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健康診断・健康管理

朝の食事が脳のエネルギーを補給する!?朝食が与える脳への影響

 

 

軽度の乳糖不耐症の方へお手軽な下痢対策!

牛乳を飲むと、なぜかお腹がゴロゴロ…と調子が悪くなり、下痢をしてしまう方のお話は良く耳にします。

 

この症状は、牛乳に含まれている『乳糖』という糖質が、『カタラーゼ』という乳糖分解酵素によって十分に分解されず、大腸で乳酸へと姿を変えた乳糖が腸管内を刺激し、下痢を引き起こしてしまうという症状です。

 

これを『乳糖不耐症』と言うわけですが、今回はこの症状を改善する方法の中でも、比較的軽度の方向けの、お手軽で代替食品を使うことなしに出来る方法をご紹介したいと思います。

 

その調理方法とは?

方法はいたってシンプルです。

 

『牛乳を加熱して出来る膜を除去して、乳糖含有量の少ないものを摂取しよう!』というものです。

 

牛乳を過熱した際に、表面上に張る膜部分のたんぱく質を、ホエーといいます。牛乳には2種類のたんぱく質が存在し、80%をカゼインが、20%をホエーが占めています。カゼインは酸で固まりますが、ホエーは加熱することによって固まります。

この固まったホエーには、ある程度の量の乳糖が含まれているので、これを除去してしまうことで、乳糖の摂取量を減らせるというわけです。

 

では、具体的な調理方法ですが・・・

 

鍋に牛乳を適量入れ、60℃以上を目安に膜が完全に張るまでじっくり加熱する。(60℃以上になると膜状にたんぱく質が凝固し始めます)と、これだけです。あとは、粗熱を取って、膜を除去し、普通の牛乳と同じように摂取するだけです。

 

合わせて知っておきたい、牛乳の飲み方

牛乳の飲み方として、合わせて知っておきたい、下痢を引き起こしにくい飲み方があります。

 

・人肌程度(36℃程度)の温度に調節してから飲む

・数回に分けて飲む

 

というものです。

 

人肌程度の温度なら、胃腸に刺激を与えず、また乳糖分解酵素も活性化します。数回に分けて飲むことは、少量づつの乳糖を既存のカタラーゼ量で都度分解して消化することが出来ます。

 

このように、牛乳の加熱による膜の除去と、飲み方のちょっとした工夫が、下痢を防ぐ助けとなってくれます。

下痢でお悩みの方、ぜひ試されてみてはいかがでしょうか?

 

『良く噛むこと』はアレルギー性疾患を予防する?!

『100回噛んで食べると良い』に根拠はある?

 

多くの方が、昔ご家庭や学校で「良く噛んで食べなさい」や「100回噛んで食べると体に良い」と言われた経験があると思います。古いことわざにも、「朝飯の掛汁は親不孝」や、「朝飯に汁をかけて食うと出世せぬ」などの汁を掛けての流し込むような食事方法はあまり良くないものと考えられてきました。

 

しかしながら、「なぜ良く噛むと体に良いのか?」を良く知らない為、忙しい時には気にせず早食いや荒噛みになってしまうことも大抵の方は多いと思います。昔にはあまり指摘されていませんでしたが、最近では咀嚼回数と「アトピー性皮膚炎」などアレルギー性疾患との関係性も示唆されるようになってきています。また、胃がんの原因である「ピロリ菌」の繁殖を抑える効果があるとも言われています。

 

以下では、意外と侮れない、噛むことと唾液の効能について見て行きたいと思います。 

 

唾液は代謝に欠かせない「第一の消化酵素」である!

