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健康診断で十二指腸憩室が見つかったらどうすればいい?

身体のどこにも不調は感じていないのに検査をしたら“十二指腸憩室”だと言われた、そんな方は大勢います。

十二指腸憩室が見つかった時にはどうすればいいのでしょうか?

 

十二指腸憩室って何?

十二指腸だけではなく、口から肛門まで全ての消化管には憩室が形成されることがあります。

 

憩室とは、消化管の壁が内側から押されて袋のように伸びる、あるいは消化管の壁が外側から引っ張られて伸びて形成されます。消化管の中でも十二指腸には憩室が最もできやすいです。

 

十二指腸憩室の症状は?

ほとんどの方は十二指腸憩室で症状が出ることはありません。

まれですが、憩室に孔が空いてしまう、大きくなり過ぎた憩室が周辺を圧迫して腹痛、黄疸、膵炎、胆管炎を起こすことがあります。

 

十二指腸憩室の治療法は?

特に症状が無い、気にならない場合には経過観察だけで十分です。症状がある場合にも基本的には保存療法で様子を見て、それでも改善しなかった場合は手術が行われることがあります。

 

十二指腸憩室の検査は?

造影剤(バリウム)によるレントゲン撮影か、内視鏡による検査が行われます。十二指腸憩室とは関係ない疾患のために行う検査で、偶然に見つかる場合がほとんどです。

 

何とも思ってなかったのに検査に引っ掛かってしまうと不安になるものです。が、十二指腸憩室はおおむね良好な予後をたどり人体に悪い影響を及ぼす例はまれです。

 

特に症状がない場合は経過観察だけで十分ですので、分からないことは医師に相談してみましょう。

 

十二指腸のポリープが見つかったら?十二指腸のポリープの切除と治療について

自覚症状はほとんどなく、健康診断などで偶然見つかることの多いポリープ。十二指腸にできることはとてもまれですが、1万人に2、3人の割合で発症するようです。

 

多くの場合は良性で特に治療の必要が無いものですが、中には大きくなるとがん化したり消化機能に支障をきたすものや、悪性腫瘍である場合もあります。組織を採取して検査すればどの種類なのかわかります。2cm以上の大きさのものは切除されることが多いようです。

 

ポリープの切除

2cm以上であったり問題のあるポリープは切除や手術を行うことになります。ポリープを切除するには、内視鏡を用いた手術であれば開腹の必要がなく、患者さんの負担が少なく済みます。

 

内視鏡的切除には、内視鏡を口や鼻から挿入し、病変部位にスネアと呼ばれるワイヤーをひっかけ、電流を流して焼き切るという「内視鏡的粘膜切除(EMR)」という方法と、病変部位を電気メスなどでぐるっと切り取り、粘膜下層を剥離して切除する「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」という方法があります。キノコのような形の茎のあるポリープだと比較的容易に切除できますが、茎がないポリープだと十二指腸にできた場合は内視鏡での手術の難易度が高くなります。十二指腸は管の内腔も狭く、大腸などに比べ非常に薄いため、穴が空いたり出血が起きやすくなるためです。

 

どういった方法を適用するかは、個々の状態に合わせて決められて行きます。

 

がんの場合

組織をとって調べた結果、がんであった場合はポリープを取るだけでなく、がんの治療を受けて行くことになります。十二指腸には膵液や胆汁を流れ込ませるための消化管が接続しています。このため、十二指腸だけを切除するというのは難しく、他の臓器の切除も必要になってきます。

 

大きいポリープや害を及ぼすと思われるものは切除されますが、ほとんどの場合治療が必要ないとされています。症例も少なく治療法も確立されていないようです。不安や疑問があれば主治医に確認するようにしましょう。

 

十二指腸にできるポリープはほとんどが良性、しかし稀にガン化することも!?

十二指腸にポリープができる頻度は、胃のポリープなどに比べたらずっと少なく、1万人に2、3人ほどの割合だといわれています。

 

ポリープができていても自覚症状というものはほとんどなく、健康診断などでたまたま発見されたというケースが多いようです。ポリープが見つかったと言われて心配になることの一つが「悪性ではないか」ということです。

 

十二指腸にできるポリープは多くが良性のもののようですが、中にはがんである場合もあります。

 

十二指腸にできるポリープの種類

ポリープとは、粘膜の表面にできるこぶのようなものです。キノコのように茎があるタイプがよく見られます。 

十二指腸にできるポリープは胃にできるものとほぼ同様なのですが、問題のないタイプと腺腫であるもの、がんであるものなどが存在します。

 

多くの場合問題の無いタイプであり、発見されても特に治療は行わず、経過観察となります。腺腫とは、分泌物を排出する分泌腺の細胞が増殖してできるものです。

 

良性のものが多いですが、大きくなってくるとがん化することがあります。また、ポリープだと思って切除したら悪性の腫瘍だったというケースもあります。

 

原因ははっきりわかっていない

十二指腸ポリープは、件数がそれほど多くないこともあり、現在のところ原因ははっきり特定されていません。ただ、消化管であるという性質上、食生活に何らかの原因があるのではないかと考えられます。特に食の欧米化などが指摘されています。

 

疑わしいものは組織を採取して詳しく調べることになります。多くは良性ですが、悪性のものは切除などの治療が行われることになります。良性だと言われた場合は過度に心配する必要はありませんが、定期的に検査を受けるよう指示があれば、必ず行くようにしましょう。

 

十二指腸憩室に異変?!炎症を起こしていたら治療が必要!

大多数の方に症状は無く、治療の必要もない十二指腸憩室ですが、まれに治療の必要なケースもあります。

 

それが十二指腸憩室の憩室炎です。

 

憩室炎とは

通常は結腸(大腸)に起こりやすいのですが、十二指腸に起こる事もあります。

憩室という消化管の壁が袋状に伸びた空間に孔があいて、炎症を起こすことによってなります。

 

憩室炎の症状

腹痛と発熱、炎症部位を押さえることによって痛みが出ます。

免疫抑制剤を飲んでいたり、高齢で免疫力が落ちている方は重症化しやすいと言われています。

 

憩室炎の治療

軽症の場合は、安静にして抗生物質を服用します。食事は流動食にして様子を見ると回復してくるので、徐々に食事を繊維質を含むものに変えていきます。

 

重症の場合は、入院しての治療になりますが、中には手術で病変部の切除を行わなければならないケースもあります。

憩室が破れてしまうと、腸内の最近がお腹の中に漏れ出して重い感染症を引き起こすことになります。

 

憩室炎と間違われる病気

虫垂炎(盲腸)や癌、子宮筋腫が憩室炎と似たような症状を引き起こすので、鑑別が必要です。

 

CT検査や超音波検査を行って、憩室炎なのか他の病気なのかを診断します。必ず医師の診察を受けましょう。

 

十二指腸憩室は無症状で身体にないから大丈夫、と思っていても炎症を起こすこともあります。十二指腸憩室のある方は、腹痛やお腹の違和感を感じたら病院に診察を受けに行きましょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-20掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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