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膵管内乳頭粘液性腫瘍と癌

 

膵嚢胞は、膵臓の中にできる様々な大きさのふくろのことで、その中に体液がたまり、腫瘍となってしまう疾患のことです。

急性膵炎や慢性膵炎によって膵嚢ができることがあり、その場合は大抵が良性の腫瘍であり、すぐに危険というわけではありません。

炎症とは関係なくできる
腫瘍性膵嚢胞のなかで、頻度の多い膵管内乳頭粘液性腫瘍が重要となります。

この膵管内乳頭粘液性腫瘍は良性の腫瘍であり、悪性の癌ではありませんが、場合によっては
悪性の癌に変化する可能性があるのです。

■膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)

 

●膵管内乳頭粘液性腫瘍は良性の腫瘍
予後の良い膵癌として知られる腫瘍で、
粘液産生膵癌とよばれる腫瘍です。
良性の癌ではあるものの、進行によっては
悪性の癌になる可能性もあるので注意は必要です。

●良性から
悪性への変化
腫瘍が膵管から、
膵管の外へ浸潤することによって悪性度が高まってしまいます。

●良性の腫瘍である間に治療を始めることが重要
悪性の癌になってしまえば、通常の膵癌のように
治療も困難となるが、良性の腫瘍の内に治療を始めれば、治療も可能で予後も良好です。

■この膵管内乳頭粘液性腫瘍は
良性の内に治療するか、もしくは悪性の癌になっても膵管内にとどまっていれば、かなりの確率で治療は可能であり、予後も良好です。
しかし、もし膵管から外へと癌が飛び出してしまえば、一気に悪性度が高まってしまい、治療も難しくなってしまいます。

たしかに大抵の場合が危険の少ない良性の腫瘍とはいえ
治療可能な内に治療が始められるよう早期発見することが必要でしょう。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/7551)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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