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気になる病気・症状

食道静脈流のコントロールをしましょう!

肝硬変になってしまった場合の3大死因と言えば、“食道静脈瘤破裂”“肝不全”“肝細胞がん”でした。ですが、現在では食道静脈瘤破裂による死亡率が下ってきています。

 

その理由は食道静脈のコントロールが可能になってきたからです!

 

なぜ食道静脈瘤が出来るのか

消化管から吸収された栄養は門脈と言う静脈にのって肝臓に運ばれ、そして心臓に返っていきます。肝硬変などの何らかの疾患で門脈の血流が悪くなってしまうと、血液は別の通り道を使って心臓に返ります。その通り道は食道、腹壁、肛門周囲となります。

 

今まで門脈に流れていた血液が食道静脈に流れこむことによって、食道静脈がウネウネと伸びたり瘤ができたりします。

 

食道静脈瘤の危険性

過剰に血液が流れ込んで、膨らんだり瘤ができた静脈は破れやすくなっています。静脈瘤が破裂した時の死亡率は非常に高いので、肝硬変になってしまった時には、食道静脈瘤をいかにコントロールするかが非常に重要になります。

 

食道静脈をコントロールするには

○食道静脈瘤硬化療法

食道静脈に内視鏡を使って硬化剤を注入します。再発率はひくいのですが、薬剤にアレルギーがある方や肝機能が低下している方は出来ないことがあります。

 

○食道静脈瘤結紮療法

こちらは食道静脈をゴムで縛って血流を止める方法です。硬化療法よりも効果は落ちますが、適用範囲が広くなります。

 

○外科手術

食道部分を取り出して胃と繋げたり、カテーテルを入れる手術、脾臓を取りだす手術などがあります。

 

他にも薬剤療法、保存療法などが行われます。

 

もしも食道静脈瘤が出来てしまったら、破裂・出血を防ぐためのコントロールが大切です。

 

ほとんどの方は肝硬変など肝疾患が原因で起こります。肝機能の残存率や疾患の症状の度合いによって食道静脈瘤への対処法は変わってくるので、まずは担当の医師とよく相談してみましょう。

(Photo by: //www.ashinari.com/)

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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