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意外と知らない病気の実態 「後天性免疫不全症候群」について

 コンドーム

 

後天性免疫不全症候群その実態

後天性免疫不全症候群。HIVウィルスに感染してAIDSを発症した状態。

その恐ろしさは恐らく全世界一番メジャーな病気ではないかとさえ思います。

誰もがそのAIDSの影に怯え、感染に怯え、死の病に怯えます。

 

しかし、昨今では医学が進化してでいく中で、AIDSへの研究は進み、今やHIVに感染をしてた=死ではないってご存知した?

 

そんな知ってるようで知らなかった後天性免疫不全症候群の世界について、少し勉強をしてみませんか?

 

<HIV感染=後天性免疫不全症候群(AIDS)じゃない?>

 

一般的にエイズウィルスであるHIVに感染をしてしまったら

「感染したが最後、もう自分はこの病気によって死ぬんだ…」

と思ってらしゃる方ってまだ少なくないと思います。

 

しかし、今の医療治療はちゃんと確実に進歩しています。

もし仮にHIVに感染をしたとしても、早期に適切な治療が受けられれば、もしかしたら一生涯そのAIDSを発症せずに老衰の時まで生き続ける事がも可能な時代になりました。

HIVは確かに怖いウィルスです。

 

それは色々な性行為の中で感染したり、注射器の不適切な使用方法だったり、母子感染によって感染をしていきます。

 

しかし、それが早期に発見されて、適切な処置(HIVの増殖を抑える抗HIV療法)が行われれば、その後にAIDSを発症する事なく、生活をしていくことも可能です。

 

抗HIV療法って何?

 

HIV療法HIVの増殖を抑えるものですが、必ずしもすぐに治療が始まる訳ではなく定期的な検査でHIVのウィルス量CD4陽性細胞数・その他の健康状態などを総合的に見て、治療開始のタイミングを計ります。

 

抗HIV薬の服用を始めることにより、HIVの増殖をおさえてウィルスの量を減らしていきます。

ウィルス量が減ってくると、CD4陽性細胞数も増え体力の免疫力が回復するのです。

 

って、ここでちょっと疑問。CD4陽性細胞って何?

人の体には病原体を排除するための、免疫という仕組みがあります。

 

血液の中の白血球の仲間たちがこの仕組みを支えており、その中でもCD4陽性細胞というものが司令官の役割を果たしています。

 

通常は病原体が体内に侵入しても、司令官は仲間たちに様々な指令を出して排除しているのです。

 

しかし性行為などで感染したHIVCD4細胞の中を利用し、増殖していきます。そして元のCD4陽性細胞は破壊され、新しくできたHIVは次のCD4陽性細胞にどんどん感染していきます。

 

こうやってHIVは人の体にとって必要な免疫の機能を徐々に壊していくのです。

これを防ぐのが抗HIV療法です。

 

 

<適切な治療をしなかった場合、どうなるの?>

 

もし、早期発見が遅れHIV感染に気付かずに適切な治療のタイミングを逃して、進行をした場合は…次のような経過を辿ります。

 

感染初期

感染して2~4週間程で、発熱・喉の痛み・からだのだるさ・関節の痛みなど、インフルエンザに似た症状を起こすことがあります。

 

無症候期

数週間で上記のような症状は治まり症状がでない期間は数年~10年ほど続きます。これは個人差が大きく、1~2年でAIDSを発症する人もいますし、何年も発症しない人もいます。

しかし、総じてこの間も免疫力は少しずつ低下していきます。

 

AIDS発症期

免疫力が更に低下してくると、しつこい下痢や酷い寝汗、理由のない体重減少などがおき、様々な病気を引き起こします。これらの病気がAIDS指標疾患にあてはまるとAIDSと診断されます。

 

 

こうなってからでは非常に治療や完治が難しくなります。

 

もし、HIVに感染した??と可能性に心当たりのある方は、早急の検査をお勧めいたします。

 

早く発見され、適切な治療さえ受けれれば、HIVは不治の病ではありません!!

 

正しい予防・検査で健康な毎日を過ごしましょう。

 

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2012/10/05/01/33/condom-59639_640.jpg?i])

 

著者: ortensiaさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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