噛むことによる利点で一番重要なものは、やはり唾液です。消化器官の代表というと、多くの方が「胃」を挙げると思いますが、胃には糖質分解酵素が存在していなかったり、脂質が溶解しにくいという欠点があります。糖質に関してこの点を補うのが、アミラーゼ(唾液)です。でんぷんの分解を行うことで、その後の腸での代謝吸収がスムーズに行えます。以下は唾液に含まれる成分について挙げて行きたいと思います。

 

<唾液の成分>

◆ムチン⇒食物を嚥下を容易にする。 

◆アミラーゼ⇒でんぷんを分解する。 

◆リゾチーム⇒細菌侵入を防ぐ。 

◆ラクトペルオキシダーゼ⇒細菌侵入を防ぐ。発ガン物質を減弱させる。 

◆ガスチン⇒亜鉛と結合し、味覚機能を高める。 

◆スタテチン⇒カルシウムと結合し、歯を強化させる。 

◆ラクトフェリン⇒鉄と結合し、細菌の発育を抑制する。 

◆アルブミン⇒口腔内の湿潤性を高め、乾燥を防ぐ。 

◆IgA(免疫抗体)⇒細菌侵入を防ぐ。

  

「良く噛むこと」で様々な疾患が予防できる

唾液の成分については重要ですが、噛むことによって、その分泌量の増加や噛み合わせが補正できることも重要です。

 

<噛むことによる体への作用>

1)脳の活性化・認知症の予防

噛む刺激が、神経細胞を刺激することによって、情報伝達を促進し、脳を活性化する。また記憶を司る海馬が発達する。

 

2)口腔の中性化

唾液にはアルカリ性の性質があるので、口腔内を中性化し、虫歯を予防します。

 

3)食物アレルギーを予防する

良く噛むことで、唾液アミラーゼの分泌・胃のペプシンの分泌が増加し、消化しやすくなりますが、噛む回数が少ないと未消化のまま腸管に届いて、抗原となってアレルギーを発症する可能性があります。

 

4)肥満予防

早食いを行うと、血糖値が上がって満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまうので、肥満に繋がります。

 

5)癌や食中毒の予防 

良く噛むことで、唾液中の抗菌作用のある「ラクトペルオキシターゼ」が発ガン物質を無毒化したり、細菌の侵入を防ぎます。

 

6)歯の再石灰化促進

唾液中に、カルシウムやリンを含んでいるので、脱灰によって歯の失われた成分を再構築(再石灰化)します。

 

7)味覚の発達  

良く噛むと、唾液中に食物の味覚物質が溶け出し、また酵素「ガスチン」が働いて味覚細胞が刺激され、味覚の発達に繋がります。

 

8)運動能力の向上 

良く噛むことによる噛み合わせの良さは、体のバランス感覚や瞬発力を向上させるには必要であるとされています。

 

噛むことで、アトピー性皮膚炎はどのように防げる?

上記で述べたように、噛んで消化することと、アレルギー発症には関係があると言われていますが、その他の要因として、食品中のビタミン類が上手く分解され、抗酸化作用を発揮できるため、アトピー性皮膚炎になりにくいということも分かってきています。

 

最後に

「良く噛む」と言っても、問題なのは具体的に何回噛めばよいか?ということです。

有名な話では、弥生時代の邪馬台国の女王卑弥呼が咀嚼回数が多かったというのを、聞かれたことがあるかもしれません。その時代の食事時間は平均51分、咀嚼回数が3990回であったそうです。それが現在では、食事時間が平均11分、咀嚼回数が620回となりました。現代において古代のような咀嚼回数に習うことは実用的とは思えませんが、最低でも1口に付き30回は噛んだ方が唾液の分泌効果が高いとのことです。

 

『噛むこと』は毎日の習慣ですので、自分で継続できる回数を設定して実行できることが必要であると思います。

 

朝の食事が脳のエネルギーを補給する!?朝食が与える脳への影響

朝ごはんを食べなくて、頭がぼーっとしたり、あくびばかり出て、なかなか集中できないなどの経験をしたことはありませんか?脳は、唯一、ブドウ糖をエネルギー源にしています。朝食を抜くことで、血糖中のブドウ糖が不足して低血糖の状態になると言われています。

