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気になる病気・症状

食道静脈瘤になったら改善したい食事、生活習慣はこうしよう!手術はどんなのがあるの?食道静脈流のコントロールをしましょう!

 

 

肝硬変になってしまった方が亡くなる原因で一番多かったのは食道静脈瘤でした。

けれでも、今では手術や食道静脈瘤のコントロールの方法も進化して死亡率は下がってきました。日常生活でも気をつけなければいけません。

特に食道の病気なので、食事に対するケアは欠かせません。

 

食道静脈瘤とは

肝臓に腸からの栄養を運ぶ門脈という血管があります。肝硬変などによって、門脈の流れが悪くなると血液は別の通り道を使います。

その一つに食道静脈があるので、伸びて膨らんで瘤ができてしまうのが食道静脈瘤です。

 

気をつけたい食事の仕方

食道静脈はもともと頑丈ではない上に、静脈瘤ができることによって更に破れやすくなっています。

出来るだけ食道への刺激を減らすために

○ゆっくりとよく噛んで食べましょう。

大きな食べ物や、固い食べ物は食道に引っ掛かって破裂・出血を起こす原因になります。

 

○タバコやアルコール、刺激の強い香辛料は控えましょう。

食道粘膜は傷つきやすいので、刺激物、熱過ぎるものや冷た過ぎるものも控えましょう。

 

○肝臓に良いものを食べ、悪いものを避ける

食道静脈瘤患者の多くは肝硬変が原因になっています。塩分やたんぱく質、食品添加物の取り過ぎは良くありません。摂取量については医師と相談して決めましょう。

適切な量をバランスよく食べることが重要です。

 

まとめ

細かった食道静脈が、血流の増大によって伸ばされて出来た食道静脈瘤は日常の些細なことで破れかねません。

食道は毎日食物が通る場所なので、食事の内容には気をつけましょう!

 

 

食道静脈瘤になったら改善したい生活習慣

肝硬変患者の最も多い死亡理由の一つに“食道静脈瘤破裂”があります。

食道静脈瘤が破裂してしまうと、多量の出血を起こしてしまうからです。

つまり、たとえ静脈瘤ができても破裂しないように気をつければいい訳です。その為の手術や薬剤療法などもありますが、何と言ってまずは日常生活を改善することが大切です。

 

こんな方は要注意!

○早食い

早く食べると、どうしても量は増えがちになってしまいます。また、よく噛まずに大きなまま・固いままで食物を飲み込むと食道に圧迫がかかって食道静脈瘤が破れる原因となってしまいます。

 

○大食い

食べ過ぎると腹圧が上がってしまい、食道静脈にも負担がかかってしまいます。

 

○激辛好き

刺激の強い香辛料が入った食事や、アルコール、タバコ、熱い・冷たいものは食道粘膜を傷つけてしまう可能性があります。

 

○激しい運動

激しい運動や重労働は血圧が急激に上がる為に食道静脈にも負担がかかってきます。

 

○全く運動しない

程良い運動は血管を丈夫にしてくれます。

また体重をコントロールするためにも大切です。

 

○病院嫌い

 食道静脈瘤の進行や、治療をした後も再発の可能性が高いので定期的な検査が必要です。

必ず医師の指示に従って診察を受けるようにしましょう。

 

まとめ

たとえ食道静脈瘤に対する治療の技術が進歩しているとはいえ、度重なる手術や多量の薬剤は身体の負担になります。日常生活に気をつけて、食道静脈瘤の破裂を防ぎましょう!

 

 

食道静脈瘤は、肝臓の病気からやってくる!

今、生活習慣病で脳卒中という言葉がよく聞かれます。

脳動脈瘤の破裂による出血など、命にかかわる大きな問題として取り上げられています。

しかし、血管にできる瘤は動脈だけでなく、実は静脈にもできるんです。

 

食道静脈瘤とは

肝硬変などの病気が原因となり、上大静脈系と門脈系という大きな血管の間に新しく血管が作られ(側副血行路)、胃底部や食道粘膜の血管が拡張・怒張した状態です。

静脈瘤自体に症状はありません。

しかし、その静脈瘤が破裂すると大量出血し、致命的になります。

食道の中でも胃に近い「下部食道」に多く発生します。

 

食道静脈瘤は、大出血による生命の危険を防ぐためにも、治療法が重要です。

 

治療法

①破裂してない静脈瘤

○内視鏡的硬化薬注入療法(EIS)

口から内視鏡を入れ、硬化薬を注入します。

この硬化薬によって静脈瘤が固められ、破裂を防ぎます。

○内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)

口から内視鏡を入れ、静脈瘤の根元を金属製の輪っかなどで結び、破裂を防ぎます。

○食道離断術

食道と胃の血管を一度縛り、食道をほとんど切り離します。

切り離した食道はまた縫い合わせます。

また、脾臓も摘出します。

 

②出血した時の治療

○出血量が少ない場合

出血によるショックを防ぐため、急速点滴や輸血をします。

状態が落ち着いたところで内視鏡検査を行いながら、EISやEVLを行います。

○出血量が多い場合

鼻からチューブを入れ、そのチューブについている風船を膨らませます。

風船の圧力によって、止血を試みます。

12時間~24時間後にバルーンを縮め、再出血がなければチューブを取り除きます。

 

出血時に手術はしない!?

