カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. 出産 >
  4. 分娩 >
  5. その他 >
  6. 時に危険な状態になることも!妊娠中や分娩時に起きる産科ショックとは

妊娠・出産

時に危険な状態になることも!妊娠中や分娩時に起きる産科ショックとは

出産は新たな命の誕生ですが、時に死と隣り合わせになることもあります。

よく、医療現場で「ショック状態」と言われますが、分娩においてもショックになることがあるんです。

 

産科ショックとは?

体液が異常に失われる、心臓のポンプ機能低下などにより、身体への血液と酸素の供給が障害されます。そうすると全身の臓器が働かなくなり、急速に死に至る重篤な病態になることがあります。

このような状態が産科領域(妊娠・分娩など)によっておこることを、「産科ショック」といいます。

 

産科ショックの特徴は?

・約90%は出血性ショック(大量に出血したことが原因)

・播種性血管内凝固症候群(DIC)を併発しやすい

・迅速に対応することが重要で、そのタイミングが予後に影響する

※DIC:何らかの原因で血液を固める物質が多量に使われてしまう。それによって、出血部分の血液が止まらなくなる病態。

 

原因は?

<出血性ショック>

○妊娠初期・・・流産、子宮外妊娠

○妊娠中期以降・・・前置胎盤、常位胎盤早期剥離

○分娩・・・子宮破裂、子宮内反症、弛緩出血、子宮頸管破裂、癒着胎盤

 

<非出血性ショック>

○羊水塞栓症

○肺血栓塞栓症

○臥位低血圧症候群

○敗血症(産褥熱など)

 

治療は?

まず、ショックの原因となる疾患を治します(例えば出血であれば、血を止める)。

それに合わせて、輸液や輸血、投薬、必要であれば挿管など全身の管理を行います。

 

産科ショックは、誰もが予期せずに起こります。

ショック状態になった時には素早い対応と治療が必要です。

きちんと対処すれば助かる可能性もありますから、ご家族は医師や看護師の指示に従い、早急に治療できる環境にしてあげることが、何よりもお母さんと赤ちゃんのためです。

(photo by //pro.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/21_28_68/products_id/4544)

著者: Calmenさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

赤ちゃんの頭が大きい!ママの骨盤が小さい!CPDについて

出産がスムーズにいくか難産になるかの決めてで重大なことってなんだか知っていま...

新生児の敗血症発症は危険!予防するにはどうすればいい?

敗血症とは血液における細菌感染症になります。 これは新生児も発症する疾患で、新...

その他の体験談

いきみ方って大事なんだ!自分なりにやったら血圧上昇

娘を出産した際 分娩に立ち会ってくれてのはたった一人の助産師さんだけ。 赤ちゃんが出てくる所が切れ...

出産の兆候。子宮口は開いていくけどお産にならない

出産前の兆候ってお産が近くなると気になりますよね。 私も出産前にネットで出産の兆候を、調べまくって...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る