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メンタル

栄養学的カウンセリングで拒食症を治す 心理療法やカウンセリングのすすめ

 

拒食症と普通食を全然摂らない型の過食症の人は、ひどい栄養失調になり、様々な病気を併発します。

そのため、心理学的カウンセリングとともに、栄養学的カウンセリングを行って、治療・予防をすすめていきます。

食べられる範囲でできるだけ栄養のバランスを摂ることを目的としています。

 

原因

カロリーを異常に重視して、栄養のバランスを無視し、ダイエット食品に信仰に近い信頼感を持っています。

テレビや雑誌から集めた情報で、太りそうな物、例えば、炭水化物・糖質・脂質などを食べてはいけないもの、そして、海藻やこんにゃく、野菜、ヨーグルトなどダイエット食品を食べていい物とレッテルを貼り、常食としています。

 

治療方法

1,上記のような歪んだ食生活観を持った患者さんに、栄養士などが正しい知識を与えることを栄養学的カウンセリングといいます。

 

2,患者さんに少しでも抵抗感を感じさせないように、食べられる物から始めていき、無理なくいろんな物を食べられるように指導していきます。

 

3,長い間の摂食障害によって、忘れてしまった正しい食生活の記憶を取り戻すために、献立による規則正しい、バランスのとれた食生活を身につけることで、大きな治療効果を期待します。

 

4,患者さんの受容体重と目的と期間に応じたエネルギー量を計算し、その体重以内に留まるカロリーと方法を教えて、正しい知識を習得させます。(40Kcal/kg体重)

 

5,宅配便やレトルト食品、高カロリー市販食品、経腸栄養剤を適宜、利用していきます。

 

6,過食・おう吐・下剤の使用を少なくする様に工夫します。

 

7、改善が見られない場合は、入院治療や経静脈性高カロリー栄養法を使用します。

 

まとめ

家庭では、母親が患者さんの献立を作って食生活を管理し、患者に無理じいせずに、食べられる物を食べられる環境を整えてあげることも、大きな役割です。

 

栄養学的カウンセリングは、病院で受けられるだけでなく、自助グループのサイトで情報を提供しています。

 

もしも「摂食障害」と診断されたら0カウンセリングを受けよう0

心の病気が原因で起こる食行動の異常である摂食障害の治療には、カウンセリングが有効といわれています。

 

カウンセリングとは・・

カウンセリングとは治療者が患者さんあるいは必要によって保護者と話し合い、心の葛藤を軽くする療法です。

 

患者の5つのステージ

発病から軽快して治療が終了するまで、長い時間がかかります。

治療者は、その成長段階を5つに分けています。

 

第一ステージ

非主張行動の時期です。

 

第二ステージ

発病した段階で、まだ非主張行動の時期ですが、不満や怒りが親への依存や攻撃といった形で現れます。

 

第三ステージ

治療を開始した段階です。

アサーショントレーニングではじめから最後まで自分の意見を主張できるようにします。

 

第四ステージ

家庭内でアサーショントレーニングを開始します。

 

第五ステージ

社会参加のためのアサーショントレーニングの時期です。

学校・会社・アルバイトに出て実践します。

社会にはいろんな人がいて、いろんな価値観があることを身をもって知ることができます。

患者さんは、治療者や家族のサポートを受けながら、5つの段階を経て、社会復帰を果たします。

 

まとめ

厚労省の調査では、治療から一年後には、80%の患者さんが改善の方向にむかっているとの結果を報告されています。

 

治療は、精神科でのカウンセリングのほか、民間のカウンセラーによるカウンセリングを受けることが出来ます。

 

家族の理解があると、治療期間も短くなると報告されているので、途中で投げ出してたくなることもあると思いますが、あきらめずに治療を続けるようにして下さい。

 

若い女性に急増中?摂食障害の治療法0心理療法のススメ0

摂食障害の治療は、現代の精神医学的見地から、主に心理療法を行います。

治療者は患者さんに、治ったらどうなりたいのか将来の夢を語ってもらうことで、思春期の若者の心性の理解につとめ、本人の生き方を肯定しながら、現実指導的なカウンセリングを提供しています。

 

認知療法

患者さんが持つ拡大解釈や間違った認知は、怒りや悲しみを産み、抑うつ気分や不安感などが生じてきます。

 

