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気になる病気・症状

意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症(MGUS)

 

25歳で1%、70歳では5%超とも言われる「意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症」の罹患者。

いったい何の病気!?と思われたと思われた方がほとんどだと思います。

 

◆ 意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症

monoclonal gammopathy of undetermined significance】の直訳で、頭文字をとって【MGUS】とよく称されています。

以前は、【良性単クローン性高ガンマグロブリン血症】とも呼ばれていました。

 

免疫にかかわるM蛋白(モノクローナル抗体)が、血液中に確認される病気です。

病気、といっても、特に症状がない事がほとんどです。まれに、M蛋白が神経に結合し、しびれ、チクチクとした痛み、脱力感などを生じることもあります。

 

このM蛋白の量は、何年・何十年と安定していることが多く、治療は必要ありません

ただし、4分の1程度の人が、多発性骨髄腫マクログロブリン血症B細胞リンパ腫などのがんに移行するとされています。

 

◆ M蛋白が多くなると……

M蛋白の安定が崩れて多くなると、血液に粘りが生じ、渦粘稠度(かねんちゅうど)症候群と呼ばれる、様々な症状が起こります。

例をあげると、腎臓の機能が落ちる、脳血管循環障害(めまい、頭痛、運動失調、意識障害)などです。

 

また、M蛋白が多くなっている原因は、形質細胞のがん化です。

骨髄の中で免疫にかかわる形質細胞ががん化すると、骨がもろくなる、感染症や貧血なども起こってくるのです。

これらが、多発性骨髄腫、マクログロブリン血症などの病気です。

 

◆ MGUSからの移行を防ぐには……

残念ながら、現在の医療ではMGUSから多発性骨髄腫等へのがんへの移行を止めることはできていません。

しかし、以降早期に発見できれば、より予後がよくなると考えられます

 

◆ MGUSが見つかるのは

MGUSはM蛋白血症がありますが、腫瘍性疾患などの病変がない状態です。

そのため、検診の血液検査などで偶然、グロブリン量が高いことから指摘され、診断される例があります。

 

 

MGUSそのものは治療はしないことが勧められますが、6~12か月毎に医師にかかり、検査を受けましょう

 

[Photo by //www.ac-illust.com/main/detail.php?id=29462&word=%E3%81%97%E3%82%87%E3%82%93%E3%81%BC%E3%82%8A%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3]

著者: rippleさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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