カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 全身 >
  4. 膠原病 >
  5. 全身性エリトマトーデスによるループ腎炎

気になる病気・症状

全身性エリトマトーデスによるループ腎炎

 

 

全身性エリトマトーデスとは、20~40代の女性に好発する膠原病の一つです。

腎臓の糸球体にも障害を起こすことがあります。

 

全身性エリトマトーデスはどうやって起こる?

抗核抗体をはじめとする様々な自己抗体と免疫複合体沈着によって全身多臓器に多彩な症状が出ます。細菌やウイルスなどの異物を攻撃して体を守ってくれる免疫細胞が、自らを攻撃してしまう自己免疫疾患の一つです。

何故このようなことが起こるのかはよく分かっていません。

 

全身性エリトマトーデスの症状

○全身症状

発熱、全身倦怠感、疲れやすい、食欲不振などがみられます。

 

○皮膚症状

蝶形紅斑という独特の形をした紅斑が顔面に出ます。脱毛や日光過敏、口内炎もできます。

 

○腎症状

ループス腎炎という糸球体腎炎が起こります。

 

○関節症状

ほとんどの患者に関節痛が見られます。

 

○臓器症状

その他にも肺や心臓、消化器や血管などの臓器にあらわれます。

 

治療

副腎皮質ステロイド免疫抑制剤の投与を行います。

増悪と寛解を繰り返しながら慢性的な経過をたどるので、副腎皮質ステロイド薬の長期服用の副作用が出ることがあるので注意が必要です。

ループス腎炎が進行して腎不全を起こした時には人工透析が行われます。塩分や水分制限も症状に応じて行われます。

 

まとめ

全身性エリトマトーデスは原因がはっきり分かっていないために、対症療法を中心とした治療になってしまいます。

多彩な症状が現れるので、一人一人が自分に合わせた対処法や日常生活での注意点に気をつけながら病気の進行を止めましょう。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/02/28-358365.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

膠原病に関する記事

難病・脂肪萎縮症の合併症の治療可能に!『レプチン補充療法』とは?

脂肪萎縮症とは先天性又は後天性の要因により、全身もしくは部分的に脂肪組織が萎縮...

神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)を知る

  神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)を知る   レックリング...


温ごはん⇒冷ごはんに変えるだけ??アレルギー/自己免疫疾患の炎症が抑制できる?!

近年、理化学研究所の研究で、腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の一種、『酪酸』を増加...

ヒトの便を移植し、腸内フローラを改善?新しい潰瘍性大腸炎の治療法とは

最近、テレビ番組「たけしの家庭の医学」や「ゲンキの時間」などで特集され話題と...

カラダノートひろば

膠原病の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る