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気になる病気・症状

体内に水がたまって拘束性換気障害に

 

拘束性換気障害は、本来なら換気機能つまりは呼吸の要である肺の障害によって引き起されるものですが、肺から外れた場所での疾患を原因とした拘束性換気障害も存在します。

それは体内に水がたまってしまう
胸水腹水といった状態のことです。
この体内に水がたまる原因の一つが肺炎などと言う場合もありますが、それ以外の理由もあります。
なによりも、胸水も腹水も肺の外側に水がたまり、膨れあがることで、結果的に
肺を圧迫することで、拘束性換気障害を引き起すのです。

■体内に水がたまる胸水・腹水

 

1.胸水

 

●平常時でも胸腔内には少量の液体がたまっています。

 

●肺炎、胸膜炎、肺結核、肺がんなどの病的要因によって胸水が大量にたまってしまい、肺を圧迫するようになってしまうことになります。

 

●胸腔内にたまった胸水が肺を圧迫し、拘束性換気障害に繋がります。


2.
腹水

 

腹腔内大量の液体が異常に貯留した状態のことを指します。

 

●腹膜炎、悪性腫瘍の腹膜播種、肝癌の破裂などで発症します。

 

●腹水が悪化し、腹部膨張が大きくなるに従って、横隔膜が押し上げられ、肺を圧迫することになります。

 

●圧迫された肺の換気機能が阻害され、拘束性換気障害になってしまいます。

■胸水も腹水も原因となるのは、
それぞれの部位の疾患が原因となって、大量の液体が一部に貯留されることになってしまうのです。

根治的にはその原因となる疾患を治すことが第一ですが、対症療法的に、たまった
腹水を抜き取る外科的な治療が行われます。

 

たまった水を抜き取れば一時的とはいえ即効で症状を緩和でき、肺の圧迫も取り除かれるでしょう。

 

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5510?title=%E7%B7%91%E3%81%AE%E6%9C%A8%E3%80%853)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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