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気になる病気・症状

もしかすると結核既感染かも!? 注意すべきこと

 

かつては、日本人の死亡原因No.1だった、結核

現在も、結核が日本からなくなったわけではありません

むしろ近年、結核罹患率が再上昇しているのです。

 

○ 結核

患者の咳・痰などに含まれる結核菌により空気感染する感染症です。

結核菌はあらゆる臓器に感染し、障害を与えます。

空気感染することから、特に肺などの呼吸器官における発症が著明です。

 

症状は倦怠感や食欲がない、微熱が続く、痰や咳と、風邪や不定愁訴ともいいかねない症状が長期間続きます。この長期間、というのがポイントです。

医師にかかり、風邪薬を処方してもらいながらも、2週間以上症状が続くようであれば、気管支喘息か結核を疑うことになります。

 

放置すると悪化していき、血の混じる痰、息切れ、体重が減少します。

 

○ 結核の感染と発症

結核菌は、感染すると必ず発症するわけではありません。

感染しても、80~90%の人は、発症せずに終わるのだとか。

 

その理由としては、体内の免疫機構が結核菌に勝ち、結核菌を封じ込めていてくれるからです。

これを、結核既感染と呼びます。

 

ところが、結核菌の一部は冬眠のような形で、ひっそりと生き続けます。

そして、免疫力が下がったり、生活習慣病の発症などで再び増殖し、結核を発症することがあります(二次結核症

 

成人における結核発症は、ほとんどがこの二次結核症だと言われています。

 

○ 結核既感染

結核既感染の人の割合は、60歳代で35%、70歳代で60%近くというデータがあります。

若い世代では、20歳代で1%、30歳代で3%

これを多くないと思うか、多いと思うかは人によるかと思いますが、いかがでしょうか。

 

高齢者は、日本で流行していた時代と重なりますので、高い既感染率も納得です。

 

この既感染率に加え、高齢化による免疫機能・体力の低下、糖尿病やがん、免疫抑制剤の治療の影響、さらには、ストレスや生活上の困難も結核菌の再活動の原因となるのだとか。

 

やはり、栄養バランスの整った食事や、早寝早起き、体力をつけておくなど、健康な生活を送ることが、結核既感染であっても、発症を防ぐ術なのです。

 

過去の病気とは言えない、現在の感染症「結核」なのです。

 

[Photo by //pulsedesign.jp/download/clipart/home_health/index.html]

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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