脳と朝食には深い関係があり、1日の活動にも大きな影響を与えます。

 

(脳の働きについて)

脳は、ブドウ糖をエネルギー源にしていますが、このブドウ糖を大量に消費しています。しかも寝ている時も起きている時も、脳のブドウ糖の消費量は同じなので、目覚めた時には脳のエネルギーは不足した状態になっています。なので、朝食でブドウ糖を補う必要があるのですが、朝食を抜くことで、血液中のブドウ糖が不足して、低血糖の状態になってしまいます。これが原因で、イライラしやすくなったり、脳のエネルギーが不足しているので集中力がない、仕事や勉強に身が入らない、体がだるいという現象が起こります。なので、1日を活発に過ごすためには、脳のエネルギー不足を解消する必要があります。

 また、朝食を食べることで、摂った栄養素が代謝するために熱を発して体温が上がります。体温の上昇と共に、脳の温度も上がって、脳が目覚めます。朝から脳を活性化させてやる気を起こさせるためには、朝食は必要という事になります。

 

朝食の内容も、ご飯とみそ汁、魚に野菜などの和食が栄養もしっかり摂れ、体を温めてくれるので一番効果的ですが、時間がない場合でも、牛乳やみそ汁、ヨーグルトなど少しでもいいので、何かを食べる習慣を身につけるだけで1日の始まりが変わるかもしれません。

 

どうしても朝はぼーっとする、やる気が出ないという人は、朝の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

 

食べずに捨てているその部分に栄養がぎっしり!野菜の捨てている部分の栄養って?

普段料理をしているときには、「皮」「ワタ」「種」といった部分は捨ててしまいますよね。こうした部分はおいしくないですし、苦かったり、食感が悪かったりで食べる部分という意識がありません。

しかし実はこうした場所にこそ、栄養が多く含まれているのです。

 

捨てている部分にはどんな栄養が含まれているの?

ニンジンの皮

もちろんニンジン自体も栄養が豊富な野菜ですが、皮には本体よりも多くのカロテンが含まれています。カロテンは強い抗酸化作用があるので、免疫力を高めてくれますし、さびにくい体にしてくれるため美容にもよいです。

ニンジンを皮ごとよく洗ってから、小さく切ってポタージュにしたり、細く切ってきんぴらにしてもよいですね。

 

カボチャの種

カボチャの種は非常に栄養素の高い食材です。国によっては薬として利用されてもいます。

栄養としてはコレステロールの上昇を抑えるリノール酸やオレイン酸、良質たんぱく質、美容に欠かせないビタミンE、ミネラル、鉄分といったものが豊富に含まれています。

カボチャの種はよく洗って、レンジで乾燥させ、炒って塩などを振れば、簡単なおつまみになります。

 

ピーマンのワタと種

ピーマンのワタと種には、ピラジンという成分が豊富に含まれています。これには血行を良くする働きがあります。

ピーマンをそのまま食べるにはお肉と合わせると、食感や苦味を気にせずに食べられるそうです。ワタや種をとらないで通常のピーマンの肉詰めと同じように作ることができます。

 

ほうれん草の根

ほうれん草の根の部分は少し赤っぽくなっていますよね。この部分にはカルシウムやマグネシウム、マンガンが豊富に含まれているため、骨を丈夫にしてくれます。

調理する前はよく洗って泥を落とします。ほうれん草の根はどんな料理でもできますから、きんぴら、味噌汁、炒め物、カレーの具としても利用できます。

 

ここに挙げた以外にも基本的に皮やワタなどの捨ててしまう部分には、栄養が豊富です。夏バテしやすいこれからは特に、こうした栄養豊富な食材で、体の元気を維持したいですね。

 

 (Photo by:http://jp.freepik.com/free-photo/food-food-drink-diet-splash_429164.htm)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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