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気になる病気・症状

膠原病の食生活

 

膠原病に含まれる、関節リウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、ベーチェット病などの、様々な自己免疫疾患。

難治性の疾患が多く、症状を抑えつつ、長く付き合っていかねばならない疾患でもあります。

 

食事は、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

 

○ 膠原病の方の食事

 

◆ 食べ過ぎは×

治療に用いるステロイドは、食欲を増進させることがあります

かといって、食べ過ぎや肥満は、いけません

 

体重が増えると、関節や骨に障害を起こす可能性がありますし、食べ過ぎで中性脂肪やコレステロールの値が高くなると、血液の状態が悪くなりがちです。

 

また、疫学的研究では、脂肪の多い人に全身性エリテマトーデスの発症割合が多かったというデータもあるとか。

全身性エリテマトーデスのマウスでは、高カロリー高脂肪食の群の方が、死亡率が高く、腎障害の発症も多かったそうです。

 

このことからも、カロリー控えめ、脂肪控えめの野菜中心の食生活がすすめられます。

 

◆ カルシウムを意識的に

ステロイドには、骨粗鬆症を副作用に持つものもあります。

これに対抗するためにも、意識してカルシウムを含む食品を多く摂りましょう。

 

牛乳や乳製品、大豆製品、ひじき、わかめ、小魚などです。

 

また、カルシウムは単独では吸収されにくいため、吸収を助けるビタミンDも摂りましょう。

レバーや卵黄、まぐろ、いわしなどがおすすめです。 

 

◆ 塩分控えめ

腎臓は、症状の出やすい部分でもあります。

塩分の摂り過ぎは、この腎臓に負担をかけるため、意識して塩分を減らしましょう。

 

また、この腎臓の負担を減らすためにも、水分をたっぷりとることも重要です。

 

◆ 鉄分

膠原病の症状によくあるのが、貧血です。

赤血球が減ってしまうことがよくあるため、赤血球の原料である鉄分とたんぱく質を摂りましょう

 

いずれにせよ、健康的な食生活が求められます。

臓器障害などで、特別な食事制限がないかぎりは、健康的な栄養バランスのとれた食事をとりましょう。 

 

また、ストレスも膠原病の大敵。

楽しく食事ができるといいですね。

 

[photo by //www.ashinari.com/2008/10/15-009280.php]

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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