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胃の一部が袋状に!胃憩室について知っておこう!胃拡張は腹部膨満と嘔吐を繰り返す危険な病!

胃憩室とは、胃壁の一部が袋のように膨らんで憩室を形成したものです。十二指腸憩室に比べると、それほど発生頻度は高くありません。

 

胃憩室の原因は?

胃の内圧が高くなり、胃壁の弱い部分が袋状に伸びて憩室を形成する内圧憩室と、胃の周りにある臓器が炎症を起こして、胃壁を引っ張ることによって憩室を形成する牽引憩室とがあります。

 

場所としては、食道と胃のつなぎ目である噴門の後壁が筋層が薄く、圧力がかかりやすいために憩室が出来やすいです。どの年代でも見られ、特に男女差はありません。

 

症状

食道憩室や十二指腸憩室など他の消化管憩室と同じく、ほとんどの方が症状はありません。

 

人間ドックや他の病気の検査の為に、消化管造影(バリウムを飲んで)レントゲンを取ったり内視鏡検査を行った時に、たまたま見つかる事が多いようです。

 

胃憩室が大きくなった場合には、みぞおちの膨満感、嘔吐や胸やけがおこることがあります。

 

 

治療法

症状が無い人は特に治療をする必要はなく、経過観察を定期的に行うだけで十分です。胃憩室炎や、孔が空いて出血したものに関しては手術が行われる事があります。胃癌を併発している時にも手術が適用されます。

 

胃に袋が出来ている、と言われるとビックリするかも知れませんが、胃憩室は予後が良好なのでそれほど気にしなくても大丈夫です。手術をして切除しなければいけない程の人はまれです。

 

症状が出てきた時や、不安がある時は専門医に相談してみましょう。

 

 

胃に袋状のものが出現?!胃憩室炎で慌てないために

正常な胃からポッコリと袋のようなものが出てしまう胃憩室ですが、体に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。

人間ドックや他の疾患の検査でレントゲン造影をしたら偶然にも見つかった、ということもよくあります。

そんな胃憩室でも腹痛や消化不良に陥ることがあるのが胃憩室炎です。

 

胃憩室炎とは

何らかの理由によって、胃粘膜を攻撃する因子と防御する因子のバランスが崩れてしまい、胃酸や消化酵素によって胃粘膜が傷つけられてしまいます。

袋状に膨らんだ胃憩室は胃酸がたまりやすく、他の部位に比べると胃憩室炎を起こす可能性が高いとも言われています。

 

胃憩室炎への対策

制酸剤や酸分泌抑制薬などの薬剤を服用するのも効果的ですが、最も有効なのは日常生活の改善です。

食生活では、酸の過剰分泌を起こす高脂肪食やアルコール、高塩分、刺激の強い香辛料は避けましょう。

日常生活では、軽い運動や体操などをして自律神経の調子を整えましょう。

  

胃憩室炎と胃がん

症状が似ているので、胃憩室炎による症状なのか、胃がんによる症状なのかの鑑別が必要です。

 

大腸は憩室が出来た場合に、便が憩室内に滞留してしまい炎症を起こすことがあるので注意が必要ですが、胃に出来た憩室は滅多に憩室炎を起こすことはありません。

憩室炎を起こしていなければ特に治療の必要はないので、安心してもいいでしょう。

胃憩室が出来たからといって過剰な心配はやめ、どうしても不安な時は医師に相談してみましょう。

 

 

膵臓の細胞が胃に入り込む?!胃憩室の原因にもなる迷入膵って一体何?!

人間ドックや健康診断で、内視鏡検査やレントゲン造影を行った際に胃憩室が見つかる事があります。胃憩室のあるほとんどの方には自覚症状が無いので、偶然に見つかることが多いようです。

 

その胃憩室の原因の一つに迷入膵があります。

 

迷入膵とは

膵臓の組織が他の臓器や組織の中に誤って入り込んでしまう異所性膵の一種で、胃の筋肉の層に膵臓組織が入り込みます。胎児期の体の様々な組織が作られ分化していく過程で、誤って膵組織が胃に紛れ込んでしまうのが原因だと言われています。

 

迷入膵の症状

迷入膵は粘膜下腫瘍の形を取りますが、癌などの悪性腫瘍とは違い良性の腫瘍ですので、体に悪さは何もしません。症状が出ることはほぼありません。

 

ごく稀に、迷入膵が大きすぎる、数が多すぎる事によって周りの臓器を圧迫してしまうことがあります。その場合は手術で切除することもあるようです。

 

 

迷入膵の検査

内視鏡検査や造影剤(バリウム)を使ったレントゲン検査を行います。一般的には大きくても5ミリ程度で、それほど大きなものは見られません。

 

迷入膵(副膵と呼ばれることもあります)は基本的には無害な病態です。膵組織がやや凹んでいることによって胃憩室が形成されますが、体に悪影響を与えることはほぼありません。

 

もし、何かの検査で偶然に迷入膵が見つかっても心配はいらないでしょう。それでもどうしても不安が拭えない時は、専門の医師に相談してみましょう。

 

 

胃拡張は原疾患の早急な治療が必要です!

