カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 高血圧 >
  4. 合併症 >
  5. 高血圧がもたらす合併症とは

生活習慣病

高血圧がもたらす合併症とは

a0002_007510.jpg

高血圧がもたらす合併症とは


高血圧は動脈硬化や脂質異常症と連動して、脳や心臓に重大な合併症を引き起こします。
ここでは高血圧がもたらすさまざまな合併症についてご紹介します。

細動脈硬化や粥状動脈硬化


動脈が固くなったり、もろくなったり、内部が狭くなった状態が動脈硬化です。
動脈硬化は血管の老化現象なので、年を取ればだれにでも置きますが、高血圧があるあとそれに拍車がかかります。
また、逆に動脈硬化があると、高血圧も増悪します。
動脈硬化には、大きくいうと細動脈硬化粥状動脈硬化があります。
これが気をつけたい動脈硬化の病気です。

脳出血・くも膜下出血


高血圧と最も関係が深い合併症は脳卒中です。
脳卒中には、脳出血、くも膜下出血、脳梗塞などがあります。

脳出血は、高血圧が原因にも発作の引き金にもなります。
脳出血の大部分は、動脈硬化の起こった脳内の細動脈が、高血圧を引き金にして敗れることで起こります。
その際、動脈硬化の原因となるのは高血圧と老化です。


脳梗塞・一過性脳虚血発作


脳の動脈に血栓などが詰まっておこる病気です。
脳梗塞は動脈硬化が起こっている脳の血管に血栓などが詰まって血流が阻害され、その先の脳細胞が壊死して発症します。

症状は片麻痺、片側の手や脚の麻痺である単麻痺、言葉のもつれ、物を取り落すなどです。

これらの症状は突然起こる場合と徐々に起こる場合があります。
そして脳梗塞はその起こり方から、以下の3種類に分類されます。

・アテローム血栓性脳梗塞(脳血栓)
・ラクナ梗塞
・心原性脳寒栓症

一過性脳虚血発作は発作が短時間で収まる病気です。
脳梗塞と同様の発作が急に起こり、24時間以内に症状が消えてしまうのが、一過性脳虚血発作です。
症状が一度でも現れたら医師の診察を受けましょう。


脳動脈硬化・脳血管性認知症


脳血管の障害によって起こるさまざまな症状や認知症の多くは、高血圧を引き金として発症します。

脳動脈硬化症はさまざまな症状を伴います。
脳の動脈硬化の為に血流が悪くなっているのに、麻痺や言語障害などのような脳卒中に特徴的な発作が起こらず、頭痛、頭重、めまい、立ちくらみ、耳鳴り、手足のしびれ、不眠、物忘れなどのさまざまな症状が起こるのが、脳動脈硬化症です。

多くは高血圧のある高齢者に起こります。糖尿病があると、脳動脈硬化症が進行しやすいともいわれています。

脳血管性認知症は日本人に多く見られる病気です。
脳血管性認知症の原因は動脈硬化のために脳の血管に小さな脳梗塞がいくつもできる多発性脳梗塞や脳血管障害の後遺症です。

心肥大、狭心症、心筋梗塞


高血圧が続いて、心臓に負担がかかると、心臓の壁が厚くなる心肥大や狭心症、心筋梗塞が起こりやすくなります。
心像の壁は筋肉でできています。
高血圧が続いたり動脈硬化が進むと、心臓はより強い力で血液を送り出さなくてはなりません。
すると心臓は少しでも負担を軽くしようと、心臓の壁を厚くします。とくに血液を送り出す左心室の壁が厚くなります。これが心肥大です。

真菌に酸素や栄養を送る動脈を冠動脈といいます。
動脈硬化で冠動脈の内腔が狭くなったり、痙縮という異常な血管収縮が起こると、血流がとだえて心臓がうごけなくなります。
こうして血流が一時的にとだえるのが、狭心症です。
心筋梗塞は血流のとだえが続き、心筋が壊死する病気です。


腎硬化症・腎不全


高血圧は腎臓の小動脈に影響を与えて腎硬化症を引き起こし、腎不全をもたらすこともあります。

その他の動脈の病気


大動脈瘤 
破裂すると命取りになります。

解離性大動脈瘤
大動脈の膜が裂ける恐ろしい病気です。

閉塞性動脈硬化症
主に膝から下が痛みます。


脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症は食事療法と運動療法で防ぐことができます。

糖尿病
高血圧も糖尿病が合併すると重症になりやすく、心筋梗塞なども起こりやすくなります。


目の病気
高血圧が進行すると、目では高血圧性網膜症や眼底出血が起こり、悪化すると失明に至ります。


以上のさまざまな合併症があります。
高血圧とともにこれらの症状がある場合は、必ず医師を受診して原因を確かめましょう。


(Photo by //www.ashinari.com/2012/05/22-362194.php  )


著者: fuzzyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

合併症に関する記事

温度差が危険!家の中のヒートショック

  冬場に増える死亡原因の一つにヒートショックがあります。ヒートは熱という意味...

動脈硬化や血管病のリスクを高める!糖尿病と高血圧の相乗効果

高血圧は他の生活習慣病と合併していることが多い疾患です。そして併発している生活...


自覚症状が少ないサイレントキラー「高血圧」の恐ろしさとは?

    ■高血圧は、自覚症状がほとんど無く、 それでいて発覚したときは...

高血圧がもたらす動脈硬化…とっても危険な動脈硬化についてしっかりと知っておこう!

  高血圧は様々な病気の原因になったり、様々な病気をもたらすとても厄介な病気で...

カラダノートひろば

合併症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る