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気になる病気・症状

高齢男性要注意の食道憩室!

 

 

 

体の中には、病気によってこぶのようなものができることがあります。

たとえば、ポリープは粘膜の内側にできているこぶ状のもので、非常に有名です。

ポリープのように多くは内側にできるというイメージがありますが、外側にこぶができるものもあります。

 

消化管憩室とは

管状の臓器である消化管の壁が、外に向かってぽっこり出ている状態です。

大腸に最も多くできます。

無症状のことが多いですが、憩室が大きくなったり、炎症を起こしたりすると、症状が出ます。

食道憩室とは、この憩室が食道にできたことをいいます。

 

憩室の種類

①真性憩室

消化管は、粘膜・筋層・漿膜の3つの層からなっていますが、真性憩室はこの全ての層が突出しています。

食道の中では、食道のうち、気管支分岐部あたりにできやすいと言われています。

ここにできた憩室を、ロキタンスキー憩室(中部食道憩室)と呼んでいます。

②仮性憩室

真性憩室が3つの層全てが突出しているのに対し、仮性憩室は3つのうちのいずれかが欠損した場合をいいます。

下咽頭(ツェンカー憩室)横隔膜上あたりにできやすいと言われています。

 

なぜ憩室ができるのか?

食道にできる憩室は、ほとんどが後天性のものです。

①牽引性

消化管周辺にできた炎症や瘢痕(傷が治った痕)により、消化管が引っ張られ、憩室が作られます。

食道憩室の中でも、ロキタンスキー憩室が牽引性として有名です。

 ②圧出性

筋層の一部が切れ、消化管の内圧が高くなったことにより、内側から押し出される力で憩室が作られます。

ツェンカー憩室や横隔膜上憩室は、圧出性によるものです。

 

高齢男性はツェンカー憩室に注意!

ツェンカー憩室は、高齢の男性に多いと言われています。

他の食道憩室に比べて憩室の入口が狭くて深いので、さまざまな症状が出やすいです。

<症状例>

○血管圧迫→顔のむくみ

○食道が狭くなる→飲み込みづらい、嘔吐

○反回神経圧迫→枯れたような声(嗄声)

○気管圧迫→呼吸困難

 

ツェンカー憩室を除き、食道憩室は、それ自体で症状が出ることはあまりありません。

しかし、憩室が大きくなりすぎたり、炎症を起こすと様々な症状が出てきます。

重症になると絶食や、手術の必要が出てきます

多くは人間ドックや健康診断で指摘されますので、発見した方は毎日体に異常がないかどうか確認しましょう。

 

(photo by //www.ashinari.com/2006/09/21-000019.php)

著者: Calmenさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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