回数が増えますし、腎臓や肝臓のように身体の不要物の抽出や解毒を担っている器官だとおならの中に硫黄のような物質が増えて臭くなることが知られています。

 

それ以外にも便秘症や大腸の中にくぼみができていたり大腸がんなどでもおならが増えたりしてしまうのです。

 

精神的に疾患を患っている場合は、自律神経の影響で内臓が影響を受けたりします。その時にガスがおならとして排出されやすくなるということが原因のようです。

 

【おならが多いかどうかの目安】

おならが一日にどのくらい出るのかというと、回数としては5~20回だと言われています。体積としては1日に500ミリ~2リットル程度となっていてそれも明確に決まっているわけではありませんがこのくらいは出るものと覚えておきましょう。

 

おならはその日の体調や外部の環境に依存しているので、個人差があって多いかどうかの基準を分かりにくくしているともいえますね。

  

気になった方は一度内科を受診してみてはいかがでしょうか?

 

 

おならと大腸菌の関係

おならが発生するのは、大腸の中に潜んでいる菌たちが腸の中で活動している為と言われています。そこで、おならと大腸菌の関係についてご説明いたしましょう。

 

普段、おならをした時にそんなに臭くなかったのに、急に臭くなってしまったということはありませんか?そんな時はもしかしたら腸内細菌に変化があったからかもしれないのです。

 

【悪玉菌が増えると腸内環境が悪くなる!】

普段腸の中は善玉菌と呼ばれるものたちが腸の中で活動しています。簡単にいってしまえば腸の中にたまった残りかすを分解してお掃除してくれているのです。善玉菌はその働きを積極的に行うために良い菌とされています。

 

逆に悪玉菌は腸内環境が悪化するといわれていて、身体によくないガスを排出したりして、おならを臭くしたりします。

 

それに加えて、善玉菌の活動を弱らせ、便秘や下痢を引き起こすこともあります。これによって腸内細菌の正常な働きを阻害してしまうことも知られているのです。

 

おならをいつものにおいに戻したいなら、まず腸内の善玉菌を活発にしてあげることが必要となってきます。

 

【善玉菌を活発にするには?】 

善玉菌を活発にするためには以下のような方法があります。

 

・善玉菌を増やすオリゴ糖や乳湯参勤飲料を摂取する

・腸に影響を及ぼすような心理的・肉体的ストレスを減らす

・規則正しい食生活にする

・睡眠を十分にとる

 

などがあげられます。

 

最近では ヨーグルトに乳酸菌を含んだものやオリゴ糖のはいっている食品も増えてきましたので、スーパーでも手軽に手に入れることができるようです。

 

しかし、ヨーグルトや健康食品だけに頼ってもなかなか腸内細菌というのは元に戻るのに時間がかかります。食生活の乱れやものすごいストレス下に置かれている場合には、ヨーグルトだけとればどうにかなると言うものでものではありません。

 

一時的に乳酸菌を摂取するだけでなく長期的に腸を健康にしておくことが腸内細菌にとっては一番の嬉しい助けとなるのです。

 

おならが気になりだしたらまずは、食事や睡眠に期を使ってみるのが一番でしょう。

 

 

腸憩室の合併症・腸憩室出血とその対処法は?

大腸が外に飛び出したものが腸憩室と呼ばれる病気で、あまり症状はありません。

憩室自体はそれほど大きな問題ではないのですが、腸憩室の合併症で出血することがあります。それを腸憩室出血と呼びます。

 

●腸憩室出血が起きる仕組み

腸憩室出血が起きる理由は憩室の中の血管が切れるからです。憩室も体の一部ですので栄養の受け渡しなどのために血管があります。

その血管が何らかの理由によって切れてしまうため腸憩室出血が起きます。

例えば便に押されて血管が切れる、憩室が広がるときの刺激で血管が切れるなどです。

 

●腸憩室出血の症状と割合

腸憩室出血の症状は大腸からくるので下血です。トイレに行ったときにいきなり出血して大病ではないか、と慌てて病院に行く方が多いようです。

また、出血はあるものの腹痛や違和感などは起きにくいのも腸憩室出血の特徴です。

なお、腸憩室出血は腸憩室の患者100人に対して4人の割合でみられ、高齢者ほど腸憩室出血しやすいと言われています。

 

●腸憩室出血の対処法は?

腸憩室出血を自分で止めることは不可能です。血液がどんどん失われる前に病院へ行ってください。

病院では憩室の切除手術、出血部分をクリップで止める手術、あまりにも出血がひどければ輸血などの対処が行われます。

一度腸憩室出血を体験すると再発の危険性もあるので食生活への注意は必須です。

 

腸憩室内の血管が切れることによって出血する症状を腸憩室出血と呼んでいます。

腸憩室出血は4%程度の腸憩室患者に見られる症状で、自分で出血を止めることは不可能です。

腸憩室出血があればすぐに病院で適切な治療を受けてください。

 

 

若年層に多く発病しているIBDってどんな病気?

若年層に多く発病しているIBDって?

IBDとは、Inflammatory Bowel Diseaseの略であり、特発性炎症性腸疾患のことです。

IBDは潰瘍性大腸炎とクローン病の2疾患からなります。

潰瘍性大腸炎とクローン病は、どちらも原因は不明であり、下痢や腹痛、下血などを繰り返します。

 

■若年層に多く発病!

