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気になる病気・症状

再吸収されるべき栄養等が排泄されてしまう?ファンコニー症候群とは

 

ファンコニ―症候群とは、腎臓の近位尿細管の働きが悪くなって、様々な物質の欠乏を引き起こす障害のことです。

先天性によるものと遺伝性によるものがあります。

 

腎臓の構造と働き

腎臓には、心臓から出る血液の約25%が流れ込み、その血液をろ過することによって尿を作ります。

ろ過される尿(原尿と言います)の量は一日に250~300ℓにもなります。この原尿は近位尿細管・集合管・遠位尿細管で必要な水分や物質が再吸収され、尿となり一日に1.5ℓほど排出されます。

 

ファンコニー症候群とは

先天的に、何らかの疾患によって薬物や毒物によって、近位尿細管の再吸収ができなくなり、糖、アミノ酸、リン酸、カリウム、ナトリウムなどが過剰に排出されてしまう障害です。

 

ファンコニ―症候群の症状

多尿や便秘、喉の渇き、全身倦怠感など糖尿病のような症状が出ることがあります。

先天性ファンコニ―症候群の小児では、発育不全や成長遅滞、くる病などもみられます。

成人の場合は、骨軟化症や筋力低下もみられます。

 

ファンコニ―症候群の治療法

ファンコニ―症候群を引き起こしている元の疾患に対する治療、毒物の除去、腎移植などが行われます。

 

まとめ

ファンコニ―症候群は完治させるのは難しい疾患であると言われています。しかし、適切な治療を行う事によってコントールをすることは可能です。

もし糖尿病のような症状が出始めたのに、糖尿病では無かった場合、早く病院の診察を受けて、腎臓機能の損傷がこれ以上すすむのを防ぎましょう!

 

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2010/01/12-032973.php)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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