瘤が破裂し、大量に出血してるともなれば、緊急手術になるというイメージがあります。

食道静脈瘤は、出血時の緊急手術を行うと、約25%の確率で術中死に至るという統計が出ています。

手術は体にかかる負担が大きく、また食道静脈瘤は他の場所の病気が原因となって起こりますから、出血時の手術選択は慎重に行われます。

 

新年会や忘年会、ストレス発散として現代は飲酒の機会が増えています。

適度なアルコールは寿命の延長につながりますが、飲みすぎると肝臓の負担がかかりすぎ、病気の原因となります。

肝臓の病気は食道静脈瘤と深い関係がありますから、まずは肝臓の病気にならないよう、日常生活から気をつけることが大切です。

 

 

食道静脈瘤の手術はどんなのがあるの?

肝硬変の方が死亡する3大死亡原因の一つに“食道静脈瘤破裂”があります。

食道静脈瘤の破裂を防ぐためには手術が必要な場合があります。

その代表的なものに“血管内注入法”があります。

 

血管内注入法

○血管の流れを止める

まずは内視鏡(胃カメラ)に医療用の風船をつけて、食道の中で膨らませます。食道静脈瘤のある血管への血の流れを一旦止めることによって、薬剤が流れてしまうのを防ぎます。

 

○硬化剤を注入する

そして、内視鏡に付けた注射を使って食道に出来た静脈瘤への薬剤の注入を行います。硬化剤といって、血管に炎症を起こすことによって静脈瘤を無くしていきます。

 

○手術時間と期間

一回の手術にかかる時間は約20分で、7~14日に一回の手術をおよそ4回ほど行うことによって静脈瘤の改善が見られます。

 

○術後の注意

術後は固い物や引っかかるような食物は避けるようにします。

飲食物が飲み込みづらい感じ、食道に滲みるような痛みや締め付けられるような痛みが出る方もいます。このような症状は一時的なもので、3日前後で無くなってきます。

 

まとめ

食堂静脈瘤は、肝硬変を代表とする門脈圧亢進症を引き起こす疾患によって出来上がります。つまり、肝硬変を治さないと食道静脈瘤だけ何度治しても再発してしまいます。

が、肝硬変の改善は難しいことから食道静脈瘤の再発はほぼ避けられません。ただし、食道静脈瘤が再発しても早いうちに治療を受ければ、簡単な治療で改善することができます。

肝硬変などによって食道静脈瘤が出来たら、手術で良くなった後も定期的な検診を受けて、食道静脈瘤に対する早期対処を行いましょう!

 

 

食道静脈流のコントロールをしましょう!

肝硬変になってしまった場合の3大死因と言えば、“食道静脈瘤破裂”“肝不全”“肝細胞がん”でした。ですが、現在では食道静脈瘤破裂による死亡率が下ってきています。

 

その理由は食道静脈のコントロールが可能になってきたからです!

 

なぜ食道静脈瘤が出来るのか

消化管から吸収された栄養は門脈と言う静脈にのって肝臓に運ばれ、そして心臓に返っていきます。肝硬変などの何らかの疾患で門脈の血流が悪くなってしまうと、血液は別の通り道を使って心臓に返ります。その通り道は食道、腹壁、肛門周囲となります。

 

今まで門脈に流れていた血液が食道静脈に流れこむことによって、食道静脈がウネウネと伸びたり瘤ができたりします。

 

食道静脈瘤の危険性

過剰に血液が流れ込んで、膨らんだり瘤ができた静脈は破れやすくなっています。静脈瘤が破裂した時の死亡率は非常に高いので、肝硬変になってしまった時には、食道静脈瘤をいかにコントロールするかが非常に重要になります。

 

食道静脈をコントロールするには

○食道静脈瘤硬化療法

食道静脈に内視鏡を使って硬化剤を注入します。再発率はひくいのですが、薬剤にアレルギーがある方や肝機能が低下している方は出来ないことがあります。

 

○食道静脈瘤結紮療法

こちらは食道静脈をゴムで縛って血流を止める方法です。硬化療法よりも効果は落ちますが、適用範囲が広くなります。

 

○外科手術

食道部分を取り出して胃と繋げたり、カテーテルを入れる手術、脾臓を取りだす手術などがあります。

 

他にも薬剤療法、保存療法などが行われます。

 

もしも食道静脈瘤が出来てしまったら、破裂・出血を防ぐためのコントロールが大切です。

 

ほとんどの方は肝硬変など肝疾患が原因で起こります。肝機能の残存率や疾患の症状の度合いによって食道静脈瘤への対処法は変わってくるので、まずは担当の医師とよく相談してみましょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2013/03/14-377235.php?category=5)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-15掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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