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拘束性換気障害となる原因

 

肺は外から空気を取り入れて、酸素を消費し、二酸化炭素を排気する重要な換気器官です。この換気器官である肺が、何らかの原因で拘束され、十分な換気が行われなくなる障害を、拘束性換気障害と言います。

 

肺の換気機能とは、肺が伸縮することによって空気の出し入れをするのであって、何らかの疾患によってその伸縮性が失われ硬くなってしまうことが換気機能の拘束に繋がります。

 

それ以外にも胸部、もしくはその下の腹部の極端な膨張などによっても、肺が圧迫され、伸縮性が失われることもあるのです。

 

■肺の換気機能が制限される

1.肺が硬くなることで換気障害に

肺の弾力が失われる症状を持った疾患により、拘束性換気障害となる場合があります。

 

●間質性肺炎

●肺鬱血

●肺炎や肺がんなど

 

2.肺の圧迫により換気障害に

肺の障害ではなく、胸部もしくは腹部の膨張や横隔膜への障害で肺の換気機能への障害に波及する場合も拘束性換気障害となるのです。

 

●胸水貯留

●胸膜ベンヂ

●腹水または妊娠による横隔膜の運動が制限

 

人の活動には酸素が必ず必要であり、更にはその結果発生した二酸化炭素を排出しなければ人体に致命的な害を与えることになってしまいます。

 

拘束性換気障害となる原因は、以上のように様々なものが考えられます。

 

肺がんなどは身近に感じないかもしれませんが、ただの風邪から肺炎になったり、女性ならば妊娠で肺が圧迫されるなど、身近な原因で肺が拘束されることもあり得ると言うことを憶えておきましょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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