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気になる病気・症状

血小板減少性紫斑病と生活の注意点

あざができやすい、皮膚に点状の出血をする、鼻血が良く出る……。これらは血小板減少性紫斑病という病気の特徴です。

 

◆ 血小板減少性紫斑病とは

血小板減少性紫斑病(以下ITP:Idiopathic Thrombocytopenic Purpura)とは、ケガが起きた際、出血を止める役割を果たす血小板が減少してしまい、出血が止まらなくなる病気です。

 

具体的な症状は下記の通りで、あざだけにとどまらない、重症化すると命にかかわる病気です。

 

・紫斑(あざ)

・点状・斑状の出血

・歯ぐきからの出血

・鼻血

・月経過多

・重症になると、胃や腸、脳からの出血

 

子どもの場合は、麻疹やおたふくかぜ、風疹などのウイルス性の病気にかかった後、発症することも多い病気です。

 

◆ 生活の注意点

出血しやすい、止まりにくいということが症状です。どのような事に気をつければよいのか、いくつか注意点をご紹介します。

 

● 食べ物

特に避けるべき食べ物はありません。ただし、口内出血しやすいこともありますので、極端に硬すぎるものは避けた方がいいかもしれません。

 

● 運動

出血しやすくなる病気ですので、ぶつかったり転んだりするような、激しい運動や格闘技は避けましょう。血小板の値がとても低い場合は、医師から運動の制限を言われることもあります。

 

● 学校生活

基本的な日常生活は送れますが、体育などは可能な範囲で参加するようにしましょう。

 

担任の先生に病気について知っておいて頂くことはもちろん、友人・クラスメートにも分かってもらうことが重要です。

 

● 医療

歯科や胃カメラなど、出血のおそれがある治療を行う際は、ITPであることを伝えましょう。

 

● 予防接種

生ワクチン接種により、血小板の数値が下がる恐れがあります。また、服用している薬により、接種しても効かない場合があります。

 

主治医と相談し、予防接種を打つ打たないも含めて考えましょう。

  

血が止まらない、というのは、非常に怖い事です。やはり信頼できる医師と常々相談し、生活するようにしましょう。 

[Photo by ://www.ashinari.com/]

著者: rippleさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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