何らかの原因により、胃壁の緊張の消失が生じ、胃に極端な拡張が起こることを胃拡張と言います。

 

機能性疾患や全身疾患が原因となり、胃壁の筋緊張が失われるために起こるものを急性胃拡張と言いますが、幽門部が狭窄を起こし胃の内容物が十二指腸へ排出できなくなった場合も胃拡張を生じます。

 

胃拡張の症状とその危険性

正常な胃は、食物が入ってくることで拡張しますが、胃に入ってきた内容物(食物)は、蠕動運動によって小腸へ排出され、内容物が減れば胃は縮小します。

 

しかし胃拡張の場合は、何らかの原因により胃壁の筋緊張が失われているため、正常な蠕動運動が行われません。そのため、胃の中の食べ物を腸に押し出すことができずに、胃の中に食べ物が溜まってしまうため、極めて危険な状態となってしまいます。

 

以前は急性胃拡張による死亡率が60~70%に達する、大変危険なものでした。しかし、現在では、病気の発見が早くなり、適切な治療が行われることで死亡にまで至ることはほとんどありません。

 

胃拡張の場合は、早期の治療が重要となります。いずれの場合も、急性の症状を処置により取り除いた後は、原因疾患に対しての治療を優先的に行います。

 

胃拡張を起こす疾患

1. 急性膵炎

2. 急性胆嚢炎

3. 糖尿病

4. 胃潰瘍

5. 胃がん

6. 膵臓がん

7. 急性腸閉塞

などが考えられます。

 

急性胃拡張が著しく、嘔吐が頻回で脱水症状を引き起こしている場合は、胃管(マーゲンチューブ)の挿入などによって胃の内圧の減少を図ります。

 

薬剤による消化管運動の低下が原因となる場合もありますので、治療する側は、何らかの疾患で服薬治療を行っている場合は、その薬剤の内容を確認することも必要です。

 

また、腹圧の亢進の直接の原因になるのは便秘です。最近、いつもどおりに排便があったか、便の性状がどうだったかなどの確認も大切です。

 

 

急激に症状が現れた時は、絶食し、検査が可能な医療機関を受診してください。

 

胃拡張の症状は放っておくと危険!

何らかの原因により、胃壁の緊張の消失が生じ、胃に極端な拡張が起こることを胃拡張と言います。機能性疾患や全身疾患が原因となり、胃壁の筋緊張が失われるために起こるものを急性胃拡張と言いますが、幽門部が狭窄を起こし胃の内容物が十二指腸へ排出できなくなった場合も胃拡張を生じます。

 

胃拡張は、何らかの原因で起こるため、放置しておくとさらに胃が巨大化して、症状が悪化するため、結果的に他の臓器を圧迫したり、呼吸ができなくなったりしてしまいます。

 

初期は緑褐色の液体を大量に嘔吐し、その後時間が経つと黒褐色の内容物を嘔吐するようになります。このように色が変わるほどに嘔吐を続けていると、水分と電解質を大量に失うため、無欲状態や痙攣などが起こりますので要注意です。早急に医療機関を受診し適切な処置をしてもらうことが必要となります。

 

胃拡張の診断と治療に必要な検査

1. 腹部単純レントゲン撮影

2. 胃内視鏡検査(胃カメラ)

3. 腹部超音波検査

4. 血液検査

5. 尿検査

6. 腫瘍などを疑う場合…腹部CTやMRI

 

急性胃拡張は胃癌など原疾患があるために、食物やガスの停留が起こることが多く、肺炎や急性伝染病などの重症感染症、脊髄損傷や腹部外傷、腹部のギプス包帯固定後でも発症します。

 

上記のような検査で原因を判別し、早期に適切な対処をしないと、重篤な状態に陥るケースも多く、現在はかなり減少しましたが、以前はショック症状で死亡するケースも少なくありませんでした。

 

急性胃拡張の症状が激しい場合は、即時に胃の中に溜まっている内容物をチューブで吸引し、排出をします。また、嘔吐などにより不足してしまった電解質の補整、タンパク質の補給、血糖のコントロールも同時に行うことが大切です。

 

上記の処置後は、原則的に禁食とし、胃腸を安静な状態に保ち点滴等の補液で経過を観察していきます。

 

どちらにしても、胃拡張と思われる症状が出現した場合は、速やかに医療機関を受診することをお勧めします。

 

 

胃拡張は腹部膨満と嘔吐を繰り返す危険な病!

