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メンタル

アルコール依存症と肝臓の病気

 

アルコール依存症は、一種の薬物依存で精神疾患ともいわれています。

しかも、体中をむしばんでいく、病気なのです。

 

○ アルコール依存症とは

アルコール依存症とは、意思が弱くお酒を飲み続けるわけではなく、アルコールに対して精神的・身体的な依存をしてしまっている状態です。

 

お酒を飲むべきでないときにも「飲みたい」と強く思うなど、強い飲酒欲求があり、飲み始めるとコントロールが利かなくなります。

そして、アルコールが体内にある状態を「通常」と脳が判断し、アルコールがなくなると脈が速くなる、高血圧、手の震え、吐き気、イライラなどの離脱症状(禁断症状)が現れる状態です。

 

もちろん、アルコールは多量に摂取すると体に害を与えるもの。同時に、合併症を併発していきます。

 

○ 肝臓に与える影響

肝臓は、体に取り込んだ様々な物質を分解、解毒、代謝する大工場。

そのうちの一つが、アルコールを分解する機能です。

 

アルコールを摂取すると、血液内に吸収されたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒド、そして酢酸(アセチルCoA)に代謝されます。

このアセチルCoAは、脂肪酸の元となる物質。

 

アルコールを大量に、そして継続して飲み続けると、この代謝経路(分解・解毒)が追い付かず、さらに合成された脂肪が肝臓に蓄積されることに。結果、肝細胞に障害を与えます。

 

◆ アルコール性脂肪肝

肝臓に脂肪が蓄積した状態が脂肪肝。

特に表立った症状は現れないのですが、甘く見てはいけません。

肝炎、そして肝硬変の手前で踏みとどまっている状態です。

 

◆ アルコール性肝炎

脂肪により、肝細胞に障害が与え続けられた結果、肝臓が炎症を起こした状態です。

黄疸や発熱、全身の倦怠感などに陥ります。

 

◆ アルコール性肝硬変

肝炎などの、慢性肝疾患が原因となり、進行した最終的な状態です。

肝細胞が死滅・減少し、肝細胞がかたく変化し、肝機能が弱ります

肝炎までは、禁酒や治療で正常な状態に戻れますが、肝硬変は戻りません

肝臓がんを併発することもあります。

 

 

アルコールに対する依存だけではなく、肝臓をはじめ様々な身体的ダメージを与えるアルコール。

依存症となる前に、適度な量の接種にとどめましょう。

 

 [Photo by //www.ashinari.com/2011/01/05-344535.php]

著者: suzuさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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