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膵臓が破壊される慢性膵炎

 

■単に膵炎ならば膵臓が炎症になり、自然治癒する余地が残されていましたが、慢性膵炎にまでなるとそうはいきません。

何度も炎症を繰り返した膵臓は、徐々に膵臓自体が分泌する消化酵素によって
自己消化を起こしていき、膵臓の細胞を破壊してしまうようになるのです。

破壊された膵臓が元に戻ることはなく、
膵臓は繊維状になりすかすかの状態となってしまいます。

■慢性膵炎による膵臓の破壊

 

1.炎症の繰り返しにより、膵臓の自己消化が進む
膵臓は
消化酵素を分泌する器官であり、そこが炎症を起こすと膵臓自体を自己消化してしまうことになってしまいます。

 

2.膵臓の細胞が破壊され、繊維状に置き換わる
自己消化により
破壊された膵臓の細胞は、繊維状に置き換わってしまい、次第に膵臓がすかすかになっていき、機能が失われていきます

 

3.腹痛が軽減
膵臓の破壊が広範囲に及び、機能が失われていくにしたがって、腹痛自体は軽減します。

 

4.消化吸収障害
膵臓の機能が失われ、
消化酵素が分泌されなくなり、消化吸収機能に障害が発生し、未消化の脂肪便となってしまう。

 

5.インスリン分泌低下
膵臓で分泌される血糖値調整ホルモンのインスリンが分泌されず、
糖尿病になってしまいます。

膵臓消化酵素だけでなく、血糖値を調整するインスリンなどのホルモンを分泌する重要な役割がある内臓器官であるため、すかすかの繊維状になり、その機能が失われてしまえば、消化吸収機能が損なわれるだけでなく、糖尿病も誘発してしまうことになってしまいます。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/625)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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