本来、胃の内容量は1.2~1.6リットルですが、食べ物が入ると約2リットルまで膨張します。しかし、何らかの原因により、胃壁の緊張の消失が生じると、胃に極端な拡張が起こります。これを急性胃拡張と言い、胃の内容量が通常の2倍の2~4リットルに達することがあります。

 

また、胃には噴門部(胃の入り口)と幽門部(小腸へと続く出口)がありますが、この幽門部が狭窄を起こし胃の内容物が十二指腸へ排出できなくなった場合も胃拡張を生じます。

 

急性胃拡張症では手術後や急性感染症、薬物中毒や電解質異常、尿毒症などの重い全身疾患が原因となり、胃壁の緊張が失われ、収縮力がなくなることで胃が拡張を起こすものです。

 

器質的な疾患の代表としては胃がんや糖尿病性神経症などがありますが、それらの疾患により胃運動の低下が起こります。

結果、胃の中の食べ物を腸に押し出すことができずに、胃の中に食べ物が溜まってしまう極めて危険な状態となってしまいます。腸に流れていたものが胃に逆流してくることさえあります。

 

症状として

1. 強い腹部膨満感

2. 嘔気・嘔吐

3. 食物停留・ガス貯留

4. 消化不良による胃痛・腹痛

 

…などがありますが、注意しなくてはいけないものが、腹部膨満感や繰り返す嘔吐により脱水を起こすことでのショック症状です。

 

食物の消化と吸収が上手くできず体内に残留してしまうため、嘔吐も頻発に、かつ少しずつ溢れるようになるため、容易には止まりません。

急性胃拡張は腹部単純X線検査で簡単に診断できますが、腹部超音波検査でも拡張した胃の様子がしっかりとわかります。

 

まずは急性胃拡張の原因を検査し、治療することが重要なため、胃X線造影検査や胃内視鏡検査のほか、一般の血液検査や尿検査が必要となります。

 

 

不快な胸焼け・・・これが原因かも!

胸焼けは一般的に食べすぎによって発生する症状と思われています。

たしかに食べ過ぎや飲み過ぎによって胸焼けとなりますが、それはそれぞれを原因として胃酸が食道に逆流した結果です。

 

食べ過ぎ以外にも様々な疾患で胃酸が大量分泌され、食道に逆流することが考えられ、胸焼けはそれらの疾患を特定する基準ともなり得るのです。

 

胸焼けの性質から主に胃と食道の疾患が原因となる事が多くなります。

 

 

■胸焼けから考えられる病気

●慢性胃炎

胃が慢性的に炎症を起こし、食欲不振や吐き気、胃もたれ、そして胸焼けを引き起します。

 

●胃食道逆流症

胃の消化液である胃酸が逆流し、食道まで上ってくることで胸焼けとなるのです。

 

●食道炎

食道が炎症を起こすと、のどの違和感や咳だけでなく、胸の痛みや胸焼けも症状として表れます。

 

●食道潰瘍

食道炎同様に、食道の粘膜に潰瘍ができることが胸焼けを招くのです。

 

●横隔膜ヘルニア

横隔膜が傷つき、横隔膜に包まれた臓器が胸の方に飛び出してしまうことが、吐き気や嘔吐だけでなく胸焼けも伴います。

 

●食道狭窄

食道の通り道が狭くなること疾患で、胸焼けも生じます。

 

●急性胃粘膜病変

胃粘膜組織が炎症によって損傷し、潰瘍などになります。症状として胸焼けも含まれます。

 

●胃酸過多症

胃酸が過剰に分泌されることで食道にこみ上げ胸焼けとなります。

 

●NUD

慢性的な胸焼けがあっても胃の粘膜に何の異常も見られない疾患です。

ストレスが関係しているとされています。

 

ただの胸焼けと思っていても、食べ過ぎ飲み過ぎ以外にこれだけの疾患の可能性が隠されているのです。

さらにはストレスによる心因性の疾患である可能性もあり得ます。

ただの胸焼けと即断せず、念を入れて医者に診断してもらう必要があるかもしれません。

 

 

グーっ?ポコポコ?お腹の音から分かる胃の動き

静かな授業中や仕事中に急にお腹が鳴って恥ずかしい思いをしたという経験のある方もいるかもしれません。お腹が鳴る理由と音の種類での違いはあるのかを見てみましょう。

 

●お腹が鳴るのは胃の運動によるもの

どんなお腹の音でもお腹から来ているなら胃の運動によって出る音と考えられます。人間の胃は消化を促すために伸び縮みするのですが、食べ物が入ってきたときだけ運動するわけではありません。

ある程度食べ物が胃の中からなくなると『そろそろ次の食べ物が来るな』と思って先に胃を動かしたりもします。

 

●グーっと鳴るのはお腹が空いている

一般的にグーッと鳴るのはお腹が空いているときと言われています。内容物がないので空気がそのまま抜けるようにしてグーっという音になるようです。

 

●ポコポコ音は消化の最中?

一方でお腹がポコポコと鳴る、キューと鳴る場合には消化の最中ではないかと考えられています。

食べ物を消化するときの胃の動きとそうでない時の胃の動きは同じですが内容物があるかないかの違いがあるので音にも違いが出るようです。

 

また、グーと鳴る場合でもポコポコと鳴る場合でも空気が大量に胃の中に入っていると音が鳴りやすいと言われています。

唾液の他に空気をたくさん飲み込むことでお腹の音が多くなるようですが、詳しいメカニズムについてはわからないことも多いです。

 

お腹の音にはグーと鳴る音やポコポコと鳴る音がありますが、いずれにしても胃の運動が関係して音が鳴っています。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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