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ADHDの子供のために知っておきたい「低血糖の仕組み」

ADHDの子供のために知っておきたい「低血糖の仕組み」

ADHDの症状は、神経伝達物質ドーパミンの分泌不足により、前頭葉の活動領域の低下が原因で起こる注意欠陥多動性の特性が現れるものです。ADHDの子はいつも落ち着きがなく、忘れ物を頻繁にしたり、怒りやすかったりするので、親や周囲の人たちにも良く注意される、叱られるといった機会があります。

 

それゆえ、自己肯定感が低くなってしまい、そのイライラがさらに違う衝動を引き起こす…と言ったようなストレスの悪循環が問題となります。そして、そのことに深くかかわっている栄養素のひとつに、「糖質」というものがあります。

 

糖質の摂取自体さまざまな疾患の原因になりますが、大量摂取によって引き起こされる低血糖状態にも問題があるようです。では、次は低血糖が起こったときの体の変化について、ご説明したいと思います。

 

低血糖が起こると体はどうなるか?

基本的な仕組みとしてまず、臓器のほどんどがエネルギー不足となります。特に脳に関しては、ブドウ糖を主にエネルギーとして使いますので、低血糖状態では致命的となります。

 

そこで、体内では、何とか低血糖状態から脱出しようと、交感神経とホルモンを作用させます。交感神経が興奮すると、肝臓が貯蔵してあるグリコーゲンを溶かしてブドウ糖に変え、血液中に放出することで血糖値を正常に戻そうとします。

 

また、血糖を上げる働きのあるホルモンを分泌させ、インスリンの働きに打ち勝とうと活性化し、低血糖から抜け出そうとします。

 

<注意するべき低血糖の症状>

低血糖になると、血糖値をあげようとして交感神経が緊張しますが、これに伴った随伴症状が現れます。

・発汗

・動悸

・手の震え

・思考力が鈍り集中できない

・字が読めない

・しゃべりにくい

・細かい作業ができない

・眠気を感じる

など。

 

これらの症状の影響として気分的な変動があり、

・イライラや緊張

・怒りっぽくなる

・不安、悲しい

といったような気分になりやすいです。

 

<注意するべき糖の種類>

異性化糖…清涼飲料水などに良く含まれる、でんぷんが原料の「ブドウ糖と果糖の混合液」。体内吸収のスピードが非常に早い(既にブドウ糖と果糖に分解されているので)。摂取すると急激に血糖値がはね上がります。

 

これらの低血糖時の作用を見ていると、やはり精神面に影響を及ぼすような(疲労時の症状に似たような)ものが多いと感じました。ADHDの患者さんだけでなく、どんな方にとっても低血糖や糖質の摂取においては良く考える必要がありそうです。

 

食品面においては、夏場に多く購入してしまう「ソフトドリンク類(異性化糖)」等の摂取量には十分気をつけた方がよいでしょう。

 

普段何気なく口にしているものも、意外な危険をはらんでいる場合があります。知識を身に着け、安全で健康な毎日を送れるようにしましょう。

(Photo by://pixabay.com/

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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