IBDは近頃増加が激しく若年層に多く発症することから、就学や就職、妊娠、出産などにおいて制限が少なくはありません。

そのため患者さんのQOL(Quality Of Life=生活の質)を損なうことがあります。

また病状によっては、栄養療法や治療食が必要になるなど、食事上の制限が強いられる場合もあります。

 

■潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に、びらん(ただれ)や潰瘍(深い傷)ができる病気です。

症状としては、下痢、粘血便、腹痛などが特徴です。重症例では、発熱や頻脈、貧血などの全身症状が出てきます。このような症状が長く続くのも特徴です。

ハッキリとした原因はまだ分かっていません。

 

■クローン病

口から肛門までの消化管(特に小腸や大腸)に潰瘍ができる病気です。

症状としては、下痢や腹痛が多く見られます。小腸に潰瘍がある人は栄養障害や発熱が起こることもあります。こちらもハッキリとした原因はまだ分かっていないのが現状です。

 

■ 近年増加傾向にあるIBD

IBDは近年増加傾向にあります。

平成23年度の特定疾患患者数は、潰瘍性大腸炎が約13万人、クローン病が約3万4千人にものぼっています。

食事などに気を使いながら、長期的に、病気とうまく付き合っていくことが大切です。

 

 

近年増加中!?難病の一つ、大腸性潰瘍とは

大腸性潰瘍はちょっと聞き慣れない病名かもしれません。一般にはあまり知られていない難病の大腸性潰瘍ですが大腸癌のリスクを上げるなど危険な一面も持っています。

大腸性潰瘍がどんな病気なのかを見ていきます。

 

●大腸性潰瘍とは

大腸性潰瘍は別名潰瘍性大腸炎とも呼ばれています。『炎』の文字が入っている病気なので炎症が見られるのですが炎症があるのは大腸の粘膜部分です。

大腸の粘膜に潰瘍ができて炎症を起こすのが大腸性潰瘍で、直腸からどんどん上に広がっていくのが特徴です。

結腸から直腸にかけて大腸の広い範囲で大腸性潰瘍が見られる患者もいます。

 

●どれくらいの人がかかっているの?

大腸性潰瘍はやや珍しい病気です。日本ではおよそ11万人がかかっている病気で、アメリカに比べると少ないです。

なお、アメリカでは100万人が大腸性潰瘍の患者と言われています。

ただ、最近では大腸性潰瘍の患者が増えてきているようで、1975年から2008年までの大腸性潰瘍医療受給者証交付件数を見てみると右肩上がりに件数が伸びていることがわかります。

どちらかといえば若者がかかりやすく、発症年齢で最も多いのは20-29歳です。

 

●どんな症状が出るの?

大腸性潰瘍の症状の中でも多くの人が感じるのが下痢です。ただし、この時点では大腸性潰瘍とは気づかず見過ごしてしまうことも多いです。

胃腸の調子が悪いのかな、という程度で考える方が大半です。

大腸性潰瘍が重症化すると血便が出るようになり、貧血や発熱など症状が全身に出ます。

 

大腸性潰瘍は大腸の粘膜に潰瘍ができる難病で、日本国内には10万人以上の患者がいます。

初期症状が下痢のため大腸性潰瘍は見逃されやすい病気ですが、徐々に重症化すると貧血や発熱などの症状が出て来ます。

 

 

これで見分けられる!大腸性潰瘍とクローン病の違い

大腸性潰瘍とよく似た病気にクローン病という病気があります。クローン病は大腸性潰瘍と同じように大腸にも症状が出る病気で、難病指定を受けているという点でも共通点があります。

そんな大腸性潰瘍とクローン病の違いを見てみます。

 

●クローン病とは

クローン病は炎症性の疾患で、クローンという人が発見したのがきっかけでこの名前となりました。クローン病では大腸や小腸に炎症か疾患が出来るのが特徴です。

症状は下痢や血便、ひどくなると体重が減少してだるさを感じたりもします。

なお、クローン病の患者は全国に3万人程度います。

 

●大腸性潰瘍とクローン病の違い

大腸性潰瘍とクローン病は症状のみで大きな違いはありません。大腸性潰瘍であってもクローン病であっても最初は下痢から始まり、次に血便が出るようになります。

では違いは何かというと大腸性潰瘍は名前の通り大腸だけに起きるのに対してクローン病は小腸でも炎症や潰瘍が起きるということです。

実際にクローン病の患者を診てみると大腸よりも小腸の末端で潰瘍が起きることが多いようです。

 

●大腸性潰瘍とクローン病の治療の違い

大腸性潰瘍でもクローン病でも基本的には食事制限、食事療法が必要とされています。摂取するものによって腸管への刺激が異なるからです。

ですが大腸性潰瘍の場合はクローン病の食事制限、食事療法よりもやや簡素で簡単という特徴があります。

クローン病の方が炎症が深いのでより気を配る部分が多いのです。

 

大腸性潰瘍とクローン病はその症状がよく似た病気ですが、クローン病が小腸にも起きるのに対して大腸性潰瘍は大腸のみの病気です。

治療法もよく似ているものの、大腸性潰瘍の方が食事制限がそれほど難しくありません。

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/2012/07/01-364481.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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