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妊娠・出産

妊娠中に胎盤が剥がれる「常位胎盤早期剥離」

 

妊娠中は胎盤・へその緒を通して赤ちゃんに栄養・酸素などが送られ、分娩が終わったら胎盤は剥がれて出てきます。

しかし、妊娠中にその胎盤が剥がれてしまうことがあるんです。

 

常位胎盤早期剥離とは?

妊娠中に何らかの原因で、胎盤が子宮の壁から剥がれてしまう病気です。

産科の中では、超緊急状態になる病気の代表ともいえます。

頻繁におこるものではなく、起こる確率は0.30.9と言われています。

胎盤が剥がれることで赤ちゃんへの血流が急激に減少します。

 

また、それ以外にも剥がれた部分から出る悪い物質が子宮内やお母さんの血液内に入り込み、血が固まりにくくなる状態(DIC)を作り出します。

大量出血によるショックや臓器の障害にまでなる、重大な問題です。

 

どんな人がなりやすい?

 

1.妊娠高血圧症候群(PIH)、慢性的な高血圧
2.胎児奇形、子宮内胎児発育遅延(IUGR
3.早剥の既往
4.前期破水、感染
5.喫煙
6.外的刺激

このような方は必ずなるわけではありませんが、注意が必要です。

 

症状は?

少量の持続的な出血(固まりにくい血)や、持続的な子宮収縮(陣痛とは違います)がありあます。

剥がれている面積によって重症度が異なり、症状の進行速度にも差があります。

 

治療は?

非常に軽症の場合以外は、超緊急帝王切開が必要です。

剥離後の子宮は止血困難となっていることが多いので、出血が止まらなければ子宮摘出でお母さんの命を守ることもあります。

 

常位胎盤早期剥離は起こる頻度は高くありませんが、発症すると非常に怖いです。

 

「陣痛にしては長いな?」と思ったら、早めに病院に相談しましょう。

 

 

 

 

(photo by //pro.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/21_28_67/products_id/2875)

著者: Calmenさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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