育児
赤ちゃんの入浴について知っておこう
わが子であっても、体の小さい赤ちゃんをお風呂に入れることは緊張します。
体をきれいに洗うつもりなのに、洗い方によってはデリケートな赤ちゃんの肌トラブルの原因になることがあります。
赤ちゃんは石鹸で洗うほうがよい?
赤ちゃんはその小さな体に、大人と同じだけの汗腺があります。
大人と違い、赤ちゃんはほとんどの時間をおむつで覆われている為、汗をかきやすいのです。
また、生まれてしばらくは脂漏が増えるので、実は脂っぽいのです。
一見あまり汚れていなさそうな赤ちゃんでも、毎日しっかりと洗ってあげることが必要です。
石鹸は洗浄力が強いのでしっかりと汚れを落としてくれるイメージですが、赤ちゃんにはあまり適しません。
赤ちゃん用の石鹸は髪の毛も洗えますが、石鹸は石鹸カスが残りやすく、しっかりとゆすいであげないとトラブルの原因になります。
頭がちょっと臭う…という赤ちゃんは、石鹸カスが残っていることが原因かもしれません。
まだバランスが不安定な赤ちゃんを隅々まできれいに洗うことは簡単ではありません。
特に、お母さんが一人で赤ちゃんを洗うのは一仕事です。
洗剤をしっかり落とすためにも、赤ちゃんには液体タイプがおすすめです。
デリケートな赤ちゃんの肌には、「弱酸性」「低刺激」「無香料」「無着色」のタイプを使用しましょう。
赤ちゃんは水に慣れていない?
赤ちゃんの頭と体を洗うとき、赤ちゃんが怖がるかも…と洗う側がビクビクしながら洗うことが多いかもしれません。
生まれるまで羊水の中で過ごしていた赤ちゃんは、水に適応できます。
赤ちゃんの内は自然に耳に水が入らないようになっていますし、万が一頭から水がかかっても、赤ちゃんは一瞬ビックリするかもしれませんが心配することはありません。
ビクビクしながら赤ちゃんを洗うと、汚れがしっかり落ちません。
赤ちゃんの内はまだ十分に首を支えられず、首の皮膚と皮膚がくっついている状態なので、汚れがたまりやすいです。
他にも、腕のくぼみ、ひざのうら、脇など、しっかりと洗ってあげないと、いつの間にか汚れが溜まってしまい、肌荒れの原因になります。
赤ちゃんとのお風呂は肌と肌がふれるコミュニケーションの一環です。
赤ちゃんの肌にしっかりと触れて、きれいに洗ってあげましょう。
赤ちゃんの肌トラブルなどの異変を発見できる機会でもあります。
(photo by [http://free-images.gatag.net/tag/children-
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著者: カラダノート編集部