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気になる病気・症状

アルコール性肝障害とは…

 

酒は百薬の長、とはよく聞く言葉ですよね。

血行がよくなり冷えを改善したり、善玉コレステロールが増加したりもするそう。

もちろん、ストレス発散や、コミュニケーションの場の提供なども重要なこと。

 

一方で、飲み過ぎは体の各所に悪影響を及ぼすのも有名な話です。

 

○ アルコールが肝臓に悪影響を

アルコールと言えば肝臓、と思われる方も多いのでは。

飲酒した後、血中に入ったアルコールは肝臓で分解(代謝)されます。

 

また、アルコールは肝臓に対して直接的に細胞障害し、線維増生作用をもっています。

さらには、栄養因子、免疫異常および遺伝的素因などが肝障害の発現に影響を与えます。

 

アルコールは、飲めば飲むほど肝臓に負担を与え、アルコール性肝障害の発生率も上がります

概ねの目安は、日本酒換算で1日に3合を、5年以上

 

もちろん、体質や性差もあって、1日1合程度でもなってしまう人もいますし、女性では男性の3分の2ので飲酒量で肝硬変に至るそうです。

 

 

○ アルコール性肝障害アルコール性肝障害は、4段階に進みます。

 

[1]アルコール性脂肪肝

 比較的少ない飲酒量でも発症。自覚症状はないことが多い。

[2]アルコール性肝線維症

 自覚症状はあっても倦怠感程度だが、脂肪肝より異常値が上がる。

[3]アルコール性肝炎

 肝臓の炎症。腹痛、黄疸、発熱なども。

 重症型は、多臓器不全からの死亡例もある。

[4]アルコール性肝硬変

 他の原因による肝硬変に比べ、倦怠感や下痢などの傾向が大きい。

 肝炎までは、健常の状態に戻ることが多いが、肝硬変は戻りません。

 

○ 健診時の特徴

アルコール性肝障害が疑われるとき、血液検査の数値としては以下のような項目が顕著です。

 

・γ(ガンマ)-GTP値の上昇

・AST(GOT)優位なAST、ALT(GPT)の上昇

 

 

アルコール性肝障害は、禁酒すれば改善します

脂肪肝を指摘される程度で踏みとどまれれば、将来の肝がんリスクも下がります。

飲みすぎにも注意し、そして休肝日や禁酒など、状態に合わせてアルコールを避けて行きましょう。

 

[Photo by //www.ashinari.com/2012/11/13-372873.php?category=173]

著者: rippleさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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