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気管支拡張症とはどんな病気?原因や治療とは

ストロー

気管支拡張症という病気は、気管が厚くなって広がってしまい、気管の粘膜に損傷が起こりやすくなってしまう病気です。

気管支拡張症の症状としては以下のものがあります。

 

気管支の浄化作用低下

気管支はもともと、外からの異物を排除する機能があります。しかし気管支が拡張してしまうことにより、異物を排除する機能が低下して、痰などがたまってしまいます。

そこに細菌などが繁殖して、気管支に炎症を起こします。

 

血痰、喀血が出る

気管支に炎症が起こるため、気管支から出血をし、血痰を出したり、喀血をしたりします。

また、この症状を繰り返すことにより、気管支がさらに拡張してしまいます。

 

副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔に膿がたまりやすくなり、炎症がおこります。症状は鼻水や鼻づまり、頭痛や副鼻腔ふきんの鈍痛などです。

また、副鼻腔炎の菌が気管支に移動することで炎症を起こしやすくなります。

 

気管支拡張は、炎症を繰り返すたびに気管に通る血管が増える、のう胞という分泌液がたまる袋が出現したり増えたりすることにより、余計に拡張していく病気です。

また一度なってしまうと根治治療が難しく、一生付き合っていく病気となります。

 

しかし、炎症をおさえる治療をし、現在起こっている炎症以上の症状になることを防ぐことが可能です。

 

気管支拡張症は治らないからといって医療機関の受診を先延ばしにせずに、なるべく早く受診し、治療を開始してください。

 

炎症を起こさないことが大事!気管支拡張症の治療

気管支拡張症とは?

気管支拡張症とは、気管支に炎症を繰り返すことによって気管支が広がってしまい、元に戻らなくなってしまった症状をいいます。気管支が広がったままだと、痰がたまりやすくなったり、たまった痰に菌が繁殖して炎症が起こりやすくなってしまったりします。

気管支拡張症は、一度なってしまうと気管支が元には戻らないため、一生付き合っていかなくてはならない病気です。

しかし治療法がないわけではありません。根本的に治療することはできませんが、これ以上拡張するのを防ぐことは可能です。

この病気の治療はどうやって行うのでしょうか。

 

気管支拡張症の治療

気管支をクリーニングする

気管の中にたまっている痰をきれいにします。痰を出やすくする薬を内服したり、痰が出やすくなる運動や行動を、病院で指導してもらいます。

また、痰をきりやすくするため、水分をこまめに摂取することも大事です。

 

感染を防ぐ

気管支に炎症が起こることで拡張が進行していくため、感染や炎症を防ぐことが重要です。肺炎や気管支炎などが発症した場合は、抗生物質を内服もしくは注射します。

 

血が止まらない場合は止血剤を使う

血痰や喀血がある場合は止血剤を使用します。それでも出血が止まらない場合は、手術で血管をふさぐなどの治療をします。

 

このように、気管支拡張症の治療は元にもどす治療ではなく、進行を止める治療です。元に戻らないからといって治療をしないのではなく、これ以上進行しないように治療をすることが大事です。

 

気管支拡張症の症状が続いている場合、炎症が起こっていればどんどん拡張が進行してしまいますので、なるべく早く呼吸器科などの関連医療機関に受診して、治療を始めてください。

 

肺がんに似ている!気管支拡張症の症状

気管支拡張症は気管が拡張してしまうことによって、痰や血痰、喀血などの症状が出ます。

また、痰に細菌がたまることにより炎症が起こり、せき症状なども出ます。

しかし、肺がんも気管支拡張症と同様の症状が出るので注意が必要です。

気管支拡張症と肺がんで共通している症状は以下のものがあります。

 

血痰・喀血

血が混じった痰が出ます。肺がんの場合は、がん細胞によって肺が損傷されて血が出ます。

気管支拡張症の場合は、かぜなどにより炎症が起こり気管から血がでます。

 

せき・息苦しさ

炎症によりせきが出ます。ヒューヒュー、ぜーぜーといった呼吸音になります。運動していない場合でも息苦しいことがあります。

 

気管支拡張症と肺がん双方の症状にはあまり違いがありません。レントゲンなどで診断をつける必要があります。

肺がんは進行が早いため、症状はどんどん進行していきます。また、肺がんの初期には自覚症状がないか、ほとんどないことが多いので、気管支拡張症と同じような症状が出ているときはすでにかなり進行してしまっている状態のときです。

血痰や大量の痰、喀血や息苦しさを感じたら、早急に病院へ受診してください。

 

そのほか気管支拡張症と同じような症状がある病気として、肺結核、肺炎、肺気腫などの病気がありますので、注意が必要です。

 

呼吸器系の病気は、症状だけで自己判断をせず、まずは病院でしっかりとした診断をしてもらうことが治療への第一歩です。

 

いくつか原因があります!気管支拡張症

気管支拡張症とは、気管がなんらかの炎症で拡張してしまい元に戻らない病気のことです。一度拡張してしまうと、一生付き合っていかなくてはいけない病気です。

 

この病気が進行するにはいくつか原因があります。

 

気管支の繊毛運動がもともと悪い

気管支には繊毛といって、異物を外に出す動きをする組織があります。その動きがにぶかったり動かなかったりすると、細菌などを外に排出することができず、細菌が痰などがたまった場所で繁殖をし、炎症を起こします。この炎症を繰り返して、気管支拡張が進行していきます。

 

子供のときに呼吸器系の病気にかかった

子供の頃に重篤な呼吸器系の疾患にかかり、気管支に炎症を追った結果、気管支が拡張したままになってしまうことがあります。例えば喘息や肺炎などが呼吸器系の疾患にあたります。

 

肺結核、肺化膿症、塵肺などの病気にかかった

肺の重篤な疾患にかかった場合、気管支にも炎症が及び、拡張が進行します。

 

気管支拡張症は、炎症が繰り返された結果、気管支の壁が厚くなってしまったり、血管が増えてしまったりした結果の症状です。

一度厚くなってしまった気管支の壁を、元に戻すことは困難ですが、これ以上炎症を起こさないように予防することは可能です。

 

痰がたくさん出る、痰に血が混じる、血を吐いてしまったなどの場合は、早急に呼吸器科に受診してください。

治療開始が早ければ早いほど、症状の進行を抑えることが可能になります。

photo by:http://www.ashinari.com/2008/09/20-008521.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-16掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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