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親知らずを抜いたら知覚過敏になった?!虫歯以外の可能性はあるの?知覚過敏と虫歯の違いとは

よく親知らずの歯を抜いたら、奥歯がしみるようになってしまったという相談を受けます。患者さんにしてみればイヤイヤ歯を抜いたら、そのせいで違う症状が出てきてしまったみたいに感じられてるんですよね。

 

しかし症状が出るという事はなんらかの原因が存在するはずなんです。不安ばかりを大きくする前に原因をしっかりと理解しておきましょう!

 

知覚過敏

先程書いたように、親知らずを抜いてから奥歯がしみるようになったという方は少なくありません。

 

ではなぜ親知らずを抜くとしみるようになるのか?それは親知らずが奥歯とどう関わっていたかによります。

 

まず一番可能性が高いのが「知覚過敏」。

知覚過敏とは2層ある歯の層のうち外側の層がなんらかの理由でなくなり、その部分から2層目に刺激が伝わることで起こる症状の事を指します。

 

まだ歯ぐきの中に隠れていた親知らずを抜いたりすると、奥歯の後ろにぽっかりと穴が開きます。そうなると隣り合っていた奥歯の根っこが露出してしまい、知覚過敏の症状が引き起こされたりします。

 

虫歯

この場合、親知らずを抜くよりも前に、虫歯になっていたことが前提となります。

 

うまく生えてこれなかった親知らずと歯ぐきの間には隙間ができて、そこに汚れが溜まります。隣の奥歯との間にも汚れが溜まったりしますが、もちろんきれいにする事は出来ないですよね。

 

その結果虫歯になり、親知らずを抜くことで露出したその部分がしみるようになるのです。

 

対処法 

むし歯であれば段階に合わせた治療をします。

 

しかし歯の根っこが露出することで起こる知覚過敏に対しては、しばらく経過をみてもらう事が必要になります。親知らずを抜いたあと歯ぐきが盛り上がってきて、骨もしっかりとしてくれば、たいていのケースは改善されるからです。

 

歯を抜いたというだけでも不安なのに、痛みやしみるといった症状が他に出てきてしまったらもっと不安ですよね。

 

人によっては痛みや違和感が回復するまでに、抜歯後、数か月かかる方もいます。しかしきちんと対処すればちゃんと回復します。うがいなど1つ1つの行動を甘く見ずにしっかりとこなして治して行きましょうね。

 

 

冷たい・熱い物が歯にしみる・痛い!虫歯以外の可能性はあるの?

歯が痛い、歯がしみるというとまず思い浮かべるのは虫歯ですね。歯の検診で引っかかって虫歯を発見し、病院でお世話になった経験のある方も多いのではないかと思います。

虫歯の一般的な症状には歯の痛みや歯がしみるという症状がありますが、虫歯以外の歯の問題によってこれらの症状が出ているという可能性ももちろんあります。

 

●知覚過敏によって歯がしみる

歯が痛いというよりも「しみる」、特に熱いスープや冷たいジュースを飲んだ時に歯がしみるというのであれば知覚過敏の可能性が高いです。

知覚過敏というのは歯の表面にあるエナメル質がすり減っていて、象牙質が出ていたり象牙質に温度が伝わりやすい状態のことです。虫歯治療によって知覚過敏になることもあります。

 

知覚過敏を防ぐためには

・研磨剤の入っていない歯磨き粉を使うこと

・エナメル質を削らないために優しく歯磨きをすること

・刺激物を出来るだけ避ける

 

などが有効と言われています。

特に冷たいジュースを飲むときにはストローを使うと、歯にほとんど触れないため、刺激を軽減できるそうです。

 

●口内火傷で歯が痛む

歯が痛い、特に口の中全体が痛むという場合には口内火傷の可能性もあります。アツアツのものを食べると口の中もほかの皮膚と同じように火傷することがあり、その症状は当然口内に出るので歯の痛みのように感じたり、歯に違和感を感じることもあります。

口内火傷がみられる場合は何と言ってもほかの火傷と同じように冷やすのが一番です。氷を口に含むという方法もありますが、口内に氷が張りつくのを防ぐために、手で触った時にさらっとしていない氷を選ぶとよいです。一度水につけた指で氷を触ってから口の中に入れるというのもひとつの方法です。

また、水1Lに対して食塩を9g入れた生理食塩水で口をうがいするのもよいでしょう。

 

歯が痛い、歯がしみるというと虫歯を思い浮かべがちですが虫歯以外にも歯の痛みや歯がしみる症状を持つケースはあります。口内火傷や知覚過敏はその代表です。

気になる場合は、歯医者さんで診てもらうとよいでしょう。

 

 

よく似てる!知覚過敏と虫歯の違い

「歯がいたい」と一言で言っても理由はさまざまです。

ここでは代表的な2つの例「虫歯」と「知覚過敏」についてお話します。

 

