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気になる病気・症状

シェーグレン症候群とは

 

ドライアイという症状、よく話題に上りますよね。

コンタクトレンズの常用や、パソコン、スマートフォンを長時間見続けることでドライアイを患う人は、増加しているといいます。

 

ところが、目だけではなく、口や鼻、皮膚、関節など全身の様々な分泌腺に障害が起き、乾いてしまう病気があります。

シェーグレン症候群です。

 

○ シェーグレン症候群

シェーグレン症候群は、自己免疫疾患(外敵に反応すべき免疫系が、自分自身の身体を攻撃してしまう疾患)の一種で、唾液腺、涙腺、そして全身の外分泌腺が障害される病気です。

その結果、ドライアイ、口内の乾燥、皮膚乾燥、関節炎、間質性肺炎など、様々な症状が現れます。

 

ただ、直接的に命にかかわるような症状は少なく、かかる医院も眼科や内科など分かれており、慢性結膜炎、などと診断されるだけということも、少なくないそうなのです。

 

そしてシェーグレン症候群の特徴は、3分の1程度の方に、関節リウマチや全身性エリマトーデスなどの膠原病を合併することです。

また、悪性リンパ腫の発生率も極めて高く、自己免疫疾患の影響で、リンパ球が過剰産生されているため、がん化する可能性が上がっていると考えられます。

 

○ シェーグレン症候群の原因

実はまだ、よくわかっていません。

ただ、免疫系のたんぱく質であるガンマグロブリンの血中濃度が上昇する、高ガンマグロブリン血症のほか、リウマトイド因子抗SS-A抗体などという、自分を攻撃する抗体が現れます。

 

つまり、本来であればウイルスや微生物など、外から入ってきた異物を攻撃すべき抗体が、何らかの原因で増殖してしまい、自分の身体(シェーグレン症候群の場合は分泌腺)を攻撃するようになってしまっていると考えられます。

 

○ シェーグレン症候群の治療法

基本的には、対症療法となります。

点眼薬や、皮膚保湿薬、また唾液が減少すると虫歯になり易くなるため、うがい薬も有効です。

膠原病を合併している場合には、それらの関節炎を抑える薬も、併用します。

 

ドライアイという症状は非常に一般的なものですが、その後ろには病気が隠れている場合もあります。

眼だけではない部分も乾燥するようであれば、一度、血液系の内科にもかかってみてもいいかもしれませんね。

 

[Photo by //pulsedesign.jp/download/clipart/home_health/index.html]

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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