カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肺・気管支 >
  4. 肺炎 >
  5. 結核 >
  6. 過去の病気ではない!~結核~

気になる病気・症状

過去の病気ではない!~結核~

 

結核と聞くと、もはや過去の病気と思われる方も多いのではないでしょうか。

かつては亡国病とも言われましたが、戦後急速に罹患率が下がりました。

 

ところが、1990年代半ば、罹患率が増加

一端は治まったものの、今も年間3万人が発症し、7万人以上の方が罹患している病気です。

 

○ 結核とは

結核菌による感染症で、患者の咳に混じる結核菌により感染を起こします。

結核菌は乾燥に強いため、長時間空気中を漂うことも可能とされています。

 

空気感染が多いため、肺などの呼吸器官がダメージを受けることが多くあります。(肺結核

しかし、結核菌は様々な器官の細胞に寄生でき、免疫システムはこの細胞ごと攻撃を行います。そのため、組織が破壊され、放置すればするほど悪化、死に至る病です。

肺以外にも、中枢神経、リンパ組織、血流、泌尿生殖器、骨、関節などに感染します。

 

○ 結核の症状

はじめは、倦怠感や食欲がない、微熱が続く、痰や咳と、風邪や不定愁訴ともいいかねない症状が長期間続きます。この長期間、というのがポイントです。

医師にかかり、風邪薬を処方してもらいながらも、2週間以上症状が続くようであれば、気管支喘息か結核を疑うことになります。

 

放置すると悪化していき、血の混じる痰、息切れ、体重が減少します。

 

○ 結核に気付いたら

治療は、抗結核剤などの抗生剤の投与がメインとなります。

排菌(周囲に結核菌を撒き散らしている状態)」のある結核患者であれば、法律により結核病棟への入院が義務付けられています。

また、症状が治まってきたからと言って、勝手に服薬を止めたり、飲んだり飲まなかったりとするのは厳禁

薬に耐性を持つ薬物耐性菌ができてしまい、集団感染のきっかけになってしまいます。

 

少なくとも、数ヶ月間の長い治療になります。

医師や医療スタッフの指示に従い、自分の体調に注意するのはもちろんのこと、周囲の人にうつさないよう、注意しましょう。

 

また、長く風邪のような症状が続く場合も、この程度、と思わずに医師にかかることをおすすめします。

結核は、現在も珍しい病気ではありません

 

[Photo by //pulsedesign.jp/download/clipart/home_health/index.html]

著者: rippleさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

オススメ検索ワード

結核に関する記事

先進国の中で結核が多い国日本!?多剤耐性結核菌が増加の理由

  戦前は死の病と恐れていた結核は、戦後抗生物質の普及とともに一掃され、過...

結核後遺症による呼吸不全

    一度結核になったら、その後しばらく、それこそ残りの人生全ての間、生活...


結核性胸膜炎は感染の可能性が低い結核です

胸膜炎とは肺をつつむ膜が炎症を起こして、水分が吸収できなくなり、肺と胸膜の間...

結核後遺症に有効な理学療法

  結核後遺症に有効な理学療法   結核後遺症とは、結核治療後に慢性的...

カラダノートひろば

結核の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る