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薬剤アレルギー性肝障害の種類

 

副作用という言葉、ご存知ですよね。

病気を治すために飲む薬ですが、期待した効果以外にも、体に何らかの作用を及ぼすことがあります。

 

これを、副作用、といいますが、中には肝臓に障害を起こすほどの副作用を受けることも。

 

このうち、アレルギーによる障害を薬剤アレルギー性肝障害といいます。

 

○ 薬剤アレルギー性肝障害

薬が肝臓に取り込まれ、代謝された産物に対し、アレルギー反応が起こった結果、肝細胞が障害され、肝障害がおこるものです。

アレルギー反応であるために、個人個人の差が大きく、どんな薬でも起こる可能性があり、予想は非常に困難です。また、以前は大丈夫であった薬でも、起こる場合があり、体調や状態によって変わることもあります。

 

薬剤アレルギー性肝障害は、肝臓への影響の与え方により、大きく3つの種類があります。

 

◆ 胆汁うっ滞型

肝臓で作られた短胆汁は、通常胆道系を通り十二指腸に排泄されます。

しかし、薬剤アレルギーによってこの経路のどこかが障害され、毛細胆管や肝細胞内に胆汁が停滞し、さらには血液中に漏れ出してしまうことがあります。

 

薬剤アレルギー性肝障害のなかでもっとも多くみられるタイプです。

 

黄疸や全身の強いかゆみ、尿の色が濃くなるなどの症状が代表的ですが、原因を取り除くと、概ね軽快します。

 

抗生物質、向精神薬(クロルプロマジン等)、抗不整脈薬(アジマリン等)、経口避妊薬などでおこります。

 

◆ 肝細胞障害型

急性ウイルス肝炎に似た症状がおこります。

 

解熱・鎮痛薬のアセトアミノフェン、降圧薬のα‐メチルドパなどで起こり、抗生物質や抗がん剤によるものも増えていると言います。

中には、重症化するものも。

 

◆ 混合型

胆汁うっ滞型と肝細胞障害型の混合型です。

抗不整脈薬のキニジン、抗てんかん薬のフェニトイン、痛風(つうふう)治療薬のアロプリノールなどでおこることがあります。

 

 

もともとアレルギー体質の方は、薬剤にもアレルギーがあることがあります。

ただ、薬剤で初めてアレルギーが出る方も珍しくありません。

 

用法・用量を守って飲むこと、アルコールなどと一緒に飲まないことなど、気をつけられることは気をつけて、服用しましょう。

 

[Photo by //www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_4844.html]

著者: rippleさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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