「お菓子をつまみ食いをした→ダメな人間だ→家族に迷惑をかける」といった物事の考え方を、心理カウンセラーと話し合いながら、健康的な考えへと改善して行く療法になります。

 

行動療法

認知療法で問題となる思考を見つけ、問題行動を健康的な行動に移し替えることで適切な考え方に改善していく療法です。

例えば、入院している場合なら、何キログラムになったら面会を許可する類のものです。

癖の改善や日頃の生活習慣など、心理カウンセラーと共に考え行動や思考を改善していきます。

 

認知行動療法

上記2つを組み合わせた療法で、欧米を中心に使われています。

行動療法で、食行動を改善して、認知療法で物事に対する考え方の歪みを改善していきます。

 

・ロールプレイ

まず役を決めて、簡単な演劇のようなものを行います。

自分を自分でなく、役を演じていると考えて、自分の問題点を理解します。

 

・ミラーテクニック

最初から決められた設定で、他人とのやり取りを鏡に向かって行います。

自分に向き合うことで、自己の問題点が明らかになります。

 

認知行動療法は、繰り返し行い、完治したかのようにみえても、再発防止のために継続的に行っていくことが必要です。

 

家族療法

家族も家庭内の問題点を考え、摂食障害がどんな病気なのかを理解して、患者さんをいかにサポートするかを学びます。

家族のありかたを振り返ることで、患者さんに対する対処の仕方が変わってくるので、患者さんの状態も安定します。

 

自己訓練法

自己催眠法で、体の各部位に集中しリラックスさせていく事で、ストレス緩和、抑うつや不安の軽減など、さまざまな効果があり、こころの病気を改善していくものです。

 

まとめ

摂食障害の患者さんは、治療に抵抗しながらも通院してくれるので、治療を進められ、歓迎すべきです。

但し、通院前に過食をしたりすると予約の時間を守れないこともあるので、キャンセルの電話を入れるなど最低限のマナーを守る必要があります。

心理カウンセラーとは、良好な信頼関係を築く様に努力します。

 

摂食障害とリストカット症の方にはカウンセリング治療を!おすすめとその見つけ方

摂食障害に陥り、毎日自分が嫌で嫌で、リストカットをする。そんな毎日がつらくて、誰かに助けてほしい。そういう時はどこへ行けばよいのでしょうか?

 

カウンセリングをおすすめします。

摂食障害とリストカットを併発する方は、簡単にいうとさびしがり屋が多いです。難しい言葉でいうと、境界性パーソナリティ障害、または症候群の人がなりやすく、幼少期から両親に理解されない、またはかまわれているが甘えられない状況におかれ、誰か自分の心に寄り添う人を欲し続ける人たちです。

このタイプの問題を早期に解決するカギは、良き理解者を得て、自分の寂しさをいたわりながら、寂しさとうまく折り合いをつけられるよう成長につきあってくれる人に出会うことです。

 

精神科よりも心療内科がおすすめ

精神科へ行くのも悪くはないのですが、摂食障害に詳しい病院でないと、「薬を出して様子を見てください。」…終わり。となり、薬で気持ちをすこしあげて、寂しさをまぎらわすだけで解決がみえてこない日々になる可能性もあります。

それを防ぐために、摂食障害専門の病院へ行くか、カウンセリングルームをできれば選択しましょう。お近くにカウンセリング施設がない場合は、精神科よりも心療内科をお勧めです。筆者は摂食障害を患っていましたが、心に寄り添ってくれる人を得ることがとても重要だったと感じています。カウンセリングで薬が必要だと判断されれば、必要な病院を紹介してくれます。

 

どうやってみつければいいの?

ネット検索やネットの口コミも有用ですが遠方だったり、人気の病院は通うのにむずかしいことも多いです。かといって近隣によさそうな病院があっても誰もコメントしていないと、どんな病院かわからず、行く気がしないということも起こります。

 

保健所や保健センターに聞いてみよう

おすすめは地域の保健所または保健センターに相談することです。摂食障害者むきのカウンセリングが充実している施設を教えてほしいといいましょう。頼れる親や家族がいない、収入が低くお金が心配…など、そういう細かな質問にも対応してくれ、必要があれば公的支援の受け方も教えてくれます。

 

以上を参考に、良き理解者と出会え、一日でも早く苦しみがやわらぐよう、お祈りしています。

(Photo by http://www.ashinari.com/2009/06/14-022270.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-08掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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