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育児・子供の病気

2次性乳糖不耐症

 

 母乳、ミルク、牛乳などには、「乳糖」という糖質が含まれています。

乳糖は小腸でラクターゼという酵素により「ブドウ糖」「ガラクトース」に分解されます。

ぶどう糖とガラクトースは腸壁から吸収され血液中に移行します。ラクターゼが欠乏すると、乳糖を消化吸収できなくなり、下痢や腹部膨満、酸性便を起こします。

この症状を乳糖不耐症といいます。

 

乳糖不耐症には先天的(遺伝的要因)なものと後天的なものがあります。

ここでは後天的な2次性乳糖不耐症について説明します。

 

症状

  • 下痢
  • 腹部膨満(ガスっ腹)
  • 酸性便(酸っぱい臭いの便)
  • 体重増加不良
  • 吐き気
  • 腹がごろごろ鳴る

 

対処法

 

  • 一時的に母乳・ミルクを止める
  • 乳糖分解粉乳乳糖分解牛乳に切り替える
  • 医療機関で乳糖分解酵素の処方を受け、母乳やミルクを飲む前に服用する。
  • ヨーグルト、乳酸菌飲料、チーズなどの発酵性乳製品を摂取するこれらは製造過程で乳糖がある程度分解されるので、乳糖不耐症を起こしにくい
  • 乳製品を少しづつ繰り返し摂取することで、酵素誘導体が起こり、乳糖不耐症が軽快することがある。

 

 症状が重篤な場合や子どもの場合には、専門の医師の診断を仰ぎ、適切な対処をおこないたいものです。

 

ただし、日本人の場合約80%の人が、大人になるにしたがって乳糖不耐症の要因を持っています。

一度医師の診断をうけたら、上記の対処法を参考にして上手に乳糖不耐症と付き合っていくことも大切です。

 

 

(Photo by: 著者)

 

著者: isasakaさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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