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気になる病気・症状

欧米ではソーセージ食中毒~ボツリヌス菌~

他の細菌性食中毒と異なり、ボツリヌス菌による食中毒は、いきなり神経症で始まり、しかも致死率が20%以上にも上っています。

 

ボツリヌス菌とは

ボツリヌス菌は土、泥中、湖底あるいは海底なおに芽胞として存在しています。カン詰め、ビン詰め、真空パック、ハム、ソーセージなど、全ての嫌気状態にであうと芽胞から普通の型の細菌に変化して、増えだします。

 

熱に強くて100℃1時間、120℃10分にも耐える性質です。

 

ボツリヌス菌は、A~Gまで7型あり、A~Fはヒトの中毒、CDは動物に中毒をおこします。魚にかたよる日本は、E型に罹る確率が高いといわれています。

 

ボツリヌス食中毒の原因

日本の海岸の砂浜などにはE型のボツリヌス菌が住み着いていて、魚にくっ付いて紛れ込むことがよくあるわけです。

 

わが国では、北海道・東北地方で好んで食べられるいずしやきりこみ、熊本で有名な郷土料理からし蓮根の真空パックも問題になっています。

 

症状

食後2~40時間後に、眼瞼下垂、複視、瞳孔の拡大、嚥下困難、構音障害、さらに便秘や尿閉、重症の場合は呼吸筋の麻痺により死亡することもあります。

 

治療

でるだけ早く馬の抗毒素血清で、毒素を中和します。

 

予防

1,カン詰め、真空パックの腫れあがっている食品は避けます。

2,ビン詰、カン詰、真空パック、腸詰は加熱してから食べると安心です。(80℃10分で失活性化します)

3,まな板やふきんは清潔にしておきます。

4,食前の加熱や冷凍保存をします。

 

 

嫌気性菌であるボツリヌス菌に感染する機会は少ないですが、毒性の強い菌なので十分に気を付けましょう。

(photo by //www.ashinari.com/)

著者: シッポさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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