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「冷蔵保存すれば大丈夫」は勘違いだった?エルシニア菌に注意!

エルシニア菌

人間に病原性を発揮する菌は体温に近い温度を好む性質が普通ですが、低い温度でも増殖していく新しいタイプの食中毒菌がエルシニア菌です。

 

急性胃腸炎に関係する菌としては、エルシニア エンテロコリチカとエルシニア シュードツベルクローシスの2種類があります。

 

前者はブタの保菌率が1割以上、イヌ・ネコの保菌率で数%で、汚染された飲食物を摂取するのが直接の感染経路です。感染した動物のとの接触や感染動物の糞便との接触によりうつることもあります。

 

後者はタヌキなどの野生動物が保菌していて、殺菌が十分でない井戸水や山あいの水が感染の原因で、泉熱と呼ばれています。

 

症状

潜伏期間は1~10日間です。

 

エルシニア エンテロコリチカ

下腹部痛、38℃~39℃の発熱、軟便、下痢、倦怠感

 

エルシニア シュードツベルクローシス

発疹、関節炎

 

治療

1,胃腸炎症状には抗菌剤を投与しなくても自然治癒します。

2,関節炎には非ステロイド性抗炎症剤や関節内ステロイド、理学

 療法を行います。

3,症状が重い場合は輸液などの対処療法を行います。

 

予防

1,食肉は十分に加熱します。75℃で数分です。

2,低温度でも増殖するので、冷蔵保存する場合でも短時間に止

 め、長く保存する場合は、冷凍保存します。

 

エルシニア菌は自然治癒が可能な感染症ですが、この菌が原因となる食中毒を防ぐために、給食などの食材や調理法などに十分に注意が必要だといわれています。

(Photo by://www.ashinari.com/) 

著者: シッポさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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