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介護・認知症

アルツハイマー病の予防*最新治療と栄養管理について

 

 

アルツハイマー病の予防*最新治療と栄養管理

 

現在、認知症の病気を持つ患者さんは、65歳以上で3~7%、80歳以上では約20%を占めると言われています。
認知症は、大きく4種類に分けられ、【アルツハイマー型、脳血管性認知症、レヴィ小体病、ピック病】などが存在します。特にアルツハイマー型に関しては、全体の50%程を占めていると言われ、現在もその数は著しく増加傾向にあります。

 

今回は、そのアルツハイマー型認知症に関する、発症の原因と予防法に関してご紹介したいと思います。

 

アルツハイマー病の発症の原因とは?

 

アルツハイマー病の発症の主な原因には、


1. 『アミロイドβ(ベータ)』という凝集性のあるたんぱく質が、脳神経細胞へ大量沈着し死滅させる
2. 生活習慣病などによる、動脈硬化や高脂血症などが脳への酸素供給を減少させ、病気を促進する。
3. 『アポリポ蛋白E』という遺伝子によるもの


などがあります。

 

1:アミロイドβたんぱく質と認知症発症の関係は?

アミロイドβの前段階の物質である『アミロイド前躯体βたんぱく質』が、脳の神経細胞内で作られますが、『セクレターゼ』という分解酵素によって短く切断され、単離したアミロイドβたんぱく質になります。アミロイドβたんぱく質は凝集性が高く、細胞の外に出て『老人班(ろうじんはん)』と言われる、アミロイドβたんぱく質が40個ほど凝集したたんぱく質となり、大脳にしみのような沈着を起こします。着の起きた大脳の神経細胞では、細胞死が起こり、認知症の発症原因となります。

 

どのような予防・治療法があるの?

分解酵素セレクターゼを阻害する薬と、アミロイドβたんぱく質を除去促進するワクチン】が開発中です。

 

分解酵素阻害薬 : まだ日本においては臨床段階のようですが、アミロイドβたんぱく質の産生の原因である、分解酵素セレクターゼの分泌を阻害する製剤が開発中であるようです。

ワクチン : ワクチン投与による予防や治療法も開発中であるとのことです。アミロイドβたんぱく質への抗体を作るために、無毒化されたウイルスにアミロイドβたんぱく質を組み込み、それを患者さんに投与します。体内でアミロイドβたんぱく質に対する免疫が作られ、除去を促進させるというものです。

 

また、過去にはエストロゲンなどのホルモン投与治療がありましたが、現在では逆に認知症発症率が高まるとの報告があります。

 

2:生活習慣病と認知症発症の関係は?

生活習慣病や老化(細胞の酸化)が、認知症の発症に深く関わっていることが分かっています
主に【高血圧、動脈硬化、高脂血症、高コレステロール、糖尿病、組織の酸化】などがあります。

 

<病名…予防・対処法(根拠)>
・高血圧…減塩を心がける(塩分による体液の浸透圧が血圧を上昇させるため)
動脈硬化、高脂血症、高コレステロール…青魚に含まれるDHA・EPAなどの脂肪酸を摂取する(血栓防止、血流・酸素供給正常化)
・糖尿病…糖分を控える(糖が赤血球や血管と結びつくことで組織を硬化させ、血栓を引き起こすため)
・酸化…緑黄色野菜に含まれるビタミンC、ビタミンE、βカロテンや、緑茶に含まれるフラボノイド(カテキン)等を摂取する (活性酸素による組織の酸化を抑制する)

 

最後に

認知症は、早期予防・発見すればある程度においては防ぐことが出来る病気だと言えます。ここでご紹介したのは、薬による予防法と食事管理による予防法ですが、これだけではやはり十分ではありません。

毎日のバランスの取れた健康的な食事に加え、適度な運動や、脳に良い刺激を与える活動(社会的な活動に参加するなど)と言認知症を発生させない防止策となります。

 

 

(Photo by://pixabay.com/static/uploads/photo/2012/10/31/06/05/old-63622_640.jpg?i)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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