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気になる病気・症状

食中毒の原因になる最新ウイルス、SRSVとはどんなウイルス?

 

小型球形ウイルスSRSV

平成9年に食中毒の病因物質に、はじめてウイルスが追加されました。

ウイルスとして同定されたものは、SRSV、ロタウイルス、アストロウイルス、そして、カリシウイルスその他となっています。

 

ウイルス

11月から3月にかけて発生する特徴があり、その90%がSRSVと推定されています。

SRSVは、属名をノロウイルスといい、例えばノーウォークウイルスなどがノロウイルス属に含まれます。

性質は、熱に強く、酸に強いという話です。

 

感染経路

一次汚染は、二枚貝(特にカキまたほたて貝等)の生食が原因です。

SRSVは人の腸の中でだけ増殖し、カキの中では増えません。

SRSVを含んだ人間の糞便で海水が汚染され、それを養殖カキが体内に捕捉濃縮するのが原因です。

野菜サラダやサンドイッチ、飲み水などの食材の汚染は感染している調理人からの直接の汚染が一番多いでしょう。

老人ホームなど大型施設内の流行の場合は、人から人への可能性が問題視されています。

 

症状

潜伏期は1~2日で発症します。

SRSVは、吐き気で始まり、下痢、嘔吐、腹痛、発熱がやってきます。

 

治療

1,一般に3~4日程度で症状は自然に寛解します。

2,重い場合は抗生物質の投与が有効です。

3,吐き気、下痢には対症療法となります。

 

予防

1,二枚貝は充分に85℃で1分以上で加熱して殺菌します。

フライは熱が通っていないことがよくあり、酢では不活性しないので注意します。

 

2,食品の二次感染を防ぐために、食材を直接触る前に、調理者は充分な手洗い、うがい、マスクや手袋の着用を習慣付けます。

 

3,感染者から糞便や吐瀉物により直接感染する危険性があるので処理に注意を払い、その後手洗いやうがいなどします。

 

まとめ

一次感染は冬季、二次感染は1年中発症するSRSVですので、原因食品を調理する時や、感染者の世話する時には十分に注意しましょう。

 

 

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2009/04/28-018313.php

著者: シッポさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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