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気になる病気・症状

血小板減少性紫斑病の種類

 

少し、耳慣れない病気かもしれません、「血小板減少性紫斑症」。

血液中の成分である、血小板が減少することで、出血しやすくなり、皮下出血が起こることで紫斑(あざ)が出来る病気です。

 

○ 血小板が少なくなると…

血液中の血小板が減少すると、「血が止まらない」症状に見舞われます。

血小板は傷を負った際、止血に大変重要な役割を担う血球だからです。 

  

具体的には、下記のような症状が見られます。

・紫斑(あざ)

・点状・斑状の出血

・歯ぐきからの出血

・鼻血

・月経過多

・重症になると、胃や腸、脳からの出血

 

そして、この血小板減少性紫斑病は、大きく2つに分かれます。

 

◆ 急性型

はしか、風疹、みずぼうそう、そして風邪などの後に、急に血小板が減り、発症します。

子どもに多いのが特徴で、重症化することも多くありますが、6か月以内に自然に治るのがほとんどです。

 

しかし、10%程度の割合で、慢性型に移行すると言われています。

 

原因は、はしかなどのウイルスに感染した際、体で作られた抗ウイルス抗体がウイルスとの免疫複合体を形成しますが、これが血小板にも影響を与え、血小板が脾臓で分解され過ぎてしまうと考えられています。

 

◆ 慢性型

症状が徐々に出てくるもので、成人が血小板減少性紫斑病を発症した際は、慢性化することが多くあります。

急性型が移行する場合もあります。

男女の割合はおよそ1:3と女性に多く、20~50代が主です。

 

慢性化すると、急性型に比べて大出血を起こすことは比較的少ないといいます。

しかし、成人女性に多いことから、月経や妊娠、出産時には特に注意を払う必要があります。

 

また、血小板減少性紫斑病は厚生労働省の特定疾患治療研究班の対象ですが(いわゆる難病)、それほどまれな病気ではなりません。

しかし、重症化すると内臓や脳からの出血を起こし、死に至る病気です。

特にぶつけた記憶がないのに、あざが消えないな、と思う際は、あざ程度と思わずに、医師にかかりましょう。

 

[Photo by //www.ac-illust.com/main/detail.php?id=35530&word=%E3%81%8A%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%95%E3%82%93]

著者: rippleさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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