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気になる病気・症状

間質性肺炎による拘束性換気障害

 

風邪をこじらせることで肺炎になるなどは、わりと良く耳にする事例ですが、この危険性を本当に理解しているでしょうか。

肺炎になると言うことは、思っている以上に生命の危機に関連する疾患なのです。

 

肺は生命活動に必須の酸素を取り入れるための重要な器官であり、肺炎によって引き起される肺組織の変質によって、酸素供給が著しく低下してしまうことになります。
それが
拘束性換気障害です。

肺は内部にある
肺胞で酸素を取り入れ毛細血管にそれを送ります。その周囲の支持組織を間質というのですが、肺炎で炎症が起こるとこの間質組織が肥厚してしまうことになるのです。

■間質性肺炎による換気障害

 

間質組織の肥厚
炎症を起こした肺の支持組織や間質組織が肥厚を起こし、
肺の膨張、収縮が妨げられ肺活量が低下し、換気効率が衰えてしまいます。

肺胞毛細血管の隔離
間質組織が肥厚することにより、肺胞と毛細血管の距離が引き離されてしまい、血管と肺胞の
ガス交換が難しくなってしまいます。

●肺組織の
繊維化
炎症を繰り返し起こすことによって、肺組織が徐々に繊維状に変換され、肺の機能が低下してしまいます。

■間質組織の肥厚は、
肺の伸縮性を損なわせ肺活量を低下させてしまいます。
それだけでなく、間質組織が厚くなることで、
肺胞と毛細血管の酸素供給が阻害されてしまうのです。

肺炎を何度も
繰り返すことで肺組織が繊維化することでも、肺機能は著しく低下してしまいます。
このように
単なる風邪から派生する肺炎は、呼吸効率を下げ、人の生命を著しく危険にさらすようになってしまうのです。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5517?title=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC1)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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