症状が似ているので判断しずらいのですが、ちょっとした違いがあるので参考にしてみてください。

 

【 それぞれの症状 】

< 虫歯 >

 ・ 冷たい物・熱い物がしみる

 ・ 痛みを慢性的・持続的に感じる

 ・ たたくと響くように痛い

 

< 知覚過敏 >

 ・ 冷たい物・熱い物がしみる

 ・ 痛みは一時的

 ・ たたいても痛くない

 

【 それぞれの治療方法 】 

 

< 虫歯 >

熱い物がしみなければ通常は悪い部分を削って銀歯などを被せます。

しかし、熱い物がしみるのであれば神経の治療が必要になることが多いです。

一般的には麻酔をして削り、歯の中に薬を入れます。

薬の種類にもよりますが1週間に1回くらいのペースで薬を入れ替える作業を数週間繰り返し、痛みがなくなったら補強のための金属(金属でない物もある)を立てて銀歯などを被せます。

この薬は入れ替えるのを忘れて入れっぱなしにしておくと歯に悪影響を及ぼすため、最悪の場合にはその歯を抜くことになります。

なのでなるべく医師の指導通りのペースで薬を入れ替えるようにしてください。

 

< 知覚過敏 >

こちらも熱い物がしみるようになると重度の知覚過敏といえます。

軽度の物であれば、歯医者さんに3・4回通って薬を塗ってもらえば治る事もありますね。

歯はざっくり言うと2層構造になっていて、その1層目が削れるなどして2層目に刺激が加わる状態を知覚過敏と言います。

なので薬の効果がある間やレジンコーティング(プラスティックのような物でしみる所をコーティングする)などがなくなるまでの間に1層目が再構築されれば症状はなくなるわけです。

それから歯ぎしりが原因の場合は「ナイトガード」という歯ぎしりを防止するマウスピースを着ける事もあります。

これは歯医者で見たことがあるのではないでしょうか。

よくあるピンクのうにゅっとなる柔らかい粘土みたいなやつで型をとってから、遅くても1・2週間でできあがります。

それを寝ている間に装着してもらいます。

 

よくあるのは「知覚過敏だからいいか」と治療を受けない事です。

ですが、放っておくと虫歯に発展する可能性もありますし、歯が痛い、もしくはしみるというのは異常を知らせるサインです。

ですからいつもと違うと感じたらまずは診察を受けましょう。

 

それが時間もかけず、お金もかからず、痛みも少ない解決方法への近道です。

 

 

もう痛くない?消える知覚過敏の不思議

「知覚過敏かな?」と感じた方のほとんどが「あれ?なんかもう痛くない?」という痛みがすぐ消える不思議に出会います。

そしてみなさん「やっぱり違ったのかな?」となるわけです。

 

でもそれ、違いませんよ!

 

 

【 体調に左右される不思議 】

昨日は痛かったのに今日は平気となれば大したことはないのかと、誰もが判断するところですがちょっと待ってください!

それはきちんと説明がつく現象なんです。

 

知覚過敏は歯の表面のエナメル質(図の白い部分)が削れたり溶けたりしてむき出しになった象牙質(図の黄色い部分)を通じて歯の中心にある歯髄(しずい)と呼ばれる神経(図の赤い部分)に刺激が伝わる現象ですが、その象牙質にはたくさんの細かい穴が開いているのです。

 

エナメル質と歯髄をつなぐトンネルみたいになっているので、エナメル質が無くなれば当然刺激が強く伝わるわけですが、体調によって変化する唾液の成分に含まれるカルシウムなどがその穴をふさいで刺激が伝わりにくくなったりするんです。

 

 

【 体力消耗もカギ 】

急に知覚過敏の症状を感じた場合、しばらく忙しくしていたり、夏バテなどで体力を大幅に消耗している事から症状が出ていることもあります。

 

これは2方向からの考え方があります。

 

西洋医学的に考えるとストレスなどで唾液が少なくなり口の中の環境が変わることから出る知覚過敏となります。

そして、東洋医学的に考えると骨は腎臓に管理されていて歯は骨の一部だとすれば体力を消耗することによって腎臓が疲れて出る知覚過敏となるわけです。

 

 

【 知覚過敏を治すには? 】

厳密にいうと知覚過敏を治すことは難しいです。

溶けるなどしてなくなった歯質を再生することはなかなかできることではありません。

 

しかし現時点での最良の状態にする近道はやはり歯科医院などで治療してもらうことです。

 

直接しみにくくなるような薬を塗ってもらったり、プラスチックのようなものでむき出しになってしまった歯質をコーティングしてくれたりします。

 

甘く見て放っておくと最悪歯を抜かなければいけなくなることもあるんです。

 

暴飲暴食をさけて、適度に休むことで改善される知覚過敏もあります。今年の夏に急に痛み出したら、体力消耗を疑ってみてもいいかもしれないですね。

 

 

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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