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気になる病気・症状

慢性白血病とは

 

「急性白血病」という病気は、耳にする機会も多いと思います。

急性があるなら、慢性は……。

 

慢性白血病」ご存知ですか?

 

◆ 慢性白血病とは

白血病のうち、徐々に起こってくる白血病で、慢性骨髄性白血病と、慢性リンパ性白血病の2つに大別されます。

 

・慢性骨髄性白血病

造血細胞の遺伝子が変異し、分化・成熟能を持ったまま、無制限に増殖する白血病です。

白血病の2割程度とされ、男性にやや多く見られます。

 

・慢性リンパ性白血病

小リンパ球が増殖し、全身の臓器に侵入する白血病です。

欧米人に多く、アジア人に少ない傾向が見られます。

 

症状は、からだがだるい、疲れやすい、体重が減る、不快感などがありますが、発症してから実際の症状となって現れるまで、6年から8年ほどかかると言われています。

実際は、健康診断などの血液検査で、数値に異常が見られ、診断されることが多くあります。

 

◆ 治療法

・骨髄移植

年が45歳以下と若く、血縁者などで白血球抗原(HLA)が適合する人がいる場合は、骨髄移植が検討されます。

 

・化学療法・薬物療法

様々な薬剤の長期連用や、インターフェロンを使用するなどし、腫瘍細胞の増殖を抑える治療を行います。

しかし、根治させることは非常に難しいとされています。

 

◆ 急性転化

慢性骨髄性白血病の病状が進行すると、移行期を経て「急性期」に至る、急性転化がおこります。

造血細胞が分化・成熟能を持ったまま、無制限に増殖することが慢性白血病の特徴ですが、まだ未分化・未成熟の状態の造血細胞が多くなり、急性白血病と同じ症状となります。

こうなると、骨髄移植や臍帯血移植などの造血幹細胞移植が重要な治療法となります。

 

慢性白血病は、自覚症状が少ない病気です。

しかし放っておくと、予後のよくない病気でもあります。

 

通常の血液検査で指摘できる疾病でもあるので、毎年の健康診断をしっかりと受け、もしものときも早期に治療に入れるよう、備えましょうね。

 

[Photo by //pulsedesign.jp/download/clipart/home_health/index.html]

著者: rippleさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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