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メンタル

自傷行為の進み方と回復

 

自らの身体を傷つける、自傷行為。

自傷者本人ですら目を背けがちな行為ですが、経験者はかなり多くいるとされています。

 

○ 自傷行為

自傷行為を行う際、原因としては具体的に不明なことが多くあります。

つらい感情がある、死にたいと思う、悲しみや怒りを覚える、孤独や劣等感……。

様々な感情が渦巻き、衝動を抑えきれず、自傷に至るといいます。

 

◆ 自傷行為の始まり

自傷行為が始まるのは、精神的に不安定な時期より数年遅れることが多く、10代によく見られます。

ただし、年齢で限定できるものではありません。

早ければ10歳前後ですが、幼い場合は行為に対する知識が少ないためか、刃物以外(爪など)で自傷行為をすることが多くあります。

 

最初は、何かしらの憤り、不安感、パニックにかられるなどして始まります

 

◆ 自傷行為の常態化

自傷を行うことで、一時的に苦痛は緩和されます。

しかしそれは一瞬であり再度苦痛は戻ってくることと、傷の痛みに慣れていくため、より深く大きく傷をつけたり、剃刀・カッターから、包丁・ハサミなどにエスカレートすることもあります。

 

さらに、傷跡やケロイド状になる自傷部位を見ることで、より自分を醜く思うこともあります。

 

また、自傷行為に感情が向かうことで、感情語が退化(ボキャブラリーが減る)し、人間関係が不安定になることが多くあります。

ただし、求めているのは人とのつながりです。

 

◆ 自傷からの回復

自傷者は、年月がたつと、精神的に落ち着いたり、ストレスを言葉で表現することで、自傷が治まってくることが多くあります。年齢が上がると、自傷が治まるのは、経験によるものと考えられています

 

ただし、環境変化や、生涯にわたって自傷を続けることもあること、予定外に動脈を傷つけて死に至ることもあることから、身近な人が自傷をしていることに気付いたら、早急に手を差し伸べる必要があります

 

 

自傷経験者の割合は、10人に1人と言われていますが、そのうち通院したことがある人は1割に満たないとされています。

しかし、通院の有無が症状の軽重をきめるものではありません。

安心して自分の心を表現できるのだということを、伝えて行きましょう。

 

[Photo by //www.ashinari.com/2011/12/20-355008.php]

著者: suzuさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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